Flickrの写真をまとめてダウンロードして、Googleフォトに移行する

皆さんは、写真をどこに保管していますか?オンラインサービスは何を使っていますか?

 

Flickrの限界と引越し先の検討

昔から、写真管理にはFlickrを利用してきました。オンライン写真サービスの老舗であり、当時はUIが洗練されていたこともあり、人気が高かったのを覚えています。

しかし、米Yahoo!に買収され、それに振り回されたのか、Googleフォトの到来によってFlickrの魅力は大きく失われてしまったように思います。

Google Photosが自動アルバム作成機能投入したので期待したい

 

米Yahoo!は中核事業をAOLに売却してしまいましたし、Flickrもいつまで続くか不安な部分もあるので、今のうちに写真をバックアップしておくことにしました。

 

Flickrのダウンロード方法

昔は一括でダウンロードできる機能がFlickrから提供されておらず、別のソフトウェアなどを使う必要がありました。

Flickrの写真をまとめてダウンロードする「Bulkr」

 

しかし今は公式サービスとしてまとめてダウンロードできます。カメラロールから写真を選択して、「Download」ボタンをクリックするだけです(ダウンロードはzipファイルでひとまとめになります)。アルバムを作れば、アルバム単位でできます。

 

Googleフォトにアップロードする

一括でアップロードするなら、こちらのソフトが便利です。

Google ドライブをダウンロード
Google ドライブをダウンロード

指定したディレクトリにある動画や写真を、自動でアップロードしてくれます。Flickrからダウンロードした写真を、指定したディレクトリに置いておけば、Googleフォトにアップロードは完了です。

 

ちなみに、今でもFlickrのデザインは好きですし、写真コミュニティとしてはユーザー数が多く、機能しているように思えます。一方で、Googleフォトは機械学習を駆使して、自動でアルバムや動画を作成したり、新しい画像フォーマットに素早く対応するなど、サービスの進歩が著しいです。

Googleフォトに2つの新機能!AIが共有相手を提案、写真を自動共有 – iPhone Mania

Google、iOS 11のHEVC動画とHEIF画像をサポートした写真クラウドアプリ「Google フォト 3.5.0」をリリース | iPad App Store | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)

RAWなどの生データを保存しておきたい、などの理由があれば別ですが、ライトユーザーで写真を大量に保存したいのであれば、Googleフォトが今なら最適解かな、と思います。

それにしても、写真データは大量になるので、こうやって引っ越すのは本当に大変ですね・・・。

 

写真の幅を広げるために、オリンパスのボディキャップレンズを買いました。フィッシュアイのやつです。

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安いのですが、意外と映りが良く、手軽に広角やフィッシュアイの写真を楽しめるので、試してみたいという人にはおすすめです。

あなたのiPhone写真をグレードアップさせてくれるカメラアプリ3選

最近改めて、iPhoneで使うカメラアプリを整理しています。

bitplayのsnap7!を買ったこともあり、カメラアプリもいろいろ用途に合わせて、使い分けるようになりました。

iPhoneを本格カメラに変身させるbitplayのSNAP!7とHDワイドレンズを買ってみた

 

というわけで、シーンに分けて、カメラアプリも使い分けて使うようになりました。この記事では、iPhoneの標準カメラアプリではなく、写真をグレードアップさせるカメラアプリを紹介します。

 

Microsoft Pix

 

Microsoftが提供する、AI搭載のカメラアプリです。以下の公式サイトを見ていただくとわかりますが、発色を最適化したり、人の動きを検知してベストショットをチョイスしたりと、様々な補正を自動でしてくれるのがウリです。

Microsoft Pix App – a Smart Camera and Photo App from Microsoft

シャッター音が消せるのと、通常のカメラアプリより発色が結構よく出るので、普段遣いはこのカメラアプリが一番多いですね。さっと撮影したいときに使っています。

 

Camera+

Camera+開発元:tap tap tap LLC
価格:¥360App Store

 

有料アプリではこれを使っています。iPhoneのカメラアプリとしては、ProCameraと並ぶ老舗かなと思います。標準のカメラアプリよりも様々なパラメータを調整できるので、本格的にカメラ撮影したい人に向いてます。

