モバイルWi-Fiルーターは自宅用でも十分実用的なレベル

自宅用としてモバイルのWi-Fiルーターを導入しました。どんどん普及しているようですが、モバイルのWi-Fiルーターを導入することで、いろいろ価格が安くなるなーと実感しました。

 

「TryWiMAX」で自宅の電波環境を確認する

モバイルWi-Fiルーターといえば、WiMAXです。いろいろ調べてみると、無線なのでやはり電波状況によっては使いづらいという意見もネット上ではありました。

WiMAXを契約しても、自宅で電波が入らなければ涙目です。そういうリスクを回避するため、まずは「TryWiMAX」で無料体験しました。

Try WiMAXレンタル|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
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簡単にいえば、15日間無料でWiMAX端末を試すことができるサービスです。素晴らしい。これで自宅の電波状況が問題ないことを確認できたので、予定通り端末を返却しました。

 

端末を選ぶときの条件

TryWiMAXで申し込んだのと同じ端末として、「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14」を選びました。

いくつか価格なども含めて調べたのですが、決め手としては次のような感じです。

 

WiMAXは新規格が拡大している。最新にすべき。

WiMAXの新しい規格として「WiMAX2+」が、対象エリアを拡大してきています。

記者の眼 – エリア広がるWiMAX 2+、超高速なれど速度規制ルールも“超複雑”:ITpro

まだまだ進歩する業界なので、最新機種にしておくのがリスクヘッジかと思います。2年契約になることを考えると、契約時点で少し古い機種にしてしまうと、こういう新技術の恩恵を受けることが難しくなります。

 

auスマートフォンを使っていれば月額割引受けられます

auでスマートフォンを契約している人は、「auスマートバリューmine」というセット割を受けることができます。通常は、モバイルルーターを2年契約の場合は月額734円、4年契約の場合は934円割引になるようですが、今は2年契約でも月額934円割引になります。

スマートフォンとルーターのセットでご検討の方 | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au

ちなみに、auスマートバリューmineの登録方法がよくわからなかったのですが、まずは契約したプロバイダーで、auスマートバリューmine適用の申し込みを行う必要があります。その後、auショップかコールセンターでプラン変更に申し込みましょう。

プラン変更には、モバイルルーターの番号が必要です。以下の方法で確認することができます。

ルーター電話番号の確認方法 | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au

 

それ以外にも、「今ならタブレットを無料で」とか様々な割引きプランがありました。が、結局は上記の条件を満たす「とくとくBB」で契約です。

というわけで、今は自宅でも出先でもモバイルルーター生活です。光通信などに比べれば速度は劣りますが、特に生活上問題あるレベルではないな、という感じです。出先でも快適にネットができますし、これで節約にもなれば、モバイルルーターという選択は本当アリだと思います。

Dropbox以外の大容量クラウドストレージをどう使うか(Boxの使い方)

Box | Secure content-sharing that users and IT love and adopt
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昔、iPhoneのアプリ登録キャンペーンで50GBを取得したまま眠っていたBox。というのも、Dropboxが十分に機能しており、あまりBoxの利用価値がわからないな、と思っていました。

ところが、最近その環境も見直して、活用することにしました。そのきっかけはiPad Airの購入です。

iPad Airを買ったら、新しい生活がやってきた | Synapse Diary

 

フロー型のDropboxと、ストック型のBox

Dropboxは、PCやMacに突っ込んだファイルを編集したり参照することが多く、頻繁に内容が変わります。言うなれば「フロー型」の使い方をしています。一方で、Boxは「ストック型」。ゆっくり読むためのPDFファイルや論文などを保管する静的なストレージとして使うことにしました。

これで、iPad AirからBoxアプリへアクセスすると、いろんな資料を読むことができる快適な環境ができました。BoxからPDFファイルを開くと、プレビューできれいに読むことができます。開いた記事はiPadにキャッシュされることになるので、容量が気になる人は時々クリアした方がいいかもしれません。

 

ファイルのアップロードは「Box Sync」で

Boxは、その気になればDropboxみたいな使い方ができます。Macの特定のフォルダに配置すると、自動でBox上と同期することができるからです。

Box Sync for Mac

大容量をアップロードするのは手間なので、こういう同期ツールがちゃんと整備されているというのは、サービスを利用する側としてありがたいですね。使い勝手としても、インストールしたら作られる「Box Sync」フォルダにファイルを置くだけなので簡単です。

