年末年始にこそ考えたい。あなたの生産性を上げる休息法とは?

皆さんには決まった休息法がありますか?今日は、年末の休日にお勧めの1冊をご紹介したいと思います。

マインドフルネスと言う言葉が流行っていますが、最初は僕も少しいかがわしいというか、あまり実効性を感じていませんでした。

しかしこの1冊を読んで考え方は今は改めています。

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本書はマインドフルネスについて、ストーリー仕立てでどのような効果があるのかを説明しています。著者が医師ですので科学的な説明も含まれています。

 

「体の休息」と「脳の休息」は別であると考える

マインドフルネスの重要な点は、脳を休めることにフォーカスしていることです。生物学的には、脳は体全体の中でも非常に多くのエネルギーを消費しており、ぼーっとしていても、思考をぐるぐる巡らせていると、それだけでエネルギーを消費して疲れてしまいます。

脳を休めたければ、エネルギーの浪費家であるDMNを使いすぎないようにせねばならん。マインドフルネスに習熟すれば、その要である内側前頭前野と後帯状皮質の活動を抑えることができる。こうして瞑想は、雑念が脳のエネルギーを無駄遣いするのを防いでくれるというわけじゃ

DMNとは「デフォルト・モード・ネットワーク」のことで、脳の一部を指します。特に多くのエネルギーを消費する領域です。そこで、マインドフルネスによって思考を安定させることで、DMNのエネルギー消費を抑え、思考を鈍らせないようにするのです。

 

科学的なアプローチによる休息法

瞑想という手段だけを取り上げると、古くから仏教などでも存在しており、今更というか少し怪しげな雰囲気すらつきまといますが、今マインドフルネスとして注目されているのはそれらが科学的アプローチによって分析されて、効果が実証されつつあるということです。本書の中でも、様々な研究結果が紹介されています。

また、マインドフルネスが注目される理由には、現在の時代背景も関係していると思っています。今、日本では「長時間でも頑張って働く」という考え方から「働きすぎは良くない」という考え方に変化しており、労働やそれに伴う幸福感に対する価値観が見直されています。これは、物資として満たされる時代が過ぎ、精神的に満たされることが重要視されていることにもつながっていると思っています。

【書評】物欲なき世界

そのような中で、いかに効率的に生産性を上げるか、うつに代表されるような心の病を仕事や生活の中でどのように回避、改善していくかというメンタルの部分も非常にクローズアップされています。

人が抱えるメンタルに関する問題も、様々な実験や研究によって、科学的に解き明かされてきており、それがメンタルの問題をフォーカスする現代社会とマッチしてるんじゃないでしょうか。

 

とりあえず、この本を読んでマインドフルネスを少し試してみたくなりました。あまり構えることなく、ちょっとした時間に呼吸に集中するだけでも効果があると言っていますので、気楽に入った時間を見つけて試しています。

気のせいかなのかもしれませんが、そうやって呼吸に集中するような時間を積み重ねていくと、仕事における集中力もちょっとだけました感じがするので不思議です。

ぜひ自分の普段の休息方法について、改めて考え直す良いきっかけとなれば幸いです。

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このブログで最も売れた洋書10冊(2016年版)

今年このブログから売れた洋書を紹介したいと思います。多くは、以下2つの記事で紹介してる本が中心になっています。

英語多読したい方におすすめする初級者向け洋書10冊

英語多読したい方に伝記「Who Wasシリーズ」がおすすめ

それ以外でも、シャーロックホームズやヘミングウェイなど、古典で安く買える洋書がランクインしています。ぜひ英語で本を読みたい方は、チャレンジしてみてください。

Marvin Redpost #1: Kidnapped at Birth?

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Who Is Bill Gates? (Who Was…?)

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Who Was Helen Keller? (Who Was…?)

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Who Was Steve Jobs? (Who Was…?)

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White Death (Oxford Bookworms Library, Stage 1)

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Who Was Walt Disney? (Who Was…?)

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61 SHORT STORIES: ERNEST HEMINGWAY COLLECTION. (English Edition)

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Marvin Redpost #2: Why Pick on Me?