Camera+ ~ 究極のフォトアプリ

使いやすいUIでフォーカスと露出を調整できるので、自分のカメラの練習も兼ねて、ちゃんと構えるときはこのアプリで写真を撮ることが増えてきています。

 

Lightroom for iPhone

Adobe Photoshop Lightroom for iPhone開発元:Adobe
価格:無料App Store

 

AdobeがiPhone向けに出してきた、RAWデータの現像ソフトです。RAW現像がメイン機能ではあるのですが、カメラ機能もついていて、これが非常に優秀で高機能です。UIにこだわりがなければ、前述のCamera+でなくても、こちらでもいろいろパラメータを調整して撮影できます。多機能であることは、以下の公式サイトの機能紹介を見てもらえばわかると思います。

今日から始める Lightroom mobile アプリ(iOS)

主にHDRで取りたいときにこのアプリを使っています。このLightroom for iPhoneのHDRは、通常のカメラアプリと次の点が違っているのが使う理由です。

  • RAW形式でHDRができる
  • 通常のカメラアプリは2枚ですが、このlightroom mobile は3枚のファイルを使って合成する
  • クラウドでAdobeならではの合成を行うので、処理が高度化して発色が良い

使うシーンにもよると思いますが、自分でも使ってみて確かに、発色が良いことが多いですね。

参考:
iPhone SEで「Lightroom mobile」のRAW HDR撮影モードを試してみる。HDR、DNG、JPEG画像の違いも比較する | かめらとブログ。
とにかくすごい! 「Lightroom for iPhone」のHDR撮影を試してみる【追記あり】 (1/2) – ITmedia Mobile

 

これらのカメラアプリを使っていると、カメラの標準アプリはもう使わなくなってしまいましたね。あと、iPhoneを本格的なカメラに変身させるケースである、bitplayのSNAP!7を購入したので、iPhoneでカメラ使って写真を撮ることがとても楽しくなりました。

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これからは三脚も買って、夜景の撮影にも挑戦してみたいです。

iPhoneを本格カメラに変身させるbitplayのSNAP!7とHDワイドレンズを買ってみた

すっかり夏になりましたね。旅行など、様々な機会でカメラが活躍する季節になってきました。

そして、僕はカメラの撮影手段を増やすべく、夏のセールだったこともあり、以前から気になっていたbitplayのSNAP!7を購入しました。iPhoneをカメラっぽく変身させてくれるケースです。

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今回買ったのは、ケースとワイドレンズのセットです。

日本の代理店だと、ここで買えます。

SUPER KOPEK

 

買った動機

まずそもそもの話として、コンデジはもう衰退しているのが実情です。

コンパクトカメラの台数激減。これからのカメラは何を買うべきか

 

これはスマホのカメラ機能の向上と関係してます。なので、みんな手軽に写真撮るなら、スマホで十分なわけですね。

一方で、スマホのカメラで満足できないときは、ミラーレス一眼を使ってます。一眼レフよりは軽くて持ち歩きに便利なのですが、やはり常に持ってるスマホで、もっと手軽に写真撮りやすくしたかったんですよね。

というわけで、iPhoneでもっと写真を撮りやすくするためにSNAP!7を購入することにしました。

 

SNAP!7のiPhoneケースはクイックに写真が撮れる

ケースは、以下で構成されてます。

  • ケース本体
  • グリップ
  • サムレスト
  • ストラップ

SNAP!7ケース

右手で握ったときに、シャッターボタンが配置されており、これがボリュームボタンと連動していて、右手で握った状態のまま、ボリュームシャッターを人差し指で押せるようになってます。このシャッターボタンは本当すごい写真撮りやすいです。

SNAP!7シャッターボタン

ケース本体だけでも、明らかに撮りやすくなります。そこからさらに、グリップやサムレストを付けるほど、握りやすくなるのでスナップに使いやすくなります。

日常使いなら、とりあえずケース本体だけでもつけておけば、出かけて気軽に写真を撮りやすくなりますよ。

ちなみに、ボリュームシャッターは、カメラアプリのcamera+とMicrosoft pixで使えることを確認しました。

 