参考:
BoxのデータをDropboxのようにMacやWindows と同期させる

 

Google Driveが値下げしたりして、クラウドストレージは競争が激しくなっています。2012年とちょっと古いデータですが、クラウドストレージのシェアはDropboxがトップで、Boxなんかはとてもシェアは低い方です。が、いろいろ使い分けて有効に利用できていければいいな、と思っています。

Dropboxがシェア3割、GoogleDriveなどが1割台で後を追う、有料プランは2割が利用 – Activeリサーチ:ITpro Active

ぜひ、眠っているクラウドストレージがあれば、タブレットと合わせて読書などに使ってみてください。

iPad Airを買ったら、新しい生活がやってきた

先日、iPad Airを買いました。ちなみに買ったのは、Wi-FIモデルの16GBです。結論からいうと、「みんな買っとけ、損はない」です。

Apple – iPad Air
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タブレットは必需品になる

タブレットの出荷台数は、パソコンを超えるのも間近の状況です。それぐらい、タブレットは既に普及しているのです。

こうしてパソコンは今後も減少が続くが、タブレットは伸び続ける。来年1年間の出荷台数比率は、パソコンが50.4%、タブレットが49.6%となり、ほぼ同じになる。その後両者の数は逆転し、2017年にはパソコンが39.5%、タブレットが60.5%になると、カナリスは予測している。

タブレットの世界出荷台数、来年はパソコンと同数に 2017年にはパソコンの1.5倍超、英調査会社の予測:JBpress(日本ビジネスプレス)

つまり、タブレットという存在はもっと当たり前になるし、ビジネスでもプライベートでも、いろんな用途で使われていくでしょう。

 

使ってみた感想

世間的に言われていること通りで恐縮ですが、「閲覧は非常に快適、入力には向かない」です。まさにスマートフォンとパソコンの中間になるもので、大きくて視認性が高いディスプレイというのは、生活や業務に新しいパターンを与えてくれます。

まず、雑誌や漫画の電子版が読めるようになったこと、KindleだけじゃなくてKoboやBookliveを大きな画面で読めるようになったことが嬉しい。これまでは、スマートフォンで読めるような可変レイアウトの電子書籍しか買ってきませんでしたが、タブレットがあれば、雑誌や漫画などの固定レイアウトでも全く問題ありません。特にRetina Displayの見やすさといったらもう、という感じです。A4よりは小さいサイズのはずですが、全然読みづらくありません。

最初は「買って何に使うんだろう」という疑問も自分の中にありましたが、手にしてから使い方を考えるようになり、生活が変わることが実感できる、ということを買った後に感じました。iPad Airは片手で持てますし、非常に読みやすいディスプレイになっています。その手軽さと大きな画面というのは、生活や業務の中で使ってみて、いろいろ発見していくものかもしれないな、と思いました。

 

せっかく買うならお買い得な方法で

Apple製品はあまり値引きされませんが、一応お得になる方法があります。それが「ソフトバンクWi-Fi」を付ける買い方です。Appleオンラインストアで買うと、ソフトバンクのWi-Fiが2年間無料ということを知ったので、今回はAppleオンラインストアで買いました。

iPad Air / iPad mini Retinaをお得に購入するたった2つの方法【旧iPad/iPad miniでも可能】 – 価値のあるお買い物日記

ソフトバンクWi-Fiは、ソフトバンクのWi-Fiスポットが設置されてある場所で、Wi-FIを利用できるというものです。

ソフトバンクWi-Fiスポット | モバイル | ソフトバンク
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Appleオンラインストア以外にも、ソフトバンクショップで買った場合もソフトバンクWi-FIを無料オプションとして付けられるようです。

あとは、学割と消費税増税前の駆け込みですかね。学割に関しては、5000円のiTunes Storeカードが付けられます。

「新学期を始めよう」キャンペーン – Apple Store (Japan)
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ということで、僕のタブレットライフがスタートしました。買って使ってみて、確実に今後もタブレットの利用は増えていくなと確信しました。どこまで伸びるか今後が楽しみです。

Bookliveがまた全品半額セール!雑誌も漫画も電子書籍で読んでみる

Bookliveがまた全品半額セールをやってます。

電子書籍ストア BookLive!