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Sherlock Holmes and Duke’s Son (Oxford Bookworms Library)

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Someday Angeline (Avon/Camelot Book)

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今年は個人的にはあまり英語の伸びを感じづらい1年でした。来年はもっと英語に触れて、アップしていきたいと思ってます。

Google Data Studioの活用:複数のデータを統合する

Googleが提供する無料BIツール「Google Data Studio」が公開されたので、その使い勝手を以下の記事で紹介しました。

無料BIツールをGoogleが提供。Google Data Studioがデータ分析を楽にする

Google Data Studioを使ってみるほど、便利さを実感します。実際にGoogleアナリティクスと連携してアクセス解析のレポートを作ってみましたが、これまでのレポート作成の時間を大きく削減してくれました。最初にレポートを作ってしまえば、あとは自動更新していくので、とても楽です。

Google Data Studioの力は、複数データを統合してこそ発揮される

Google Data Studioの特徴は、複数のデータソースを統合して一つのレポートに表示できる点です。データソースは、Googleアナリティクスの他に、AdWordsやGoogleスプレッドシートなどが用意されています。

これを活用すれば、いろんなレポートを効率的に作成できるようになります。ひとつのデータソースだけでなく、複数のデータが自動で最新化され、表示されてこそ、BIツールの本領発揮です。

今回は、具体的に複数のデータソースを統合した活用事例をご紹介します。

AMPのGoogleアナリティクスプロパティ

Googleは最近モバイルでの高速表示を実現するAMPの普及に力を入れています。

モバイルユーザー向けに快適にページを表示するAMPとは?

一方で、GoogleAMP用のアナリティクスは別プロパティにすることを推奨していますので、プロパティを分けてしまうと、Googleアナリティクスで両方見るにはプロパティを切り替えなければいけません。ウェブサイト全体でどれぐらいのアクセス数になっているのか、プロパティを切り替えて、足し算しないと確認できないんですね。

そんな時はGoogle Data Studioで両方の数字を同時に表示してしまいましょう。データ元として、通常のWebサイト用のプロパティと、AMP用のプロパティの両方を登録するだけでOKです。

Google Search Consoleの検索アナリティクス(Googleスプレッドシートを経由して)

GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを統合すれば、Googleアナリティクスからも検索アナリティクスを確認することができます。しかし、それらのデータを加工したりグラフで表示するためには、Google Search Consoleから検索アナリティクスのデータを一度エクスポートして、加工する手間が必要なります。

であれば、GoogleサーチコンソールからGoogleドキュメントへ直接エクスポートしてしまいましょう。そうすれば、Google Data StudioはGoogleドキュメントからのデータ読み込みに対応していますので、自動的にそのデータを読みグラフに変換することも可能になります。

統計APIからマクロ指標を表示する

どの企業においても、マクロトレンドは正しく把握しておく方が経営判断がしやすくなります。それはウェブサイトへの影響を分析する上でも重要になるでしょう。

統計局が公開している統計APIを使うと、マクロ指標をGoogleスプレッドシートに落とし込むことができるようになります。

政府統計の総合窓口(e-Stat)−API機能 | 政府統計の総合窓口(e-Stat)で提供している統計データ等を機械判読可能な形式で取得できるAPI機能を提供します

それをGoogleデータスタジオに読み込ませれば、マクロ指標を表した数字やグラフが自動的に更新されるようになります。

以上にご紹介した活用方法以外にも、Googleスプレッドシートを使えば、いろんなデータを読み込ませて、一つのレポートで管理することができるようになります。

Google Data Studioは使えば使うほど、便利になります。これが無料で公開されて使えるというのは、本当に驚きです。

レポート作成やデータ分析の時間を効率化させるために、ぜひご活用ください!

今年買ってよかったもの(2016年版)

2016年ももうすぐ終わり。今年買ってよかったものを書いておきます。

 

ガジェット系

iPhone7

ありきたりかもしれませんが、まずはiPhone7を。当然ながら、Apple Payが便利ですね。Androidのおサイフケータイってこんな便利だったんだ!という発見でした。コンビニでの決済と、電車に乗る時がストレスフリーになりました。

iPhone7に手帳型レザーケースを導入して財布を持たないで済むようにする

ちなみに、iPhone7用に買ったレザーケースも良いですよ。

RAKUNI

iPhoneケースを改めて考えるきっかけを作ってくれたのがこのRAKUNIです。

iPhoneのスマートフォンはどんどん便利にいろんな機能拡張しており、財布の機能も取り込んできています。RAKUNIのデザインは素敵ですし、カードケースをiPhoneにつけることで、普段の買い物がこれほど楽になることに驚きでした。あと、手帳型の毎回開かなければいけない煩わしさを回避したデザインも秀逸です。

iPhoneケース「RAKUNI」を買ったら、財布がいらなくなった

念ながら、iPhone 7への買い替えによってこのケースの利用を断念してしまいましたが・・・。

 

