Ustreamをダウンロードして音声だけ抽出する方法(Windows編)

Ustreamをダウンロードして音声だけ抽出する方法(Mac編) に関連して、Windows編も。
 
①ブックマークレットでUstream動画をダウンロード
Mac編と同じ。録画済みの動画ページで、ブックマークレットを使うだけ。flv形式でダウンロードできる。
UstreamのRecordedをダウンロードするBookmarklet [C!]
 
②フリーソフト「SplitFLV」でflvからmp3に変換
①でダウンロードしたflvファイルをドラッグすれば、すぐにmp3に変換してくれる。複数ファイルもOK。ステータスバーもないぐらいシンプルなソフト。
FLVからMP3を高速抽出「SplitFLV」

あとは、iPodとかにつっこんで、オプションから「オーディオブック」にすればOK。

20100731追記:
SplitFLVでは、たまに0バイトで抽出されることがあったので、別ツールで試した。その場合は、HugFlashならいける場合があります。
FLVファイルをsplitflvでmp3に変換するとき、一部できないファイルがあります。… – Yahoo!知恵袋

計画の重要性とは何か-【書評】社長さん!税理士の言うとおりにしていたら、会社つぶれますよ!

ランチェスター戦略に従い、極力費用を抑えながら、自分が有利な立場にたつ方法を書いている。
衝撃だったのは、次の数字。中小企業の経営状況を思い知った。
 
経営計画書をつくっている社長は、3~5%くらい。
過去に経営計画書をつくったことがあるのは、60~70%。
 
これがどういう意味か。それは、計画の重要性を理論ではわかるものの、実際の活用できる計画をつくれていない、ということ。中小企業は、余りコンサルタントにお金を払う余裕はない。となると、身近な税理士に経営相談を行うことが多いのは周知の事実。この本は、それでは会社が危うくなることがある、という主張。
 

目次

第1章なぜ、税理士の経営指導が危ないのか?
第2章「弱者」が勝つためのビジネスモデル
第3章経営を見える化する「5つの数字」と「10の指標」
第4章確実に儲かる「経営計画」のつくり方
第5章「強い会社」をつくる社長の条件

 
改めて考える、計画の重要性とは
 
コンサルタントをしていると、理念や計画というのをまずは考えよう、といういわゆるトップダウンアプローチが多い。だから、頭でっかちで失敗するのだ、という揶揄も多い。
しかし、それでも計画を立てることの重要性を唱えたい。
 
①状況を客観的に見つられる
 今後の会社の方向性や予定を考えるには、現状がどうであるかを確認することから始める必要がある。すると、自社がどういう状況に置かれているのかに気づく。組織や事業の中で、強みも弱みもみえてくるだろう。毎日その中で自分は接しているはずなのに、意外にもみえていない。自分も計画を立てるときにいつも不思議に思う。でも、それが現実はにある。
 
②先のことを考えるようになる
 計画の中には、必ず時間の要素が入る。すると、締切りが設定される。となると、逆算が働く。もっと早く決めて動かないといけない、こういう手も打っておかなければいけない、など。マネジメントは、常に先のことを考えるのだ、と昔先輩に教わった。
 
③組織の満足度が上がる
 民主主義とは多数決主義ではなく、「説得と相談」である。可視化されることで、みんながそれを読む。考える。そして、意見があれば議論になる。その過程が重要なのだ。自分の意見が反映される、違っている場合は議論の上で納得する。それこそが民主主義であり、リーダーの頭の中にあるだけで突然降りてくる命令は、説得力が乏しい。公開し、議論する。そのためにも計画というのはツールとして重要な役割を果たす。
 
 
計画を立てた後に必要な重要なこと
 
計画を立てた後で、実効性を感じずにやめてしまうのはもったいない。
計画は作ったら、いろんな人に公開してみる。現場の実情と合っていなければ、意見を取り入れる。すると、意見を言いたい人は組織には大抵いる。
 
そして、定期的に見直す。うまくいってもいかなくても、計画と乖離がある場合は、その理由を考える。そして、計画をまた見直す。その繰り返しをしつこく行う仕組みを内部に設ける。「経営の教科書」に書いてある通り、見直す時間を予め確保しておくほど、経営者としては見直すことは重要なのだ。
 
 
いろいろ細かいテクニックや考え方があるけれど、まずはリーダーが計画の重要性と、それを常に見直すサイクルを構築することの重要性を捉えることから始まる。一人や二人で考えた計画で、最初からうまくいくはずもなく、必ず欠点がある。改善を重ねて、いろんな人の意見を取り入れることで、良い戦略、良い戦術になる。そして、その過程を経ることで、各自が主体性を持った良い組織になる。

