自治体の新しい会計制度を書いたが、今日の日経新聞に関連記事が掲載されていた。
それは地方公営企業が多数、実質債務超過に陥っている、という内容だ。それはそれで気になるんだが、もっと気になったのは、以下の点だ。
地方公営企業は設備の建設などのための借入金を「借入資本金」と呼び、資本の部に含める独特の会計処理をする。
以前から、公共機関は民間と会計処理が違う、といわれているのは知っていたが、 具体的な点はあまり知らなかった。こういうこともあるのだな。
借入金というのは、自分の解釈で言うならば「借金」だ。貸借対照表では「負債の部」に含まれる、と思う。だけど、設備投資のための借入金は「資本」になる、というのは、どうも納得がいかない。
ネットで調べてみたが、なんでこうなっているのかはよくわからなかった。ずっと会計制度は昔から変わらずにきているみたいなので、その名残りとして今もそうしている、というのが個人的な予想だ。
不思議なことが多いな。
参考:
http://www.pref.shimane.lg.jp/kigyo/yougo.html
http://www.pref.saitama.lg.jp/A90/BD00/yousui/12report/kousui/kousui41-49.pdf
http://aol.okwave.jp/qa2944136.html