HDワイドレンズは風景を撮影するのが楽しくなる

ケースだけでも楽しくなるのですが、SNAP!7の特徴は、様々なレンズを簡単に取り付けられることです。

そして今回、HDワイドレンズを購入しました。

HDワイドレンズ

広角レンズは普段のiPhoneのカメラとは違ってまた新しい切り取り方をできます。

一眼レフやミラーレス一眼で広角レンズを試すためには、数万円の投資が必要になりますが、HDワイドレンズでは、それと比べれば非常に格安で広角レンズを楽しむことができるようになります。

やはり特徴は風景を広くとらえられることでしょう。撮影例は、こちらのページでご覧いただけます。

bitplay SNAP! 7・物理シャッターボタン搭載iPhoneケース

歪みは確かに抑えられていて高性能なので、風景の横幅が広く、奥行きを与えることができます。しかし、使ってみた感想としては、それでも多少周辺は歪むので、あまりポートレートには向かないと思います。人を撮るなら中心あたりに含めると良いでしょう。

 

まとめ

  • iPhoneケースは写真を撮りやすくしてくれるので、休日やお出かけのケースとしておすすめ
  • HDワイドレンズは非常にきれいな広角レンズなので、風景などのスナップで威力を発揮してくれる

写真を撮るならいろんなパターンを自分の中で持っておいた方が楽しいし、撮るためのストレスを減らしてくれるこのケースは使い勝手が良いですよね。

というわけで、気軽にもっとスマホで写真を撮りたい方にはオススメです。

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コンパクトカメラの台数激減。これからのカメラは何を買うべきか

デジタルカメラの販売台数が激減してるそうです。スマホのカメラ性能はどんどん向上していますし、「確かにデジカメなんてもう使わないよな」と、多くの人は感じるんじゃないでしょうか。

デジタルカメラの売り上げが大きく落ちている。デジカメの世界出荷台数は2016年に2418万台で、ピークだった10年の5分の1程度だ。

引用:スマホ利用拡大「デジカメ全滅時代」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Onlineカメラ市場の動向

では、実際にカメラ市場の数字を見てみましょう。CIPA(カメラ映像機器工業会)という一般社団法人が公開している資料から引用します。

http://www.cipa.jp/stats/documents/common/cr1000.pdf

スマホの台頭と重なるように、明らかにコンパクトカメラは販売台数が激減しています。

じゃあ一眼レフ等の高機能なカメラは増えているかと言うと、こちらも2012年をピークにしぼんでるんですね。

ただ興味深い事象があって、1つはカメラの平均単価は上昇しているという点です。(SLRは一眼レフ、Non-Reflexはミラーレス一眼のこと。)

もう一つは、高機能カメラの中でもお手軽なミラーレス一眼の相対的なシェアは増えているということです。以下は台数ベースの推移ですが、5年間で相対シェアは20%→27%に増えています。金額ベースでみると、17%→29%まで増えています。

ここから言えるのは、カメラは全体的に高機能な機種にシフトしてきており、その中でも相対的にお手軽なミラーレス一眼が注目を浴びているということです。これまでライトユーザーはコンパクトカメラだったと思いますが、それがミラーレス一眼の方へシフトしてるんじゃないでしょうか。

ミラーレス一眼の特徴は、大きさが小ぶりで持ち歩きやすいこと、オートフォーカスやレンズ交換など、一眼レフに近い後期の差があること、そして何より価格が一眼レフに比べて安い事が挙げられるでしょう。これらのお手軽さが、ライトユーザーの支持を得ていると推測します。僕もミラーレス一眼を持っていますが、確かに使いやすいです。

これらのトレンドは、企業の業績にも影響を与えています。

利益を維持しているのはキヤノンやニコンといったレンズ交換式に強い企業だ。下位メーカーは12年ごろからカメラ事業の赤字が続く。

引用:デジカメ市場、ピークの5分の1 決断迫られるカメラ各社  :日本経済新聞 

コンパクトカメラは2009年あたりがピークになっており、レンズ交換式カメラは2012年あたりがピークになっていることからも、レンズ交換式カメラに強いメーカーが生き残っているのと整合します。

