最近経営分析を勉強していて、本をいくつか読んだけど、すごい理解しやすい本があった。
財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書) (新書)
非常にわかりやすい。
経営分析=簿記=数字=めんどくさい、というイメージを抱いてしまいがちだが、次の本を読むと、財務諸表の全体像が理解できる。
考え方は非常にシンプル。
- 財務諸表を図で表してみる
- 期間や他社との財務諸表を、同縮尺で図で表してみる
これで、細かい数字ではなく、経営状態の全体像が、感覚的に理解できるようになる。
逆に、細かい数字なんて本当は必要なく、大まかに、傾向や流れを把握することに、経営分析の目的はあるのだと、自然と気づかせてくれる。
新書なのに、いろんな図をコピーして、手帳に貼ったぐらいだ。
しばらく、この本を手放すことはないだろう。
そして、次はこの一冊を読むと良い。
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44) (新書)
本当は、こっちがシリーズ的に先なんだけど、この「理解法」は、企業の代表的な取引が、財務3表のどこに位置づけられて、どういう関係にあるかをスムーズに理解させてくれる。
なので、まずは「分析法」で経営の全体像を把握する手法を学び、「理解法」で、具体的な取引がどういう意味なのかを知る、という流れが
良いと思う。