自分が所属する組織でも、自分の顧客となる組織でも、同じ気持ちで改善を試みたいと思うのだ。

人の話しはちゃんと聞こうよ-【オーディオブック】プロカウンセラーの聞く技術

  • プロカウンセラーの聞く技術
  • 著者:東山紘久
  • 価格:1470円(税込)
  • 時間:05時間24分58秒

コンサルタントというのは、人の話しを聞くのが重要な仕事のひとつだったりする。(少なくともそう思っている。)
聞くだけでは仕事にはならないけれど、聞くのもひとつのテクニックだよなあと仕事をしていて思う。
 
人とのコミュニケーションで聞く、という行為は普通に発生する。最近ますます、聞くという行為は重要なんだなあと思う。聞くテクニックが上達すれば、人から学ぶことも多い。
 
 

目次

聞き上手は話さない

真剣に聞けるのは、一時間以内

相づちを打つ

相づちの種類は豊かに

相づちはタイミング

避雷針になる

昔の主婦は聞き上手

自分のことは話さない

他人のことはできない

聞かれたことしか話さない〔ほか〕


人は基本的に聞くより話す方が好き

 
冒頭に「人は基本的に聞くより話す方が好き」であると出てくる。本当にその通りだよな、とつくづく思う。
顧客と打合せするときも、目的が曖昧なまま会話がスタートするときがある。聞く側によっては「無駄だよな」と言い切ってしまう人もいるんだけど、そういうときは大抵顧客の頭の中に、何かメッセージがあるのだ。悩んでるポイントなんかが。
 
そういうときは、求められているポイントが何かを考えた方が良い。バッサリ切り捨てずに。
逆に、自分の傾向としては何でも「応えよう」と思って頭を働かせてしまうので、顧客が望んでいない答えを発言したりして、余計なおせっかいになるパターンもある。
 
人が話すときは、答えを求めていないときもあるんだよね。
漠然と不安に思っていることを話してみて、言語化することで自分の頭が再認識して、話しながら自己解決する人も多く見かける。もちろん自分でもそういう場合もあるし。
 
 
答えはひとつではないし、答えないことが答えになることもある。
人が話すときは、その求めている何かを察してあげないと。
 
 
何となく聞いている人は見抜ける
 
これを聞いて再認識したけど、何となく聞いてる人って大体様子と受け答えでわかる。「なるほど」が多い人は、理解してるつもりの人が多いらしい。自分、「なるほど」が多いんですけど。笑
 
本当に理解している人は、繰り返したり言い換えたりすることが多い。「それはこういうことですよね」とか。
何気ない会話でも理解力が測れるんだなあ。自分も気をつけよう。
 
ちなみに、個人的に見抜く方法は、打合せのときに顔を上げること。
これ、資料がある打合せでは効果テキメン。みんな資料を見るから顔を上げている人ってほとんどいない。そのときに、資料を見て考え込んでいる人、必死でメモしている人、眠りに落ちている人、注意力散漫な人、というのが大体わかる。
 
 
個人的には、話すよりも聞くことの方が技術的には簡単だと思う。ただ、相手に波長を合わせることになるので、精神的に我慢を求められることが多いのが難点。
 
先輩や同僚のコンサルタントを見ると2パターンあって、よく話す人とよく聞く人。まあどちらかにわかれる。一概には言えないけど、顧客と良い関係を築きやすいのは、やはりよく聞く人な気がするな。よく話す人で気に入られるのは、圧倒的に仕事ができて、ある種カリスマ性を感じさせる人。下手をすると独りよがりになるので、嫌われるリスクも大きい。
 
自分は前者を目指すんだろうな。
 

  • プロカウンセラーの聞く技術
  • 著者:東山紘久
  • 価格:1470円(税込)
  • 時間:05時間24分58秒

 

J-SaaSの利用者が増えない理由を考えてみる

経済産業省の支援で構築された中小企業向けSaaSの「J-SaaS」の有料サービス利用者が、当初想定の3000分の1とのこと。具体的な数値としては、最終目標50万社に対し、150社に留まっている(日経コンピュータより)。
 
J-SaaSの意図するところは理解できる。

中小企業のパソコンおよびインターネット環境の普及率は8~9割であるにも関わらず、財務会計や給与計算などの業務でITを活用している企業は2割~4割に留まっているそうだ。
ASCII.jp:J-SaaSの仕掛け人、経産省の安田さんにお話を聞く