というわけで、これからカメラを買いたいという初心者・ライトユーザーには、ミラーレス一眼をお勧めします。

ミラーレス一眼を買い換えました

そして僕はカメラを買い換えました。久々に。

もともとミラーレス一眼を持っていたのですが、しばらく買い換えておらず、気づいたらとても古い機種になっていました。もう一度カメラ熱を盛り上げようと、この度ミラーレス一眼を買い換えることにしました。

まず、比較サイトで機能を比較をしました。このようなサイトがあるので、とてもわかりやすく比較できます。

Panasonic GF1 vs Olympus E-M10 Detailed Comparison

僕は、もともとPanasonicのGF1という入門用の機種を持っていたので、レンズに互換性があるオリンパスかPanasonicで探しました。いまなら、このあたりが狙い目でしょうか。

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最終的には、本体は安く抑え、レンズにお金を投じようと思い、以下にしました。

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ちなみに、一眼レフ・ミラーレス一眼・コンパクトカメラの販売台数も見てみましょう。

2017年カメラメーカーシェア発表!一眼・ミラーレス・コンデジ一番売れたメーカーは? | Amazing Graph|アメイジンググラフ

このデータをみると、ミラーレスはオリンパスがやや強いですが、キャノン・ソニーが続きます。パナソニックは・・・という感じでしょうか。

シェアが高いメーカーの製品の方が、リセールバリューあるかもしれません。商品選びの参考にどうぞ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。最後に、CIPAからカメラ市場に関するグラフをもうひとつだけ掲載しておきます。

こちらにあるように、フィルムカメラ時代に比べれば、まだ倍もマーケットは存在しています。デジタル化やスマートフォンが、写真をはるかに身近にしたのだと思います。それによって、相対的に高機能なカメラに興味を持つ人も増えてきたのでしょう。

最近だと、スマホに良いレンズを搭載するアクセサリーも登場してます。

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写真、楽しいよ!

 

最近、この哲学の本を読みました。これまで哲学って本当意味不明って思っていましたが、この本は読みやすくかつ本質的な点に絞って説明されていたので、非常に楽しく読めました。哲学入門に興味ある方におすすめ。

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Google Photosが自動アルバム作成機能投入したので期待したい

Google Photosが自動でアルバムを作成する機能を投入したことを発表しました。

ニュース – Google Photosが進化 ベストショットのアルバム自動作成:ITpro

これを見て思ったのは、次のようなことです。

  • この機能は良いアプローチだな
  • GoogleはPhotosの強化に本気なんだな

良いアプローチだと思った理由

皆さんも心当たりがあると思うんですが、スマホで写真を撮っても、なかなかきれいに見返したりとか難しくないですかね?それでそのままとりあえずGoogle Photosなどのフォトサービスに写真はストックされていくけれども、昔の写真はあまり見返さなかったりとか、誰かとアルバムごとシェアするのもちょっと面倒くさかったりとかします。そうなると、撮ってGoogle Photosにアップした写真も単なるバックアップでしかなくなりますよね。

これは、今のフォトサービス全体の課題として、写真を撮影→アップロードは非常に簡単なんだけど、アルバムごとに整理したりするのが非常に面倒ということが挙げられます。

で、今回Googleが投入しようと言っているのは、顔写真、ロケーションや撮影日時などの情報から、自動的にアルバムを作ろうっていうのが機能です(もともとはGoogle+ Photosでもあったと思うので、機能自体はとても驚くものと言う訳では無いのですが)。そして、アルバムには地図や店舗情報なども付与されるようです。

アルバムはただ良い写真やビデオが並ぶだけではなく、様々な連携機能を有する。自宅から何処へ旅行に行ったのか表示され、旅先の詳細な地名などが記載される。これによりドライブ中にふらりと立ち寄ったレストランや真っ暗になってからたどり着いたキャンプサイトが何処にあったのかなども把握することができる。

もう写真の撮りっぱは無しに、「グーグルフォト」がベストショットで自動アルバム作成 – Ameba News [アメーバニュース]

こうやって写真をアルバムとしてパッケージ化したり、地図などの情報を付加することで、写真に新しい価値を見出そうとしているわけですね(そして、Googleはそれによって写真をきっかけにGoogleサービスへのアクセスや依存度を高めようとしているわけです)。