TIMBUK2

プライベートでカバンを持つことがなかったのですが、スマホやカメラなどちょっとした荷物がどんどん増えていき、ポケットがいっぱいなってきたので、ついに鞄を買いました。

メッセンジャーバックとしてアメリカで発祥したこのカバンは、こだわり抜いて作られただけあり非常に使いやすいです。値段も手頃です。

 

ヘッドホン

イヤホン派だったのですが、使っていたイヤホンが壊れたことをきっかけに、ヘッドホンを試してみました。あまり詳しくないので、安くてコスパが良さげなものを探して、これを買いました。

つけ心地が良いですし、音質も特に不満がありません。イヤホンより没入できる感じがあって、集中したいときはヘッドホンをするようになりました。

 

カメラ系

望遠レンズ

カメラ熱が復活してきたので、撮影の幅を広げるためにミラーレス用の望遠レンズを買いました。

これだと、カバーできる撮影距離が広いので、あらゆる撮影シーンに対応できます。レンズごとに特徴もありますし、この望遠レンズはパンケーキレンズよりは厚くなりますが、一本持っておくとなんでも対応できます。この望遠レンズを買ってからは、ほとんどで付けていますね。

 

ハンドストラップ

望遠レンズを買ったこともそうですが、TIMBUK2で出かけることが増えたので、ネックストラップからハンドストラップに変えました。色々デザインなどで悩み、最終的にAcruにしています。

カシェ・バナーヌ ハンドストラップ | 寫眞道具,ハンドストラップ | Acru

 

生活系

ヨーグルティア

ヨーグルトを習慣的に食べるようになったのですが、その時に見つけたのがこのヨーグルティアです。

簡単に言えば、市販のヨーグルトを何倍にもできることです。やり方も簡単ですし、温度調整ができるので失敗しづらいです。ヨーグルトをたくさん食べたい人にオススメ。

 

曲げわっぱ

弁当をおいしく食べるには、弁当箱にもこだわる必要があります。ちゃんと高いものを使うと、ご飯が美味しくなる。また見栄えも良い感じです。

 

 

コーヒーミル

去年sirocaのコーヒーメーカーを買ったのですが、それによって家で飲むコーヒーにすっかりはまってしまいました。夏にアイスコーヒーを飲みたくなったので、コーヒーミルを買いました。

もともと水出しコーヒー用のポットを持っていたので、このコーヒーで美味しく夏を乗り切ることができました。

 

Ankerのロボット掃除機

以前買ったロボット掃除機が調子悪くなってきたので、Amazonのタイムセールだったこともあり、Ankerのロボット掃除機を買いました。

バッテリーはさすがAnkerという感じで、長時間保ちます。タイマー機能と自動でステーションに帰る機能が良いですね。

【買ってよかった】Ankerの2万円代で買えるロボット掃除機

 

 

ということで、今年も色々自分の生産性や生活を変えるものを買いました。良いお買い物ライフを!

このブログで最も売れたビジネス書10冊(2016年版)

2016年ももうわずか。今年このブログで売れた本をご紹介したいと思います。年末年始に改めて経営学を学ぶための参考にどうぞ。

 

第1位 この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

第1位はこの本ですね。ミクロ経済学の入門として、基本的な考え方を漫画を交えてわかりやすく解説したこの本が、今年の第1位でした。経済学というのはなかなかわかりづらく、一方で自分たちの生活やビジネスに関連をしていることも多いので、興味関心の対象になりやすいのでしょう。

 

第2位 この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講

第2位は前述と同じシリーズのマクロ経済学編です。テレビでよく語られるのはマクロ経済学の観点が多いですね。ミクロ経済学に比べてマクロ経済学の方が捉えづらいと言う特徴がありますが、この本読めば全体像が理解できるでしょう。このシリーズ2冊は、経済学を掴む上で本当におすすめです。

 

第3位 ドラッカーが教える 実践マーケティング戦略

第3位がドラッカー先生でした。この本のシリーズはドラッカーの公園や長所を再編集しマーケティングのエッセンスを抽出したものです。非常に簡潔で分かりやすいないようになっています。マーケティングと言う概念自体を捉えづらいと思います。

 

第4位 決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法

この本も昔から売れている財務諸表の読み方の本ですね。確かに非常に理解できるというのは本のタイトルは館ではありません。

 