30時間限定(明日の23:59まで)です。購入が1回であれば200冊まで半額で買うことができます。僕もせっかくの機会なので、何冊か買っておこうと思います。

改めて書こうと思ってますが、iPad Airを買いました。これがやはりすごくて、新しい読書体験を与えてくれてます。これがあると、雑誌だろうが漫画だろうが非常に読みやすいです。固定レイアウトの本も読めるようになりました。

日本でKindleが発売されてから、どんどん紙の本を買わなくなってます。さらにタブレットがあれば、雑誌や漫画すら紙で買う理由がなくなってしまいました。本当電子書籍は手軽で読みやすくて、そして今回のセールのように安く買うことができる。本を読む人にとってはとても良い環境です。品揃えが少ないという人もいますが、確実に増えてます。そして、この流れは変わらないでしょう。

というわけで、タブレットで雑誌や漫画も読みましょう。

ビットコインなどの仮想通貨はなぜ普及しているのか

Mt.GOXの民事再生法申請など、いろいろ話題になっているビットコインですが、いくつか気になるところを書いておきます。ビットコインがなぜ話題になっているのか、というのはこの本を読めば理解できると思います。(Kindleオーナーライブラリーで読める人は無料です。)

貨幣を管理する主体が存在しない

本書では、なぜ貨幣は貨幣であるのか。資産価値はどのように担保されるのか、という根本的なところから書かれていました。ビットコインは、端的にいえば貨幣を管理する主体がいないことが特徴です。ではどうやって貨幣としての信用を担保するのかといえば、ビットコインの取引に参加する無数のネットワークコンピュータです。

要は、貨幣と同じ仕組みをデジタル上で実現する仕組みが仮想通貨であり、そのひとつがビットコインというわけです。

ちなみに、金がなぜ昔から資産として認められているのか、この本で初めてちゃんと理解できました。

 

仮想通貨はビットコインだけではない

先ほど触れましたが、ビットコインは数ある仮想通貨のひとつに過ぎません。それ以外にもたくさん発生しています。ただ、その中で一番主流となる可能性を秘めていたのがビットコインというわけです。

ちなみに、ビットコイン自体はオープンソースから始まっているので、「ライトコイン」などいろいろ改良された派生版の仮想通貨が登場してきています。

Litecoin – Open source P2P digital currency
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最近では「オーロラコイン」が盛り上がってきているようです。

急成長する仮想通貨オーロラコイン―発明者がアイスランド国民に付与へ – WSJ.com

 

今後も仮想通貨は普及していく

なぜ仮想通貨であるビットコインが普及してきているかといえば、従来の通貨とくらべて信用が高い場合があるからです。日本円は安定していますが、それ以外でも海外では不安定な自国通貨があります。そういう場合は、ビットコインにもそれなりにリスクはあるものの、自国通貨に比べてまし、というケースがあるわけです。

さらに、海外送金に関してもビットコインは手軽です。国によっては海外送金自体を制限されていたりしますし、送金手数料もビットコインの方が安いので、海外送金の手段としても利用されているようです。

日本政府も課税を検討しているそうですが、いろいろ課題は山積です。ただ、デジタル決裁は今後確実に普及する分野と見られています。Googleも出資していることで注目されているRippleなど、いつでも手軽に決裁できる基盤が求められるからです。

あのGoogleも出資?次なるビットコインが話題に! – NAVER まとめ
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というわけで、今後も仮想通貨は普及していくでしょう。そのとき、どの通貨が主導権を握るかが今後の注目です。ビットコインが有力視されていましたが、今回の騒動でまたわからなくなりましたね。

 

ビットコインに関連する技術は応用が期待される分野

ビットコインで使われている技術は、それ以外にも応用が期待されます。仮想通貨では、通貨を使ったときにAからBへいくら移動したということが、確実に保証される仕組みが必要になります。それを応用して、電子書籍など電子的な権利の移転を行える仕組みが実現できる可能性があります。

ビットコインの応用で、電子書籍を譲渡可能にするアルゴリズム – Togetterまとめ

それ以外にも、冒頭に紹介した本の中でもいくつか可能性が挙げられています。

また、ビットコインの機能であるP2Pを用いて世界中の誰でも閲覧可能かつ改ざん不可能な履歴簿を実現するということ自体もコイン以外の用途の可能性があると思います。知らぬが仏や嘘も方便というものも当然ありますから、改ざんできない記録簿が本当に人々の幸せに繋がるかどうかは分かりませんが、改ざんできない記録簿という仕組みを活用すれば、粉飾決算、学歴詐称、カルテ改ざんによる医療ミスの隠蔽などを防ぐ仕組みが実現できるようになるかもしれません。これまでP2Pというと、ファイル共有や計算の負荷分散などが主な用途でしたが、P2Pでデータに不正が無いか多くの目でチェックするというビットコインの概念だけも、他分野への応用の余地が多くあると思います。