中小企業のIT利用率を向上させることで経営効率を高め、中小企業の競争率を高めようという狙い。そのハードルとなっている初期投資の高さを、SaaSでカバーする、というもの。これだけなら、ニーズはありそうなもの。具体的なメニューは次の14コ。微妙と思うものもあるが、できるだけ業種・業界に依存しないところをサービス化しているのはよくわかる。システムを持たずに低額で利用できるのなら、中小企業側としてもメリットがありそうだ。
 

 

 

なぜ利用率が伸びないのか

まず、J-SaaSという基盤を用意した上で、その普及をどうやって行うんだろう。それは「普及指導員」という制度があるらしい。

「J-SaaS」の普及活動を行なうのは、税理士、ITコーディネーター、中小企業診断士、地域ベンダー、販社社員など日頃中小企業にアドバイスをしている立場の、様々な職業からなる「普及指導員」と呼ばれる人たちだ。
ASCII.jp:J-SaaSの仕掛け人、経産省の安田さんにお話を聞く

正直、これは厳しいんじゃないか。講習を受けた人は、業務のFit/Gapを受けるわけでもなければ、データ移行もできない。J-SaaSがだめになったときのリスクヘッジも考えてくれない。いや、まあ考えてくれたりしても、責任というコミットメントをしてくれないだろう。これは、金額とか費用対効果とかその前に、普及させるまでの戦略に失敗がある気がする。
  

普及の仕方にネックがあるのでは

中小企業庁の発表によれば、日本全国では約430万の中小企業が存在する。J-SaaSの目標は150万社というのだから、全体の11.6%。感覚的には、目標として大きすぎるんじゃいか、と感じるがどうだろう。
 
費用対効果の面を考えてみると、ライセンス形式の費用形態になっているし、1ヶ月程度の試行期間もある。SaaSになればハッピーですよ、というわかりやすい見せ方ではある。
 
 
一般的に、システム導入には大なり小なり、知識と労力が必要となる。そして、J-SaaSのHPの導入フローがこれ。↓
 

中小企業は資金も知識も不足している状況なのに、「業務のやり方見直し」とか言うシステムと業務のFit/Gapをできるんだろうか。多少なりとも、コンサルタントやベンダーを入れて、導入・定着へのアシストをしないと、まだハードルは高いんじゃないかと思う。果たして、1ヶ月の試行期間で「うちの会社はこれでいってみるか」と太鼓判を押せる企業はどれだけあるだろう。
 

データ移行とかしてくれるのかな?

財務会計のメニューになると、結構有名な財務会計ソフトのJ-SaaS版が提供されている。
J-SaaS|商品一覧

例えば、これまでソフトウェアとして勘定奉行使ってたけど、J-SaaSに切り替えたい!となった場合に、これまで溜め込んだデータはどうするんだろうか。過去遡って計算される税金や給与のデータは、一から入れ直したりするのかな。そんなわけはないよね。そうであって欲しい。
 
でも、仮に移行できるんだとしても、それも結構簡単な仕組みとして用意しておかないと、ベンダーがやるわけではないんだから「できますよ」というだけでは厳しいと思うけどな。公開されている情報からではそこまではわからなかった。

もしくは、新規利用客をベースにしてるんだろうか。
 

会社の基盤を他に預けるデメリットを超えられるか

財務会計や人事給与などのデータをSaaSに預けることは、中小企業にとっては不安に感じる要素でもあると思う。ソフトウェアを購入することと、J-SaaSには大きな違いが2つある。
 
ひとつは、購入すればサポートがあるとかないとか関係なく、手元にデータがあることだ。これは、中小企業にとっては大きい。なぜなら、労力も資源も限られているので、頻繁にシステムとかソフトウェアを乗り換えるとかしたくない。長く愛用することが、リスクヘッジにもなるし、総合的な費用対効果としてメリットが生じる場合もある。(一概には言えないけど。)
 
もうひとつは、ベンダーやサポート業者と契約関係にできること。わからなければ、「とりあえず来てよ」とか「わかんないなら、電話だ電話」みたいなことになる。でも、J-SaaSの場合はそれがない。利用者に対するコミットメントが低い。利用し始めたらサポートの電話対応ぐらいはしてくれるかもしれないけど、導入までの普及指導員に任せる制度だし、かゆいところに手を伸ばしてくれるような感じはない。
 
