この世で一番おもしろいミクロ経済学

 

ヨラム・バウマン¥ 1,575

 

マンガで書かれているミクロ経済学。何となく知識があるだけに、これで本当に理解しやすいか、という点は自分ではよくわからん。だけど、入門編としてはとてもわかりやすく纏まっていると思う。

それぞれの個人が合理的に判断したときに、全体から見た場合に最適にはならない場合がある。そのとき、個人がどういう風に行動して、それが個人間でどう作用するか、ということを考えていくのがミクロ経済学。個人が合理的か、というところは行動経済学などで否定されてきているけれど、だからといってミクロ経済学が否定されるわけじゃない。

パレート効率性の説明から、取引の重要性に導かれるストーリーは、それぞれを知ってる自分であっても「ああ、なるほど」と改めて思考がつながった。それぞれの個別の事象の関連性をわかりやすくつないで説明してくれる本というのは、本当価値があると思う。

 

個人のそれぞれの利己的な行動が、全体の観点から最適になる場合とならない場合がある。それをいろんな視点から紐解いて、最適にならない場合はどういう仕組みやルールを導入すれば、最適な方向に転換できるかを考えるのがミクロ経済学だ。こうやって学べるなら、本当経済学は楽しい。

マクロ経済学編も準備中なんだそうだ。楽しみ。