そう考えると、いろいろ電子上の取引にはもっと多様性をもたらせられる可能性があるわけで、楽しみになってきます。

 

参考:
ネット仮想通貨「ビットコイン」は安全か | 読んでナットク経済学「キホンのき」 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
ビットコインは決済システムとして有望-ウォール街の見方 – Bloomberg
ビットコインをめぐる5つの誤解を解く | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

普段使っているニュースアプリと、今後のニュースアプリ動向について

最近、ニュースアプリが熱いですね。いろんなアプローチでニュースを取り上げるiPhoneアプリが登場してきています。実際に僕が使っているのは、このあたりのアプリです。

 

LINEニュース

LINE NEWS / LINE公式ニュースアプリ 1.2.7(無料)
カテゴリ: ニュース
販売元: NAVER JAPAN – NAVER JAPAN(サイズ: 7.1 MB)
全てのバージョンの評価: (258件の評価)

最近一番使っているのがこれです。ホリエモンがよく使っていますね。最初はあまり関心を持たなかったのですが、使ってみると意外に便利です。

ポイントは2つ。ニュースが要約になっていて、さくっと読めること。そして、続報やカテゴリーなどUIが優れていて、ニュースを次々読みやすくなっていることです。特に要約の部分は、どんどん人が求める情報が短く、細かくなってきていることを強く感じました。PCだとたかだ1スクロールもしないぐらい短い記事のはずですが、それでもLINEニュースでさらに要約されていると、短い時間で概要を把握することができて、「読む」というストレスが小さくなります。

ひとまずニュースを「知る」ということであれば、これぐらいライトなアプローチが正解なんじゃないかと思います。

 

NewsPicks

NewsPicks: ソーシャル経済ニュースメディア 2.1.2(無料)
カテゴリ: ニュース, ビジネス
販売元: UZABASE, Inc. – UZABASE, Inc.(サイズ: 11 MB)
全てのバージョンの評価: (31件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応

次がこれですね。以前にもブログで書いた、経済系のニュースを著名人のコメント付きで流してくれるアプリです。

経済ニュースをキュレーションするiPhoneアプリ「NewsPicks」の面白さを解説する | Synapse Diary

こちらのアプリもUIが良い感じなのですが、なんといっても特徴は信頼が置ける人のコメントが付いていることです。

ニュースも情報があふれていて、何が正しいことなのか、どう判断すれば良いのかが重要になってきています。そして、そのきっかけを与えてくれるという意味で、誰か信頼が置ける人のコメントを読むというのは、非常に価値があるなと思いました。

 

Antenna

話題が見つかる 私の[アンテナ] : Antenna 2.5.3(無料)
カテゴリ: ニュース, ライフスタイル
販売元: GLIDER associates, INC. – GLIDER associates, INC.(サイズ: 12.2 MB)
全てのバージョンの評価: (1,343件の評価)

カルチャー雑誌を読んでいるような感じで、写真を中心にしたアプリです。

キュレーションサービスAntennaの「狙い」と「これから」を運営会社で聞いてきた : ライフハッカー[日本版]

僕がよく使っているのはこの3つです。

 

それ以外にも、いろいろ登場してきていますよね。

ニュースが圏外でもサクサク読める! SmartNews (スマートニュース) 〜 無料まとめアプリ 1.6.2(無料)
カテゴリ: ニュース, エンターテインメント
販売元: Gocro, Inc. – Gocro, Inc.(サイズ: 7.3 MB)
全てのバージョンの評価: (13,062件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応

Kamelio (カメリオ) 2.0.1(無料)
カテゴリ: ニュース, エンターテインメント
販売元: 白ヤギコーポレーション – Shiroyagi corporation inc.(サイズ: 3.7 MB)
全てのバージョンの評価: (86件の評価)

vingow news(ビンゴーニュース)- ニュース記事を自動で要約&収集。新聞・雑誌記事のビジネス経済、地震災害、就活情報まで無料のキュレーションアプリ 2.4.6(無料)
カテゴリ: ニュース, ユーティリティ
販売元: JX PRESS Corp. – JX PRESS Corporation(サイズ: 17.1 MB)
全てのバージョンの評価: (219件の評価)