第5位 経営戦略全史

戦略と言う広い概念を、歴史的な経緯から体系的に整理したのがこの一冊です。とても分厚いのですが、わかりやすく時系列に整理されており、いろいろなタイプの戦略フレームワークを知っている人も、頭の整理も兼ねて楽しく読めます。同じシリーズである「ビジネスモデル全史」や、経営戦略全史の漫画版などのブログから売れています。

 

第6位 ビジネス・インサイト―創造の知とは何か

この本はどちらかと言うと、メジャーではない方だと思うのですが、ブログで紹介してコンスタントに売れ続けています。フレームワークなどの知識だけではなく、経営に求められる「洞察」や「感性」をどう捉えるべきか、どうやったら身につけられるかを考察しています。

 

第7位 財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方

第4位で紹介した財務諸表一体理解法の続編です。理解法のほうは財務3票をどう可視化する日に主眼が置かれていましたが、こちらはそれをより深く分析するために書かれたものです。

 

第8位 ITビジネスの原理

移り変わりが早いと言われるIT業界ではありますが、だんだん年数も重ねてきて、ビジネスモデルがたくさん登場してきました。著者によってそのパターンがうまく整理分析されているのが本書です。IT業界に興味関心がある方がお勧めです。

 

第9位 ITプロフェッショナルは社会価値イノベーションを巻き起こせ

これが売れているのは結構意外でした。大手SIerがこのままのビジネスいいんだろうかと言う問題意識から、社会価値という観点でITをどう使っていくかが語られている一冊です。

 

第10位 ビール15年戦争―すべてはドライから始まった

実話から学ぶマーケティング、という意味ではこの本は素晴らしい事例と言えるでしょう。ビール業界がこれほど熾烈な争いと、マーケティングを考えるけどモデルケースになるほど奥深いものだとは、この本を読むまで知りませんでした。

 

以上10冊が今年このブログから売れたビジネス本たちです。どちらかと言うと時代のトレンドと言うよりは、財務やマーケティングなどを学びたい人たちが、ご紹介した本を手に取っていただいたということでしょう。

引き続き、経営を学べる本をこのブログではご紹介していきたいと思っています。来年もよろしくお願いします。

今年読んで、自分の考え方を変えてくれた本(2016年版)

もうあっという間に年末ですね。今年読んだ本の中で、自分の考え方を大きく変えてくれた本を取り上げたいと思います。

 

物欲なき世界

「最近の若者には物欲がない」と言われたり、シェアハウスやAirBnB、Uberなどシェアリングエコノミーが台頭してきました。この「物欲なき世界」、現在の消費行動がどのように変化しているのかをとらえる意味では、とてもおすすめです。物欲がなくなっている我々の消費行動が、経済や社会にどういう影響を及ぼしていくのか、考えるきっかけになるでしょう。

【書評】物欲なき世界

 

<インターネット>の次にくるもの

こういう未来志向型の本をたくさん読んだ気がしますが、先のトレンドを捉えると言う意味ではこの本はわかりやすく、はっきりとイメージさせてくれる1冊でした。ICT技術が発展し、めまぐるしく状況が変化しています。その中で、どういう方向に進んでいくのかを理解する上で非常に良いです。

【書評】〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

 

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

近年のユニバーサルスタジオジャパンの躍進は皆知るところですが、その裏側でどういうデータに基づいたマーケティングが行われていたのか、その内情と理論を知ることができます。マーケティングをこのように数学的アプローチで説明された本は、これまで読んだことがありませんでした。USJという明確な結果を残しているアプローチであり、それがしっかりとした数学的論理に裏打ちされている、と分かれば、読むしかないですよね。

【書評】確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

 

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

仕事で成果を出せる人とそうでない人の違いは何か、という長年の自分の疑問を変えてくれた点で本書は目から鱗でした。成功を決めるのは、才能や性格ではなく、「やり抜く力」だというのです。これを読めば、自分の普段の振る舞いや、チームでの人材育成等にも活かせるでしょう。

才能や学歴ではない。仕事で結果を残せる人は、何が違うのか

 

ほったらかし投資術

日本人は金融リテラシーが低いと言われていますが、それは自分もそうであると自覚しています。しかし少しずつにリテラシーを身につけようと思い、この本を読みました。そもそものきっかけは、LINE田端氏のTwitterでしたけど。

 

現実的に投資というのは、ニュースを読んだり企業の財務分析をするなど、非常に肉体的にも精神的にもエネルギーが必要ですが、あまり負担にならず、投資を続けられるための考え方を教えてくれる本です。

 

 

こう見るとあまり本を読んでない気がしますね。来年はもっと色々読みたいと思います。

年末年始の読書にぜひどうぞ。

才能や学歴ではない。仕事で結果を残せる人は、何が違うのか

社会人になって、ビジネスで活躍できる人とそうでない人がいて、それは決して学歴が高い・低いだけでは決まらないということに気づきました。

その違いはどう生まれるのか、ずっと疑問に思っていましたが、明確に言語化することができませんでした。しかし、この本を読んで長年の疑問を晴らすことができたのです!