まず前提として、Googleフォト子はスマホでの利用をある程度想定していて、ライトユーザー向けと言えるんじゃないかと思います。

このあたりは、機械学習や地図サービスを持っている強みを活かした、良いアプローチだな、と思った次第です。あとは、実際の精度次第ではありますが。

 

Flickrがんばれ

フォトサービスってちょっと不思議で、デファクトスタンダードっぽいサービスがいまだにないような気がするんですよね。だからGoogleもまだいろいろやれる余地があると判断して、Google Photosを投入してきたんだと思うんですが。

で、この勢いでGoogleは本気で写真サービスのシェアを拡大しようとしてるんだな、って感じてます。Photoshop向けのプラグインを投入してきてますし、ライトユーザーだけでなくプロユーザーも取り込もうって気配を感じます。

Google Nik Collection

僕はFlickrのプロアカウント持ってるんですが、インターフェースも好きですし、検索も良い感じなので、頑張って欲しいんですよね。他のサービスに移行するのも大変だし。。。。

ただ、Yahooの業績が芳しくないという状況になっていますし、今後Flickrはどうなっちゃうんだろうなっていう不安は少なからずあります。こういう記事も出てますしね。

さらば、ぼくらが愛したFlickr « WIRED.jp

 

まあ、とりとめのない記事になりましたが、Google Photosは新しい機能の投入などいろいろ力を入れているし、機械学習などを活かしながら、今の写真サービスの課題を解消させようとしているのは良いな、と思うわけです。写真って容量も大きいし、一度取り込んでしまえばスイッチするのが比較的難しいサービスなのですが、今後どうなるんでしょうかね。

Google Photosはスマホ写真の保存先として大本命になる

[browser-shot url=”https://photos.google.com/” width=”600″ height=”450″]

先日のGoogle I/Oで、Google Photosが発表されました。

無料で容量無制限に写真&動画を保存しまくれる「Google Photos」、本日から利用可能 – GIGAZINE

これが破壊力抜群です。一気に、写真サービスの本命になってしまう可能性があるんじゃないかと思います。

これまでGoogleは、PicasaやGoogle+フォトなど、いくつか写真サービスを展開してきました。しかし、いずれも本命になりきることができずにいました。

一方で、FlickrやDropboxなど競合の写真サービスも存在していますが、これらもなかなかブレークスルーしきれず、撮った写真をどこにストックし、どうやってシェアするかというのは、結構ユーザーを悩ませています。

ちなみに、僕は2009年からFlickrの有料ユーザーです。

FlickrのProアカウントを購入した

 

Google Photosを使っておけば、とりあえずバックアップは心配ない

Google Photosのサービス内容として一番注目されるのは、容量が無制限だってことです。もちろん、写真は1600万画素、ビデオの解像度は1080Pという制限があります。それを超える写真や動画を保存したい場合には、容量が無制限ではなくなります。

ちなみに、iPhone6のカメラは800万画素です。一眼レフなどもっと解像度が高い写真を普段から撮っている人でもなければ、普段の携帯写真はGoogle Photosで十分でしょう。

[iPhone]カメラの画素数はどのくらいですか? | ソフトバンクモバイル

 

実際に、Google PhotosのアプリがiOS/Androidの両方で提供されているので、使ってみました。

 

Googleフォト 1.0.1(無料)
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Google, Inc. – Google, Inc.(サイズ: 53 MB)
全てのバージョンの評価: (178件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応

 

アップロードも早いですし、撮影年月ごとに並んでみれたり(カメラロールと同じ感じ)、花や空など、写真を解析してそれぞれにまとめて閲覧することもできます。

さらに、連続写真と認識されるものは、自動でアニメーションも作成してくれるようです。気に入れば、自分のライブラリに保存することもできます。

 

Googleの狙いは膨大な写真情報

なんでこんなサービスを無料で提供するのか、という点についてですが、いくつか目的は考えられます。まず、写真に関するプラットフォームになること。先述した通り、いまいち写真を保存・共有するデファクトスタンダードとなるような強力なサービスが存在しない「空白地」になっています。