Flipboard: あなたのソーシャルニュースマガジン 2.2.3(無料)
カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング
販売元: Flipboard Inc. – Flipboard, Inc.(サイズ: 16.5 MB)
全てのバージョンの評価: (11,129件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応

話題のニュースを3分でまとめ読み。グノシー 〜今日のニュースや話題のニュースが無料で読める〜 4.0.0(無料)
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
販売元: Gunosy Inc. – Gunosy Inc.(サイズ: 16.3 MB)
全てのバージョンの評価: (4,643件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応

Gunosyはメールで読んでます。iPhoneよりデスクトップで記事をじっくり見たい感じなんですよね。それ以外のアプリも、アプローチはいろいろ面白いなと思っていています。まあ、このあたりは好みなのかな、と。

ニュースアプリは、使っても3つか4つだと思うので、その中に食い込めるかがこれらの勝負になるんじゃなかろうかと思っています。

 

今後のニュースアプリの動向はどうなるか

少し前に読んだ「ITビジネスの原理」で書いてあったことを思い出してみると、ITビジネスというものは顧客の要求を的確に把握し、それに見合ったコンテンツを与える過程に収益化を目指すことになります。

ニュースアプリに関していえば、「ニュースを読みたい」という人に適切な形でニュースを提供し、その過程にお金を取れるポイントを探すことになります。

個人的には3通りで生き残るんじゃないかと思っています。

 

プラットフォーム型

プラットフォームに引き込むコンテンツのひとつとして考えるタイプです。Yahooニュースもそうですし、mixiもそうなっていました。その場合、LINEニュースはアプリが分かれているので直接的にプラットフォームとは言えませんが、ブランド戦略の一環と考えることができます。

 

専門的な有料メディア

独自コンテンツやある程度ニッチな層にリーチするようなメディア媒体となり、ユーザーからの課金を目指します。お金を払おうと思えて一定の支持層がいる領域を選び、濃密なコンテンツを提供できるかが勝負どころなのかなと。

 

パーソナライズ

元々はGoogleがそうですし、Gunosyが同じタイプになると思うのですが、ニュースを収集し提供するという行為は同じなのですが、そこにパーソナライズを組み込むことで、マッチング率を高めるというものです。Googleはそれによってユーザーごとに広告をマッチングさせて高い広告効果を実現したために高い収益を実現しています。

 

というわけで、今後も何か新しいニュースアプリが登場したら試していこうと思います。たくさんのニュースアプリが登場してくることで、確実にニュースを取得する効率と質が向上しています。こういうモバイルのニュースアプリは、ちょっとした時間で新しい情報を得られるのが便利ですよねー。

WordPressでは定期的にログインユーザー名を変更した方が良いかも

WordPressのセキュリティ対策は行っていますか。ついにというか、管理者アカウント名は定期的に変えなければいけないな、と思う事態が発生しましたのでここに書いておきます。

 

管理者アカウントを狙った不正ログイン攻撃

WordPressで、管理者アカウント名としてよく使われる「admin」を狙った攻撃が登場したこともあり、セキュリティ対策として毎日攻撃してくるIPアドレスをチェックして、特定のIPアドレスによるアクセスを禁止しています。もう毎日毎日違うIPアドレスから攻撃してくるので、イタチごっこな気分です。

ちなみに、攻撃しているIPアドレスはプラグインの「Crazy Bone」で、特定IPアドレスのアクセス禁止はプラグイン「WP-Ban」を使っています。詳しくは、この記事をご参考に。

WordPressのセキュリティ対策プラグイン | Synapse Diary

 

攻撃の対象は「admin」という名前だけではない

以前から気づいていたことではありますが、不正ログイン攻撃を行ってくるのは「admin」だけではありません。適当な英語名でランダムに攻撃してくる場合が多くなってきていました。よくありがちな名前をリスト化して攻撃しているのでしょう。攻撃する側としては、ある意味当然の考えであります。

ただ、本当適当な名前だったので静観していたのですが、ついに自分のログイン名でアタックしてきている形跡が見つかりました。いや、見つけたときはちょっと冷や汗でしたね。