この本は、仕事やスポーツなどで結果を残せる人というのは、どのような特性を持っているのかを様々な研究から明らかにしたものです。

大きな成果を残せる人は「やり抜くことができる人」

本のタイトルになっている通り、大きな成果を残せる人が共通して持っている特性は何かと調査していき、それが「やり抜く力」であると特定します。

マシューズが驚いたのは、困難に対処する力は才能とはほとんど関係ないということだった。訓練の途中で辞めていった者たちは、才能がなくて辞めたわけではない。それよりも重要なのは、マシューズの言葉を借りれば、「絶対にあきらめない」という態度だった。

結果を残せる人というのは、もともと才能があるということよりも、粘り強くあきらめず取り組める態度が重要だということです。

また、個人的に発見だったのが、多くの人が「天才」や「才能」というものを重視している事実を示していることですね。

参加者にとって明らかな唯一の相違点は、2名のピアニストの紹介のしかたにあった。ひとりは「才能豊かで、幼少時から天賦の才を示した」とあるいっぽう、もうひとりは「努力家で、幼少時から熱心に練習し、粘り強さを示した」とあった。 するとこの実験では、先ほど紹介したアンケート調査の結果(才能よりも努力が重要)とは矛盾する結果が出た。音楽家らは、「天賦の才」に恵まれたピアニストのほうが、プロの演奏家として成功する確率が高いと評価したのだ。

自分が敵わない、想像できない領域にいる人を、その距離を表現するために「あの人は天才だ」とか「才能があるんだ」と言ってしまう訳ですね。しかし、成果を残す人は多くの努力をしており、その積み重ねによって高いレベルへ到達しているのであり、「才能」と一言で片付けられるものではないのです。

逆に言えば、努力の積み重ねによって、誰でも大きな業績を生み出せる可能性を秘めている、とも言えます。

どうやったら「やり抜く力」を伸ばすことができるか?

「やり抜く力」を伸ばすための方法が、この本には書かれています。詳しくはぜひ読んでいただきたいのですが、これは何歳になっても、どのような状況であっても、活かせる内容になっています。

驚いたのは、これまで自己啓発などでよく登場する言葉が、何度も登場してきたことです。目標を持つこと、ポジティブ思考になること、良いメンターを得ること。これらは内容としては新しくないかもしれません。しかし、それが「やり抜く力」を形成する上で、「なぜ重要なのか」を具体的に説明されていて、その意味を腹に落ちた形で理解することができます。

最後のあたりは、子供の教育にも触れられています。どうやったら、自分の子供に「やり抜く力」を身につけてもらえるか。これは若手育成など、どの年代でも教育という視点で考えて見ると、発見があるんじゃないでしょうか。

こういう研究によって、人の特性が解明されるというのは、非常に刺激的です。今回この本を読んで、いろんな刺激を受け、自分の行動を変えないといけないな、と認識することができました。

ちなみに、TEDで著者によるスピーチを見ることができますよ。



というわけで、人の能力のどこに注目するべきか、どうやったら結果を残せる人になれるのかに興味がある方には、非常にオススメです。

最後に。この言葉が一番、心をどきっとさせられました。

もしあなたが自分の子どもの「やり抜く力」を引き出したいなら、まず、「自分が人生の目標に対してどれくらいの情熱と粘り強さをもって取り組んでいるか」、つぎに、「子どもが自分を手本にしたくなるような育て方をしていると思うか」、考えてみよう。

今日はこのへんで。


これからの超高齢化社会で中小企業が直面する経営課題とは?

これからの日本は、より一層人口の高齢化が進み、「超高齢化社会」に突入しています。改めて定義を確認しておくと、65歳以上の人口が21%を超えると「超高齢化社会」となります。

総人口に対して65歳以上の高齢者人口が占める割合を高齢化率という。世界保健機構(WHO)や国連の定義によると、高齢化率が7%を超えた社会を「高齢化社会」、14%を超えた社会を「高齢社会」、21%を超えた社会を「超高齢社会」という。日本は1970年に高齢化社会になり、1994年に高齢社会になった。2007年には21.5%となり、超高齢社会に入った。

超高齢社会 – gooヘルスケア

高齢化は今後も進んでいき、全体的な人口減少と相まって、メインな労働力である生産年齢人口が大きく減少していくことになります。

日本の人口動態

 

超高齢化社会における中小企業の経営課題は?