そこで、無料での保存、画像認識等による閲覧・検索しやすさを追求したサービスを提供することで、プラットフォームの覇権奪取を狙ってる。これは、Google+フォトを提供していた頃から、路線としてはあまり変わってないと思いますが。

 

あとは、ディープラーニングなどの画像解析を使うことで、高度なサービス実現をできる見通しがたったから。Picasaでは顔認識もやっていますし、Google+フォトでは画像を自動でコレクションして動画を作るなど、いろんなサービス提供を試みています。これらを活用して、いろんな楽しみ方を提供できることで、競合にも勝てると考えたんじゃないでしょうかね。

特に解析技術に関しては、情報が多いほど精度が向上します。サービスを無料で提供することで、一気に膨大な写真を集める。それによって、一層解析の精度が向上を図り、他社を寄せ付けない戦略じゃないでしょうか。

Flickrが先日「Magic View」という、画像認識技術を使った検索サービスを提供開始しましたが、Google Photosの登場でややかすんでしまいました。完全に同質化されてしまった印象があります。

Flickr、Dropboxのような自動バックアップや画像認識検索などの大規模アップデート – ITmedia ニュース

 

また写真は、個人の嗜好や特性などを解析するのに膨大な情報が含まれています。それによって、広告サービスにも活用するんじゃないかとみられています。

 

Googleには、ある。同社の持つコンピュータービジョン、機械学習、人工知能を始めとする高度な技術を活用すれば、写真に写っている人々、場所、物等を認識し、そのデータをユーザーの個人情報と結び付けることができる。お気に入りの炭酸飲料やオートバイと一緒に写っている写真から、そのユーザーに見せるべき広告がわかる。ランドマークから識別された位置から、何を探しているかを推測できる。

Google Photosの「無料無限ストレージ」は、Appleの高価なiCloudを打ちのめすかもしれない | TechCrunch Japan

 

写真サービスという市場の状況などを踏まえると、タイミングやサービス内容はよく考えられてると思います。メインの収益事業である検索広告があるので、こうやって別サービスで思いっきり無料にするという戦略は、競合にとってはたまったものではありませんね。

 

 

ーーー

 

個人的には、FlickrとGoogle Photosの併用で様子を見ようと思っていますが、どこかのタイミングでGoogle Photosに乗り換えることもありえそうだと思っています。特に写真を保存してこなかった人は、Google Photosを使ってみることをおすすめします。

Gumroadで写真販売を試してみる

全然タイムリーじゃないけど、超お手軽というGumroadでコンテンツ販売を試してみることにした。

販売するまでの流れ

アカウントを作るには、FacebookかTwitterに登録するだけ。メールアドレスからでもできるけど。その後は、販売したいリンクを設定するかコンテンツをアップロードして、金額決めて登録するだけ。本当にこれでおしまい。なんてお手軽。

販売するのはFlickrのSetにした。岐阜に来てから撮影した風景写真100枚以上。まだストックはあるので、買われるようであれば、次の展開を考えようかな。

注意したのは、ちゃんと商用利用できるライセンスにすることと、完全なオープンではなくGuestPassでアクセスする形にしたこと。(Flickrのライセンスはもう一度確認した。商用利用可能で、クレジットだけ必要な形にしました。)

Gumroadの欠点は、リンクがばれてしまうと無料で取得できてしまうこと。一度きりのURLなどではないようなので。

 

あと、Gumroadでこのようなリンクがブログに貼れるコードも簡単につくれる。

岐阜の風景写真

興味ある人はぜひ買ってみてください。

Gumroadで感じるネット販売の今後

感想としては、あまりにもお手軽過ぎてびっくりした。アカウント作成から販売リンクができあがるまで、1分ぐらいですよ。大げさじゃなく。個人がコンテンツ販売する敷居を低くしたのは間違いない。

ただ、恐らくプラットフォームとして信用を勝ち取るまでには至らないだろうと思う。やっぱり不正利用などのコントロールが十分じゃないから。でも、そもそもそういうことを想定していないんだろう。GumroadはTwitterやFacebookのアカウントと紐付くので、Gumroadがプラットフォームになるというよりは、TwitterやFacebookに紐付くことで個人に販売ツールを提供する位置づけかな。

