このブログで売れたビジネス書(2019年版)

毎年書いてるこのブログで売れた本のご紹介。去年はこんな感じでした。

このブログで売れたビジネス書(2018年版)

今年は、ちょっとだけ様変わりした感じがあります。早速いきましょう。

 

第20位 人事こそ最強の経営戦略

正直、こちらは僕は読んでいないのですが、人事は経営戦略上のウェイトが高まっており、CHOという役職も登場してきているので、従来の人事領域に限らず、経営戦略とのつながりを知るのは良いことかと思います。

HRテックやピープルアナリティクスを勉強するための本をいくつかご紹介

第19位 小倉昌男 経営学

普及の名著ですね。ヤマト運輸の今の形を作った経営者の奮闘本。

小倉昌男 経営学

第18位 リーン・スタートアップ

クイックにビジネスを立ち上げるための考え方。特にソフトウェアでは非常に立ち上げや検証を速められるので、その優位性と相性が良いです。新規事業開発など、クイックに立ち上げてサイクルを回していく考え方が参考になると思います。

不確実性の高い現代で、リーンスタートアップをなぜ学ぶべきか

第17位 ドラッカーが教える 実践マーケティング戦略

マーケティングの初歩というよりは、ドラッカーのマーケティング視点が学べる本ですね。読みやすくてこのブログでは人気です。

第16位 この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講

これも毎年恒例のマクロ経済学。

この世で一番おもしろいマクロ経済学

第15位 Excelパワーピボット 7つのステップでデータ集計・分析を「自動化」する本

ExcelのPowerPivot本です。あまり本などの情報が少ないのもあり、こちらの本は人気ですね。

第14位 最高の結果を出すKPIマネジメント

これまで読んだ中で、一番理解しやすくKPI設定できる気にさせてくれる本です。KPI設定が必要と思うときに、度々読み返してます。

KPIを設定したけど成果が出てないと思う人はこの本を読もう

第13位 ワーク・ルールズ! ―君の生き方とリーダーシップを変える

ピープルアナリティクスを話題にした本ですね。Googleで行われている、採用や人事管理にデータが用いられてる例です。

HRテックやピープルアナリティクスを勉強するための本をいくつかご紹介

第12位 データサイエンティスト養成読本 ビジネス活用編

長く続いてるデータサイエンティスト養成読本の最新版。今回はビジネス活用編として、データ活用のチーム作りやピーブルアナリティクスなどのネタもあり、いろんなテーマを学べます。

第11位 この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

ミクロ経済学の基礎が、マンガで理解できる一冊。

この世で一番おもしろいミクロ経済学

第10位 プラットフォーム革命――経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか

今GAFAと言われるようなプラットフォームの強さを整理した本ですね。去年紹介したのですが、未だに売れてます。

「プラットフォーム革命」を読んでAmazon、Facebook、Uberのビジネスモデルを理解する

第9位 ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

いまだに売れる経営論の名著。ビジネスの意味づけが重要になってる今だからこそ、改めて価値がある気がしますね。

戦略の本質を理解する良書 – 【書評】ストーリーとしての競争戦略

第8位 タレントマネジメント概論—人と組織を活性化させる人材マネジメント施策

最近いろんな企業が取り入れ始めている、タレントマネジメント。

これからの人事戦略である「タレントマネジメント」を学ぼう

第7位 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

起業家マインドを教えてくれる一冊。

【書評】20歳のときに知っておきたかったこと

第6位 ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務

タイトル通り、新書でざっくりファイナンスを理解できる本。最初の一歩におすすめ。

第5位 モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

いまだに売れるダニエル・ピンクの名著。あまり怒られなくなってる時代で、どういう人が活躍するかといえば、「自分を律せる人」「モチベーションが高い人」だと思います。ということで、モチベーション、大事。

人を活かす方法を理解する-【書評】モチベーション3.0

第4位 事例で学ぶ POWER QUERY for Excel

この一年でこのブログは、POWER QUERY関係のアクセスが急増しました。あまり情報が少ないからだと思いますが、知人にPOWER QUERYの話をすると、「めちゃ便利」と 感動されます。

Excelでまだいろいろデータ加工を頑張ってる人には、ぜひおすすめしたいですね。

Excelでピボットテーブル使う人に全力でPowerQuery(パワークエリ)をお勧めしたい

第3位 財務3表図解分析法

財務3表をビジュアルに理解するのに良い本です。

経営分析の手始めに読む2冊

第2位 財務3表一体理解法

こちらの本も、このブログでは恒例でしたが、財務分析の全体像をうまく捉えられる一冊です。

第1位 経営戦略全史

このブログでは安定の一位。経営戦略をいろいろ知った人が、歴史を含めて俯瞰して理解するのに最適な本です。

経営戦略を学び直して、本当の意味で理解するための「経営戦略全史」

 

ということで、このブログだとこれまでMBA関連の書籍がコンスタントに売れていたわけですが、今年はPowerQuery本が大幅に増える結果となりました。データ分析も熱いですし、Excel活用がこのブログで注目されているのは良いですね。

こうやって売れ行きがわかると、自分が知らない本が購入されていたりもするので、とても参考になります。上で紹介できなかった本でも、自分で気になって買った本などもありました。

皆さんも、今年も良い読書を!