そんな人口動態になる日本社会で、中小企業の経営課題として何がフォーカスされるのでしょうか。それを、中小企業経営者に対してアンケート調査した結果がありました。今回この記事を書こうと思ったのは、この調査結果を見つけたからです。

「中小企業の経営者が考える経営状況予測・意識調査」を実施

生命保険会社がインターネットによって調査した結果なので、その点は考慮して結果を解釈する必要があるでしょう。とはいえ、非常に興味深い内容になっていました。

詳しくは、PDFで公開されているのでぜひ読んでいただきたいのですが、アンケート結果では従業員の高齢化が最も懸念に上がっていました。てっきり人口減少によってビジネスのパイが減っていく事の方が懸念が大きいのかなと想像していましたが、どうやら違うようです。

高齢化によって、従業員の技術継承や組織のリフレッシュが進まない現状があるということです。裏を返せば、うまく人の採用ができないのではないかということです。

 

人材の確保が困難になっている中小企業

そこで、中小企業の採用状況を確認してみましょう。平成27年度の中小企業白書に、中小企業や小規模事業者の採用状況を示す統計がいくつかありました。

2 中小企業・小規模事業者を取り巻く人材の動向

その中でわかりやすいのは、「従業員過不足DI」です。従業員が「過剰」と答えた人の数と「不足」と答えた人の差を示した値になります。

従業員過不足DI

これを見ると、2009年からどんどん人不足の傾向が進んでおり、今でも続いています。特に、建設業とサービス業が顕著になっていますね。

 

そして、企業規模で見た統計として「高校卒業者の充足率」という統計があります。

高校卒業者充足率

企業規模が小さいほど、高卒者を獲得できていないのがわかります。従業員規模が29人以下の場合、充足率は4割を下回っています。

つまり、全体の傾向として人材獲得が難しくなっており、さらに企業規模が小さいほど人材が不足しているということです。

 

中小企業の採用手段

人材確保が厳しい状況であることはわかりましたが、実際に中小企業がどのような採用活動を行なっているのかを見てみたいと思います。同じく、中小企業白書にその実態を調査した結果がありました。

第2節 中小企業・小規模事業者の人材確保・定着

興味深いのは、採用に成功する企業とそうでない企業の特徴を分析した結果です。調査結果から分析した箇所を引用すると、

「人材が確保できている企業」と「人材が確保できていない企業」の違いとして、一般に言われている労働条件や賃金に加えて、企業としての採用力ともいうべき、人材確保の手段・ノウハウにおいて強みを持っていることが考えられる。中小企業、特に、小規模事業者においては定期的に人材採用を行うとは限らないため、どのような手段を用いてどのような人材を確保すればよいのかといった採用の基本的なノウハウの蓄積が十分ではない可能性が高いと考えられ、人材確保に課題を抱える企業では、まずは基本的な採用のノウハウを身に付けることが求められていると言える。

第2節 中小企業・小規模事業者の人材確保・定着

というように、定期的に採用活動を行うわけではないので、ノウハウが蓄積されづらいことも影響しているのだと思います。逆にいえば、ノウハウを蓄積できれば差別化の要因になるともいえます。

 

また、採用手段ごとの実績も調査結果がありました。

中小企業の採用手段

未だにハローワークや知人・友人の紹介が多くを占めており、あまり採用手段が変わっていないのがわかります。自社ウェブサイトでの採用はあまり効果的でない、という調査結果にもなっていますね。

 

一方で、情報発信の観点で以下のように分析されています。

このように、企業の規模によって就業時における情報の明確性が大きく異なることが分かり、中小企業、特に、小規模事業者において企業の就労条件や仕事内容が不明確で、就職希望者が求める情報提示が必ずしも十分とは受け止められていない。こうした採用に関する情報発信の実態に鑑みると、就職を希望する者が入社を決断する上での判断基準となる情報が不足することが、中小企業・小規模事業者の人材確保におけるマイナス要因となっている可能性がある。さらに、就職時に十分な情報がないことで、就職後に就労条件や仕事内容に関するミスマッチが生じ、人材の定着率の低下にも寄与している可能性が高い。

第2節 中小企業・小規模事業者の人材確保・定着

 

