「社員をサーフィンに行かせよう」を読んだ。
この本を読むまでは、自分の中のパタゴニアのイメージといえば、「環境にやさしい、アウトドアウェアを販売する企業」だった。この本を読み終えて、そのイメージは変わらなかったが、想像よりも相当深く、環境に目を向けた企業だった。
「社員をサーフィンに行かせよう」という言葉の意味は、自分の好きなことをやり、そのためにも自分の仕事に責任を持とう、ということだ。さらに、環境への配慮は想像以上に深い。
この本を読んで改めて思ったのは、企業という存在は、いろんな理由で成り立っているのだと思うが、それを支えるのは信念だと思う。強烈な信念だ。 自分で思い込んでいる常識より、自分が何となく感じている違和感に 耳を傾けるべきなのかもしれない。そして、その信念を自分ですくい上げ、育て、貫き続けることで、自分らしい道を開けることを、この本は示してくれる。