結局のところ、SaaS形式は「一時的に必要なシステム」に一番向いており、継続的に利用するためにはハードルがまだある、ということ。
 
 
 
というわけで、いろいろ思い当たるところを、調べられる情報と推測を組み合わせて書いた。誰か、現状に詳しい方がいれば、突っ込んでいただけるとありがたい。
個人的には取り組みとして面白いとは思うけれど、不十分と言わざるを得ないだろう。SaaSなどでイニシャルコストを下げられるようになった今後は、デジタルデバイドの解消のネックは、「現場でのシステム導入までのアシスト」なのかもしれない。(もしくはBPOの普及かな。)

認められるのを待つことだけはやめよう-中村俊輔の「察知力」から学ぶ

中村俊輔の経験談。その中で気づいたこと、心がけたことを語る5時間。

内容自体に特に目新しいものは少ない。逆に、サッカー選手もビジネスパーソンっぽい考え方をしてる人がいるんだね、という再確認。ノートに気づいたことや考えたこと、短期・中期・長期目標を立てるなど。

<bclass=”h1″>目次

第1章成功へ向かうとき、必要なものが「察知力」だ
第2章僕はこうして「察知力」を磨いてきた(サッカーノートが僕を作った
フリーキックを徹底追求して見えたもの
自分の“引き出し”の数が、未来の可能性になる
僕を育てた「壁」
海外へ移籍した理由
イタリアからグラスゴー、海外での壁に向かった
すべての監督から、学びがある
チームメイトから察知できる学び
妥協しない姿勢)
第3章「察知力」を活かして未来へ進む(僕にとっての日本代表
ベテランの価値
指導者として歩む夢)

 

中村俊輔と本田圭祐の違い

それより、中田英寿と本田圭祐の対談をWebで読んだ後でこれを聴いたので、その対比が気になった。

中村俊輔は、自分の中の引き出しを増やし、監督の思考を理解し、それに順応することで自分の活躍の場を増やす。

中田英寿や本田圭祐の対談の中では、監督に要求されることと自分の個性を比較した場合に、自分の個性が勝たないと絶対にダメだ、と言い切っている。

対談「中田英寿×本田圭祐」のテキスト全文書き起こし | ajickr blog

これって、組織の中でも結構当てはまることで、個人によってよく分かれるスタンスなんだと思う。

組織の中で働く以上は、その中で自分の役割、というものを理解しなくてはいけない。得意分野や好きな場所というのが誰しもある(はず)。そのときに、組織に合わせて自分をうまく適用させていくか、自分の得意分野を主張して、周りを納得させるか。

これは択一の問題ではなくて、もちろん両方必要なんだけど、ここで大事なのは「どちらのスタンスを自分は大切にするか」ということ。

言葉にして明確に主張することの大切さ

どちらのスタンスもよく分かる。サッカー選手は、複数あるチームを移籍しながらキャリアを積んでいくので、ある意味ビジネスパーソンより多く転職している。だから、自分の主張をすることも必要になるし、閉鎖的な組織ルールに縛られることもない。コンサル会社にいる人も、「いずれ辞める」ことを前提に働いている人が大半であり、上司もコロコロ変わるので、自分を主張して周りに認めてもらうことが重要になる。上司と揉めても違うプロジェクトに移れば済んだりするので、後腐れもあまりない。そういう意味で似てるのかもしれない。

コンサル会社に勤めて分かったことは、「言葉にして主張」をすることが、自分にとって良い結果を生む傾向が強い、ということ。「自分はこうしたい」「あなたの主張は間違っている」「こうした方が顧客のためになる」。そういうことを態度で示すだけでなく、はっきりと言語化して、相手に伝えること。

主張することで、自分の意思は伝わるし、それに伴う結果を少しずつでも出していくことで、早めに自分が思う場所にたどり着ける場合が多い。

日本人は大人しい、というし、自分もコンサル会社に入るまでは、「ちゃんとやってれば誰かが見ててくれる」という考えが基本的にあった。しかし、それでは認めてもらえない。もしくは時間がかかる。ちゃんと自分を主張していかないと、周りに自分という存在や思いを気づいてもらい、理解してもらい、納得してもらうまでのハードルは長かったりするのだ。時に。

バランスの中で絶妙にはみ出す

組織からみても大きくブレイクスルーしてくれる人というのは、主張があり、組織のルールに囚われない、絶妙にバランスからはみ出す人であったりする。

組織の和を乱してでも自分の主張を通せ、ということではない。ただ、組織に適用しすぎて自分を見失うこともよくある。その中で、組織にとっても自分にとっても良い方向に導けるのが、本当に優秀な人なんだろう。