これを読むと、単純に手段の問題ではなく、情報発信を十分にできていないのが問題とも言えるのではないでしょうか。いろんな場面で、企業のウェブサイトを見て情報収集する人は多くなっており、企業のウェブサイトに正しい情報を掲載していくことは重要になっています。

就職活動調査から見る、中小企業の採用ページに書かなければいけないこと

 

まとめ

  • 中小企業の経営課題は人材の確保と育成
  • 確保に関しては小さい企業ほど十分に人材を確保できていない
  • 情報発信を十分にできていないのが原因ではないか

ということで、中小企業の経営課題は人材になっています。新しい採用手段として、ウェブサイトでの情報発信はますます重要になってくると再認識しました。

【書評】〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

未来を少し予測するものと言うのは、とても刺激的で面白いものです。

インターネットは劇的にいろんな人々の生活を変えていますが、これから新しく変わっていくもの、変わっていく形というものを描いたのがこの「<インターネット>の次に来るもの」です。

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副題にある通り、12の切り口からこれからの未来を描いています。これからのビジネスや生活のあり方が具体的に描かれていて、ほんとかなと思う部分もありながら、過去10年位の変化を見るとそういう未来が訪れてもおかしくないなと改めて認識します。

 

今後も絶え間なく変化していく未来

例えば12の変化の最初に描かれているのが、「BECOMING」です。これは常に変化が今後も絶え間なく変わっていくことを指しています。

未来のテクノロジー生活は、終わることのないアップグレードの連続となる。そしてその頻度はどんどん高まっていく。性能は変化し、デフォルトというものはなくなり、メニューが姿を変えていく。いつもは使わないソフトを開いてある機能を使おうとしたら、メニューそのものがすべて消えていたということも起こるだろう。

確かに製品やサービスの開発速度、あるいはアップデートの速度はどんどん早くなっています。メジャーなところで見れば、Windows OSは1つのメジャーバージョンが使われる期間はどんどん短くなってきており、ついにWindows 10ではバージョンの考え方が大きく変わってしまいました。もはやメジャーバージョンを固定して使い続けると言う考え方を取りづらくなっています。

WindowsやMacなどOSのバージョンアップサイクルが早くなっている

このような結果を見ると、製品やサービスに対する考え方も改めなければいけません。自分が今使っている製品やサービスも、今後どんどん変化していくのです。その変化を受け入れなければいけません。例えば、スマートウォッチなどソフトウェアと組み合わさった製品は変化のスピードが早く、あっという間に陳腐化してしまいます。そのため、せっかく高級なものを買ったとしても、翌年には搭載されている技術やソフトウェア自体が古くなってしまう可能性があるのです。

その場合、製品価格を安くしたり、ハードウェアとソフトウェアの依存性を切り離して、ソフトウェアアップデートで対応できるようにしておくなどの考え方が必要になってきます。

 

「所有」ではなく「利用」に突き進む

このブログでも時々書いてきましたが、年々物欲がなくなってきており、サービスを利用する形態にシフトしてきています。例えば、もう少し具体的に世の中で起こっている事象が知りたければ「物欲なき世界」を読むと良いでしょう。

【書評】物欲なき世界

 

特に所有からサービスへの転換によって変わるのは、サービス提供者と顧客との関係です。

「所有権の購入」から「アクセス権の定額利用」への転換は、これまでのやり方をひっくり返す。所有することは手軽で気紛れだ。もし何かもっと良いものが出てきたら買い換えればいい。一方でサブスクリプションでは、アップデートや問題解決やバージョン管理といった終わりのない流れに沿って、作り手と消費者の間で常にインタラクションし続けなければならなくなる。それは1回限りの出来事ではなく、継続的な関係になる。あるサービスにアクセスすることは、その顧客にとって物を買ったとき以上に深く関わりを持つことになる。乗り換えをするのが難しく(携帯電話のキャリアやケーブルサービスを考えてみよう)、往々にしてそのサービスからそのまま離れられなくなる。

 

このような「継続的な関係」を構築していくことが、非常に重要になってくるのです。アマゾンがAmazon Primeを推し進めているのは、継続的にアマゾンにお金を落とすユーザーを囲い込むためです。

Amazonプライムの凄さを説明します

これからもこのような「サービス化」の流れは止まらないでしょう。

 

