このブログで最も売れたビジネス書10冊(2016年版)

2016年ももうわずか。今年このブログで売れた本をご紹介したいと思います。年末年始に改めて経営学を学ぶための参考にどうぞ。

 

第1位 この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

第1位はこの本ですね。ミクロ経済学の入門として、基本的な考え方を漫画を交えてわかりやすく解説したこの本が、今年の第1位でした。経済学というのはなかなかわかりづらく、一方で自分たちの生活やビジネスに関連をしていることも多いので、興味関心の対象になりやすいのでしょう。

 

第2位 この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講

第2位は前述と同じシリーズのマクロ経済学編です。テレビでよく語られるのはマクロ経済学の観点が多いですね。ミクロ経済学に比べてマクロ経済学の方が捉えづらいと言う特徴がありますが、この本読めば全体像が理解できるでしょう。このシリーズ2冊は、経済学を掴む上で本当におすすめです。

 

第3位 ドラッカーが教える 実践マーケティング戦略

第3位がドラッカー先生でした。この本のシリーズはドラッカーの公園や長所を再編集しマーケティングのエッセンスを抽出したものです。非常に簡潔で分かりやすいないようになっています。マーケティングと言う概念自体を捉えづらいと思います。

 

第4位 決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法

この本も昔から売れている財務諸表の読み方の本ですね。確かに非常に理解できるというのは本のタイトルは館ではありません。

 

第5位 経営戦略全史

戦略と言う広い概念を、歴史的な経緯から体系的に整理したのがこの一冊です。とても分厚いのですが、わかりやすく時系列に整理されており、いろいろなタイプの戦略フレームワークを知っている人も、頭の整理も兼ねて楽しく読めます。同じシリーズである「ビジネスモデル全史」や、経営戦略全史の漫画版などのブログから売れています。

 

第6位 ビジネス・インサイト―創造の知とは何か

この本はどちらかと言うと、メジャーではない方だと思うのですが、ブログで紹介してコンスタントに売れ続けています。フレームワークなどの知識だけではなく、経営に求められる「洞察」や「感性」をどう捉えるべきか、どうやったら身につけられるかを考察しています。

 

第7位 財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方

第4位で紹介した財務諸表一体理解法の続編です。理解法のほうは財務3票をどう可視化する日に主眼が置かれていましたが、こちらはそれをより深く分析するために書かれたものです。

 

第8位 ITビジネスの原理

移り変わりが早いと言われるIT業界ではありますが、だんだん年数も重ねてきて、ビジネスモデルがたくさん登場してきました。著者によってそのパターンがうまく整理分析されているのが本書です。IT業界に興味関心がある方がお勧めです。

 

第9位 ITプロフェッショナルは社会価値イノベーションを巻き起こせ

これが売れているのは結構意外でした。大手SIerがこのままのビジネスいいんだろうかと言う問題意識から、社会価値という観点でITをどう使っていくかが語られている一冊です。

 

第10位 ビール15年戦争―すべてはドライから始まった

実話から学ぶマーケティング、という意味ではこの本は素晴らしい事例と言えるでしょう。ビール業界がこれほど熾烈な争いと、マーケティングを考えるけどモデルケースになるほど奥深いものだとは、この本を読むまで知りませんでした。

 

以上10冊が今年このブログから売れたビジネス本たちです。どちらかと言うと時代のトレンドと言うよりは、財務やマーケティングなどを学びたい人たちが、ご紹介した本を手に取っていただいたということでしょう。

引き続き、経営を学べる本をこのブログではご紹介していきたいと思っています。来年もよろしくお願いします。