コンサル会社であっても、やはり日本人なのか、ちゃんと主張しない人も多かったりする。その空気に慣れてはいけない、とも思う。

いろんな生き方があって、それぞれに合ったやり方がある。けど、主張することが意外な一歩を踏み出すことがあるってことは、これからも覚えておきたいもんだ。

Windows Vistaでネットワークドライブに対してバッチ処理する方法

どうでもいいことなのに、これほど苦戦するとは。。。
ネットワークドライブのファイルを一括で移動しようと思い、FastCopyを使用して夜間にでも実行しておいてもらおうと思ったら、いろいろハマって解決までに時間がかかった。。。
 
まず一つ目の問題。
Windows Vistaから導入されたスリープモード。PCを操作しないで一定時間を経過すると、XPでいう休止状態とスタンバイモードを兼ねた状態になる。これがスリープモード。
Vistaは電源を切らずに “スリープ”を使うのが常識に!? – デジタル – 日経トレンディネット

これを無効にしておかないと、勝手にアプリが止まってしまうので、無効にしておく。
「コントロールパネル」⇒「電源オプション」⇒「コンピュータがスリープ状態になる時間を変更」から、「電源に接続」の「コンピュータをスリープ状態にする」を「なし」に変更。
 

問題2。ネットワークドライブへの接続は、一定時間の接続がないと切断される。
どうやら、ネットワークドライブの無駄なリソース消費を防ぐことが目的らしい。これも設定で無効にしておかないと、アプリ実行中に勝手にネットワークドライブが認識されなくなる。
 
[コントロールパネル]→[管理ツール]→[ローカルセキュリティポリシー]
 ↓
セキュリティ設定 - ローカルポリシー - セキュリティオプション
 ↓
Microsoftネットワークサーバー:ログオン時間の有効期間が切れるとクライアントを切断する
無効(S)
 
でOK。
windowsXP ネットワークドライブが切断される - System Insider - @IT

これで、やっと処理できるようになった。

長いメールマガジンは、GmailでInstapaperに自動

メールマガジンで、大体いつも長い文章が含まれているものは、GmailからInstapaperに自動転送しておけば便利。
というわけで、自動転送の設定をするまでの手順。

Instapaperでメール送信用アドレスを確認

InstapaperのExtasから、自分用のメールアドレスがゲットできます。Email in links and long messagesってやつ。

Instapaper

Gmailに自動転送設定のアドレスを登録する

Gmailから自動転送するためには、最初にメールアドレスの認証を行っておく必要有り。後で気づいた。。。。

「Settings」の「Forwarding and POP/IMAP」の「Forwarding」で、Instapaperのメールアドレスを登録。
 
「認証コードを送りました」となるので、Instapaperでそのメールを確認。
認証リンクをクリックするか、認証コードをGmailで入力すれば、メールアドレスの設定はOK。

GmailでFilterを作成

 
フィルターは、条件を指定したメールに対して、アクションを指定するためのもの。「Settings」の
今回はメルマガをフィルタリングしたいので、「From」のところに送信元のアドレスを入力。
 
複数指定とかも、条件文を使えばできます。
Gmailフィルタの使い方。

あとはアクションを指定すればOK。
「受信トレイをスキップしてアーカイブする」とか、「開封済みにする」とか、「削除する」とか。
自分が指定したのは、「受信トレイをスキップしてアーカイブする」と「転送する」の2つ。
 
 
これで完了。Instapaperは、デバイスによってフォーマットを最適化してくれるのと、どこまで読んだかを記憶してくれていることが使っていて気持ちイイ。また一つInstapaperが便利になった。

+Lhacaの圧縮時にパスワード付与を設定する方法

セキュリティが重要と言われていますが、ファイルの暗号化が当たり前になってきています。

そして、ファイル圧縮・解凍でよく使われる+Lhacaデラックス版で、ファイル暗号化もできます。

+Lhaca デラックス版

ただ、暗号化の方法がちょっとわかりづらいんですよね。。。。

+Lhacaは、単純にアイコンをダブルクリックすると、こんな画面が出ます。これだと、どこにもパスワード設定がありません・・・。

lhaca1

だけど、Shiftキー押しながらアイコンをダブルクリックすると、違い画面が出ます。

lhaca2

これで、「表示」メニューから「上級者用設定」を選択。

lhaca3

上級者オプションが出ます。ここで、「パスワードを設定」をONにしておけば、ドラッグなどで圧縮かけたときに、パスワードの入力画面が出るようになります。

 