それ以外も、シェアリングエコノミーの位置付けや、台頭するロボットと人間との関係、コミュニケーションのあり方など、様々な示唆がたんまり書いてあります。

最後に。個人的には、このメッセージが好きでした。

2050年の年寄りたちはあなたにこう語りかけるだろう。2016年当時にもしイノベーターでいられたなら、どんなにすごかったか想像できるかね、と。そこは広く開かれたフロンティアだったんだ! どんな分野のものも自由に選んで、ちょっとAI機能を付けて、クラウドに置いておくだけでよかったんだよ! 当時の装置のほとんどには、センサーがいまのように何百じゃなくて、一つか二つしか入っていなかった。期待値や障壁は低かった。一番になるのは簡単だった。そして彼らは「当時は何もかもが可能だった。そのことに気づいてさえいれば!」と嘆くのだ。  つまりこういうことだ。いまここですぐに、2016年から始めるのがベストだということだ。歴史上、何かを発明するのにこんなに良いときはない。いままでこれほどのチャンスや、いろいろな始まりや、低い障壁や、リスクと利得の格差や、収益の高さや成長が見込めるタイミングはなかった。いまこの瞬間に始めるべきだ。いまこそが、未来の人々が振り返って、「あの頃に生きて戻れれば!」と言うときなのだ。

 

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未来を知るためには、これらの本も参考になります。

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無料BIツールをGoogleが提供。Google Data Studioがデータ分析を楽にする

Googleが、様々なデータを1つのダッシュボードで可視化・分析できる無料ツール「Google Data Studio」を公開しました。

こんな感じのレポートを、簡単に作成することができます。

マイクロソフトも無料のBIツールである「Power BI」を公開していますが、各社この辺りのデータ分析ツールに注力してきているのが分かります。

MSの無料データ分析ツール「Power BI」でGoogleアナリティクスを分析する

実際にGoogle Data Studioを触ってみると、簡単にダッシュボードを作れるのが分かります。操作はパワーポイントやGoogle Slideと同じ感覚です。

 

Google Data Studioで何ができるのか

Google Data Studioでは以下のことができます。

 

データの統合

複数のデータソースを一つのダッシュボードに統合することができます。統合可能なデータソースは、Google AnalyticsやAdwordsなどのGoogleサービスも当然ながらありますし、BigQueryやMySQL、Googleスプレッドシートなど汎用的に使えるデータソースも用意されています。

これらを組み合わせてグラフや表を一括で表示できるので、複数のデータ元のデータを一括で確認したり、複合的なデータ分析をすることができます

 

データの可視化

データソースを指定したら、数値やグラフ、表をレポートにプロットしていきます。様々な表現するが用意されているので、おおよその表現は簡単に実現できるでしょう。

以下は、Google Data Studioで用意されている、Googleアナリティクスのサンプルデータを用いて、ダッシュボードを作成してみた例です。

各オブジェクトを好きなところに配置できますし、グラフのオプションも細かく設定することが可能です。また、「期間」オブジェクトを配置すると、同じページにあるオブジェクトの日付が統一的に反映されるようになるので、便利です。

このように、パワーポイントみたいにダッシュボードを作り込んでいくことができます。

 

データの共有

作成したダッシュボードは、いろんな人と共有することができます。右上の「共有」ボタンを押すと、以下のような画面が表示されます。

宛先を指定してメールを送ったり、共有リンクを取得することができます。このあたりは、Google Analyticsのマイレポート機能と同じですね。

 

データの保存はちょっと不便

作成したレポートは、Google Data Studioのレポート一覧から見ることもできますし、Googleドライブにも保存されます。ただし、ダウンロードして保存するということはできません。

そういう使い方を想定していない、といえばそこまでなんでしょうが、作成したダッシュボードをPDFなどに保存したい場合、うまくできません。

もしやるとすれば、Google Chromeの「印刷」から「PDFで保存」を使いましょう。これで保存を行うと、1枚だけPDF化することができます。複数枚のレポートを作成した場合は、1枚ずつ作成されたPDFを統合する必要があります。

詳しくは、以下のページをどうぞ。

How to Export Google Data Studio Dashboards To PDF | Data Runs Deep

 

以上です。MSのPower BIを触った時も思いましたが、こんなに便利で使いやすいツールが無償で提供されるというのは、ユーザーからすれば非常にありがたいし便利だな、と驚きました

Webアクセス解析で活用しようと思うと、Googleアナリティクスのマイレポート機能を使うほうが手軽だと思います。しかし、複数のデータを複合的に取り扱うのであれば、Google Data Studioの方が向いているでしょう。

 

説明動画も公開されているので、興味がある方はぜひどうぞ!


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