バカは治せるのだ

何回「バカ」という単語が出てくるんだ。この言葉に対する感覚がマヒしてしまいそうだった。

でも面白かった。さくっと読めた。

いろんなバカについて語られているが、最も肝要なのは、「バカ」というのは、実際にバカであることを指すのではなく、 周囲からバカと「思われる」ことを指すのだ。 この違いを認識することは非常に大きい。

そして、「バカ」は治るものなのだ。 「疑うバカと疑わないバカ」というのがあったが、 これは物事の瑣末なことや、あまりにも常識なこと(人を殺してはいけないの類)を疑ってしまい面倒臭くなるパターンと、 物事を疑わずに簡単に受けいれてしまい、思考停止になるパターンである。

これはなるほどであり、かつこのバランスを保つのは難しい。 個人的には特に、「疑う」ということは難しいと感じる。 この本によく「メタ認知」という言葉が登場するが、 そういうのを正しくできる人がこの「疑う・疑わない」のバランスをとれるのだと思う。 バカを治したい人。読むべし。