一応、複数回ログイン失敗するとアカウントロックするようにしているので、パスワードとの組み合わせもクリアしないと乗っ取られないわけですが、ひとまず防御するために新しい管理者を作成して、今の管理者を削除しました。そのとき、投稿を引き継ぐのを忘れずに。これまで書いた記事が消えちゃうので。

 

というわけで、定期的に管理者アカウントの名前やパスワードは変更しておきましょう。

経済ニュースをキュレーションするiPhoneアプリ「NewsPicks」の面白さを解説する

経済ニュースをキュレーションする「NewsPicks」という無料のiPhoneアプリがいろんな点で面白かったのです。関心があったところを、書いていきます。

NewsPicks: ソーシャル経済ニュースメディア 1.3.1(無料)
カテゴリ: ニュース, ビジネス
販売元: UZABASE, Inc. – UZABASE, Inc.(サイズ: 10.5 MB)
全てのバージョンの評価: (27件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応

 

NewsPicksとは

簡単にいえば、経済系のニュースを良くつぶやくTwitterアカウントをフォローし、記事とアカウント本人のコメントを読みやすく提供するアプリです。

—-(2014/02/10訂正)—–
NewsPicksの運営者様から記載内容に誤解がある旨、連絡をいただきました。NewsPicks内のアカウントは、全てNewsPicks内で作成されたものになっており、逆にNewsPicksサービス内でコメントしたものをTwitterもしくはFacebookにもシェアできるような仕組みにしている、とのことです。

失礼しました。下記文章も、その前提でお読みください。
—-(訂正終わり)—-

ポイントは、キュレーターが紹介する、オンライン上で提供されている業界紙の記事をすぐに読めることと、キュレーターのコメントも合わせて読めることです。特に使ってみて「良いな」と思ったのは、キュレーターのコメントを読むことができる点です。Twitterから拾っているので短いコメントなのですが、切り口やネガ・ポジのスタンスがよくわかり、記事に対する理解が深まる感じがします。

ニュース系のアプリといえば、SmartNewsやAntennaなどがありますが、僕の中ではいまいちヘビーユーズする気になりませんでした。が、これは使い続ける予感がします。

 

Twittterを「ラッピング」したアプリ

使ってみて面白いなと思ったのは、Twitterというサービスを効果的に利用しつつ、新しいサービスに仕上げている点です。

アカウントを登録すると、最初に興味があるジャンルが紹介され、その後Twitterのアカウントリストが登場します。そこでフォローすると、その人が紹介する記事がNewsPicks上のタイムラインに流れる、という仕組みです。

Twitter上にあるアカウントや、フォローの仕組みなど、ほとんどの情報はTwitterから利用しているようですが、それをアプリでラッピングして、記事だけを抽出し、キュレーターのコメントを別に切り出して紹介するなど、うまく「新しいサービス」に仕上がっています。

—–

↑こちらも誤解を招く表現になっているので、削除します。僕がTwitterでログインしたので誤解したのですが、あくまでTwitterとNewsPicks内のアプリは独立しているとのことです。Twitter・Facebook・個別作成は1/3ずつくらいの比率となっていることも教えていただきました。

—–

 

キュレーションの時代

インターネットが登場して、消費者が直接メディアとなる「CGM(Cosumer Generated Media)」がたくさん生み出されてきました。ただ、最近は別のモデルとしてキュレーターが情報を紹介するものが増えてきている気がしています。

ホリエモンがプロデュースした「テリヤキ」も同じで、グルメ家がおいしい店を紹介するアプリになっています。

うまい店が探せるグルメアプリ【テリヤキ】 1.3.0(無料)
カテゴリ: フード/ドリンク, エンターテインメント
販売元: SNS KK – SNS KK(サイズ: 7.7 MB)
全てのバージョンの評価: (82件の評価)

CGMとは違い、投稿者は限定されています。多くのユーザーは「いいね」などリアクションが限定的に設計されているのがポイントです。

情報が溢れ、いろんな人が効果的に密度が濃い情報を求めています。その中で、キュレーションを行う仕組みがたくさん登場してきているのでしょう。佐々木俊尚氏の「キュレーションの時代」が普遍化してきた印象です。

キュレーションの時代 | Synapse Diary

 