重要なファイルには、ぜひ暗号化を。

 

後で長い文章を読むときとか、Instapaper proが最強

ネットサーフィンとかRSSリーダーで、あとで読もうという記事が結構あるんだけど、これまでは「あとで読む」を使ってた。ただ、これってメールで送られるだけだから、読みづらいんだよね。。。

で、 試しにInstapaperを使い始めたら、これは快適。

Instapaper
Instapaper

ブックマークレットかGoogleリーダーの送信とかTwitterからInstapaperに送って、後でまとめてiPod touchで寝る前とか移動時に読む。

最初はInstapaper freeを使ってたけど、どこまで読んだか記録してくれなかったのでpro版を購入(600円)。これ、便利。フォントサイズも調整できるし、オフラインで保存する記事の数に制限もないから、600円でも損した気はしない。

Instapaper 5.0.2(¥400)
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
販売元: Instapaper, LLC – Instapaper, LLC(サイズ: 18 MB)
全てのバージョンの評価: (319件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応

あと、英英辞典もついてるらしいよ。自分は余り使わないけど。

今日、iPad(のInstapaper)で感動したこと… | IDEA*IDEA

 ちなみに、iPhoneユーザーならWeb2Stanzaもおすすめです。記事をePub形式にして、Stanzaで読めるようになる。無料だし。Stanzaならどこまで読んだかも記憶しておいてくれる。

Going My Way: Web2Stanza Bookmarklet を使って Web ページを iPhone の Stanza で読む方法

長期的な企業体力をつける-【オーディオブック】現場力を鍛える

  • 現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件
  • 著者:遠藤功
  • 価格:1520円(税込)
  • 時間:04時間45分26秒

なんというか、システム運用をやってると、現場の力というか品質をどう上げて、かつ保っていくかということにすごい意識が傾く。一方で、いわゆるコンサルティング業務として、いろいろお客さんと接していたりすると、モノの考え方から論理的アプローチ、戦略としての組み立て、計画への落し込み、という一連の流れにも、組織のフレーム作りとして重要なんだとも思う。

ただ、この両輪ってかみ合わないときが結構あるんだよね。両方やってて思うけど。かみ合わないときというのが、どういうときか。このオーディオブック聴きながら、ずっと考えてた。
 
 
本書の中では、戦略による企業の優位性はどんどん短くなる一方で、現場力の高さが企業の長期的な優位性を築く、と述べている。
 
戦略と現場力は組織の繁栄にとって両輪ではあると思うけれど、そのバランスはそれぞれの組織にとって異なる。特に、規模が小さい組織では、現場力の方が重要である気がする。それは組織における「選択肢」の幅が、戦略の有効性を決めるからだ。
 

この間、小さめの組織にお邪魔したが、現場の人のナレッジが乏しいことを嘆いていらっしゃった。どうにも現場に知識がない。自分たちの作業に問題がある気がするんだけど、何が問題なのかがわからない。問題を分析するアプローチもない。
こういう場合はとれる選択肢が少ない。拡大戦略だったり理想追求しても実現しないので、足元からスキルアップ、知識の蓄積、優先順位の明確化による取捨選択など、ボトムアップアプローチによる現実解を考える。
 
 
 
あと、本書の中では「一次情報をみろ」と述べているけど、これもバランスというか勘が必要。
管理する立場になれば、現場で発生している全ての情報に目を通すことなんて無理。一方で、現場の雰囲気や現状を把握しないと、管理者として的確な方向性を打ち出せないのも事実。
そこで、「どの情報を自分は取得するか」を的確に意識しないといけない。最初は過剰に現場の情報を見る。そして、内容がつかめてきたら、自分にとって重要でない情報は手放していく。そのバランス感覚をつかめるかが、良い管理者になれるかの肝だと日々思っている。
 
何のためにレビューするか。
どんな情報が自分にとって必要なのか。
自分の存在価値とはどういう結果で表されるのか。
 
自分や自分の身の回りで行われている作業の、細かいひとつひとつに対して、こういう吟味が必要なんだと、これを聴いて改めて思う。聴くことで、現場の重要性がわかって、希望がわいてくるんじゃなかろうか。

 


Warning: Trying to access array offset on value of type null in /home/synapsediary/synapse-diary.com/public_html/wp-content/plugins/amazonjs/amazonjs.php on line 637