キュレーターのリスト確保がサービス価値の源泉

こういう話をすると、「あれも重要な要因だ」という話はいろいろあると思います。個人的には、アプリの設計も非常に重要なポイントを占めていると思っていますが、やはり一番はキュレーターを選定することだと思っています。

キュレーションサービスは、キュレーターが効果的な情報を、新しい切り口と合わせて提供してくれることに価値があります。NewsPicksの場合、それをTwitterという別のプラットフォームを利用して実現しているわけですが、そのTwitterアカウントリストを選定する、ということそのものが、現時点ではサービス価値の源泉になっています。

「同じようにTwitterからアカウント探せば、サービスとして成立する」と仮定すると、今後似たようなアプリが出てくるのではないかとも予想してしまいますが、ITサービスには先行優位性があるので、アプリ設計やキュレーションの質で明らかに上回るようなことがなければ、対抗馬は少ないと思います。むしろ、SmartNewsやGunosyなど、別のアプローチでニュースを提供するサービスとの競争ですね。

どちらかといえば、サービス設計は同じだけど切り口が違う、というようなものが登場するかもしれません。やたらアイドル情報だけ流れてくるとか、地域限定の情報だけ流れてくる、とか。いろいろ考え方はありますし、登場してきたら面白いな、と個人的には思います。

 

マネタイズはどうなるんだろうか

SmartNewsでもGunosyでもそうですが、ニュース系のサービスというのはマネタイズがあまりうまくいきません。ITサービスで広く利用されている広告モデルでは、使っている人にダイレクトに広告などを訴求することが難しいからです。

NewsPicksは、広告モデルではなく課金サービスを将来的に考えているようです。僕もこちらの方が可能性はあると思います。先ほど紹介したテリヤキも、アプリ自体は無料ですが、店のデータベースをちゃんと利用しようと思うと有料になります。こういうフリーミアムモデルの方が、合ってるような気がしますね。

というわけで、興味ある方は一度お試しを。

Bookliveが半額セール!そしてどの電子書籍サービスから買うかは気にしなくていい

Bookliveが3周年を記念して、全品を対象に半額セールを開催しています。2/7、8(2/8の23:59まで)の2日間限定なので、電子書籍を買いたい人はお急ぎください。

3周年★超感謝Everydayキャンペーン – 電子書籍ストア BookLive!

半額クーポンは1回限り有効ですが、1回の決済で複数冊購入することができますので、たくさん買いたい人にはまとめ買いでお買い得になります。あと、別のフェアも並行しており、まとめ買いすると100ポイント還元されます。

 

Bookliveを利用したことがない方へ

過去に、Bookliveのメリットを書いたことがあります。多少品揃えがKindleと異なること、ポイントを事前に購入すると還元率が良いことなどが特徴として挙げられます。

KindleもいいけどBookLiveもいいんじゃないんかな | Synapse Diary

それに、専用端末がなくても、iPhoneやiPadなどアプリを利用すれば問題なくすぐに読むことができます。実際僕はそれで利用していますが、特に不都合を感じたことはありません。

今日は、例えばKindleしか使わない人が、Bookliveをはじめとする複数の電子書籍サービスを並行して利用するメリットを挙げておこうと思います。

万一、電子書籍サービスが終わってもコンテンツは引き継がれる

最近、電子書籍サービスがいくつか終了しています。例えば、ソニーの電子書籍ストアは北米から撤退しました。

ソニー、電子書籍ストアを北米市場から撤退。ReaderユーザはKoboへ移行対応 – Engadget Japanese

撤退にあたって、ソニーの電子書籍で購入した人はkoboへ引き継がれました。

また、ローソンが提供していた「エルパカBooks」も終了しました。

電子書籍サービス「エルパカBOOKS」が2月24日に終了–購入済み書籍は閲覧不可に – MdN Design Interactive – Webデザインとグラフィックの総合情報サイト

ローソンは、購入金額と同額のPontaポイントを付与することで対応しています。

 

ここで注目するのは、サービス終了に伴って、何かしらの補填が行われていることです。正直Pontaポイントの付与はあまり望ましい形とは思いませんが、それにしても「サービス終了したら、購入した電子書籍が消滅する」という事態が起こりづらくなっているのは間違いありません。

今後も電子書籍市場は競争が激化し、淘汰されるサービスもあると思いますが、このように購入したものにちゃんと補償が行われるので、安心して複数の電子書籍サービスを利用すれば良いわけです。

 

電子書籍市場は割引サービスが連発されている

電子書籍市場は拡大しつつ、競争が激化しています。シェアでいえばKindle一強のようですが、それ以外の電子書籍サービスもいろいろ手を打っています。そして、正直あまり差別化要因が少ないため、価格競争が加速している印象です。

そこで、出版社が主体になったKADOKAWAセールや、Koboのクーポン、今回のBookliveのセールなど、いろんなところで割引が行われています。これをうまく利用するのが賢い買い方です。

 

ちなみに、電子書籍を売る側としては、過当競争になってしまうわけですが、コミックなどシリーズものを販売のメインに据えることで利益を確保している印象があります。一巻を無料にしたり、まとめ買いに対して割引を適用したり、すぐに手に入れることができる電子書籍の特徴を活かして、総額が高くなるコミックに力を入れているのでしょう。

 

まとめ

  • Bookliveが全品半額セール中!(2/8の23:59まで)
  • 電子書籍サービスはいろんなところで割引サービスが連発されており、利用しない手はない
  • 万一、電子書籍サービスが終わってしまっても、買ったものが全て失われることはない

というわけで、Bookliveでお買い物をどうぞ!

 

僕はこんな本を買いました。

IBMがx86サーバー事業を売却する理由

IBMというのはいろんな意味で象徴的な企業であったりするので、その動向によって今後IT業界がどう進むのかのひとつのベンチマークにしていたります。以前も、IBMの経営分析を行った記事を書いたりしていました。

米IBMがグローバルで業績好調な理由 | Synapse Diary
米IBMの事業ごとの特徴を分析 | Synapse Diary

で、最近IBMがx86サーバー事業をLenovoに売却するという発表がありました。

米IBMは2014年1月23日、中国レノボにx86プロセッサ搭載サーバー事業を売却する計画で最終合意に達したと発表した。IBMはレノボから23億ドル(2400億円)を受け取る。

News & Trend – IBM、x86サーバー事業をレノボに売却:ITpro

この記事を読むと、いろいろ交渉がありつつも、Lenovoが安く買い上げたという状況のようです。

IBMがサーバー事業を売却、ただし手放すのはオワコンのx86だけ(山本 一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース

 

サーバー事業のコモディティ化が急速に進む

x86サーバーとは、いわゆるPCサーバーのことです。PCと同じ構造になっていて、安価で現在主流になっています。

コンピュータの黎明期はメインフレームが主役だったが、その後UNIXが台頭した。x86サーバーは安価だが、性能や信頼性がメインフレームやUNIXに比べて劣る弱点があった。しかし、CPUパワーの向上などで性能が上がったため、今はx86サーバーが主流になっている。国内全サーバーの出荷金額のうち、50%弱はこのx86系サーバーが占めるといわれている。

<いまさら聞けないキーワード>x86サーバー | BCN Bizline

過去にIBMがPC事業をLenovoに売却したときも、サーバー事業は残しました。システム導入などサービスの付加価値として意味があると判断したんだろうと思います。しかし、台湾メーカーなどODM、AWSをはじめとするクラウドサービスの勢いに押され、収益が厳しくなってきたようです。

 

IBMの今後の戦略

ちょうど、IBMが1月にFY2013の業績発表をしていましたので、その資料からサマリー部分を抜き出して見てみます。

IBM_FY13_Summary
(引用:www.ibm.com/investor/attachments/events/4Q13 Charts.pdfより)

ここに端的に書いてありますが、スマートビジネス・アナリティクス・クラウド系は今後成長分野。ソフトウェアやサービス事業は引き続き堅調。ハードウェアは減少です。IBMは元々高付加価値を目指す企業なので、コモディティ化してスケール勝負になる分野は手放して、高付加価値となる領域に移っていきます。

そういう意味でIBMは、「コグニティブコンピューティング」と呼ばれる分野に資源を集中投下していく方針のようです。(コグニティブコンピューティングについては、ちょうど最近読んだ「ITビジネスの原理」で説明されていました。)

M2M、IoTと呼ばれるような、機器を「スマート化」して消費電力などリソースを最適化したり、情報伝達を効率的に行う事業や、ビッグデータからの分析など高度な解析技術が求められる領域が中心でしょう。

 

というわけで、個人的にはサーバーリソースに関してはクラウド利用がもっと普及する、というところと、ソフトウェアに求められる機能やサービスも高度化していくんだな、というところが注目です。