こういうサービスは、Paypalという少額決済の仕組みがあるから成り立つのだとも言える。

 

今後電子書籍も普及してくるだろうし、独自コンテンツをPDFで売るとか、自前の音楽を販売するとか、いろんなやり方が考えられるなあ。

 

今回試すにあたって参考にさせていただいた記事。
話題のGumroadで売られたものまとめ – NAVER まとめ
Gumroadを試してみました « 広島のホームページ制作や広告デザイン、写真撮影など|NOBUSUE.COM
出品者がブログ内に決済ウィジェットを表示できる「Gumroad modal」が登場 | crocodile notebook [ 鰐ノート ]

マイクロフォーサーズでオールドレンズを楽しむ

実家に昔親が使っていた一眼レフのフィルムカメラがあり、何となく勿体ないと思ってた。それでいろいろ調べてみると、マイクロフォーサーズで古いレンズが活用できる、というのがあったので、実際やってみたよって話。

なぜマイクロフォーサーズでオールドレンズか

マイクルフォーサーズはフランジバックが短いのが特徴で、それがあるからたくさんのオールドレンズに対応できるのだとか。レンズによって必要なフランジバックが決まっているのだが、短ければアダプターをかまして長くすれば良いので、短いほどたくさんのレンズに対応できるということだ。

詳しい話は、こういうサイトか本を読めば良いと思う。

Panasonic LUMIX G1でオールドレンズを楽しむ

Panasonic LUMIX G1でオールドレンズを楽しむ

マウントアダプターを調べる

実家にあったのはペンタックスのレンズだったので、実際に装着されているカメラの機種とかレンズに記載されている名称から、Kマウントだと判明。これに合ったマウントアダプターを購入する必要がある、と。

いろいろネットで調べた上で、最終的にPixcoのマウントアダプターを買った。

他のでも良いと思うけど。ただ、安いアダプターだと品質が悪くてうまく接続できないという声もネット上にはあったので、そこらへんは自己責任で。個人的には、ヤフオクで「装着を確かめてから発送する」という出品があったので、これはちょっと安心と思って購入した。

実際に装着して撮ってみる

マウントアダプターで問題なく装着できた。オールドレンズの場合、オートフォーカスはできないし、画角も2倍になるのでちょっと操作方法には注意が必要。あと、パナソニックの場合は、「レンズ無しレリーズ」をONにしないとシャッターが切れない。

ただ、自分でダイヤルを回して明るさとか焦点を合わせる行為も悪くないもんだな、と思ってしまった。手元にある2種類のレンズで遊んでみたけど、レンズによって操作性も色合いも変わる。

 

楽しいよ、オールドレンズ。これが巷で噂のレンズ沼か。。。。

Flickrの写真をまとめてダウンロードする「Bulkr」

Flickrの写真を、たまに誰かに纏めて提供しようと思うときがあるので、こういうツールがあると便利だ。

Bulkrは、Adobe AIR製のFlickr写真ダウンロードアプリ。検索した結果の写真を纏めてダウンロードすることもできるし、自分の写真をセットごとにダウンロードする、とかもできる。

Bulkr: Backup, download flickr photos & sets (Mac, Windows & Linux)

セットアップは以下の手順で。

ダウンロード直後の起動画面。

Flickrアカウント認証。

ブラウザ画面に移動する。右側の「NEXT」を選択。

認証完了。

ダウンロードのサイズも選べるし、便利。未確認だけど、ダウンロードを中断しても、またアプリ起動したら再開してくれるらしい。

無料のPDFとMP3マガジン「P+M Magazine」

偶然見つけた。

写真と音楽で構成される、無料のPDFとMP3のマガジン。

P+M magazine(PMマガジン)- Free PDF Photo & Music Magazine – 写真と音楽の無料電子書籍・PDF雑誌

 

結構音楽も良かった。世界各国のインディーズの音楽だそうな。「大人の遠足」とか、面白そう。

これみて、久々にVQ1005を引っ張り出してみようかなと思った。(VQ1005って、今入手困難で値段上がってるんだね。。。)

 

Vista Quest¥ 14,500

 

 

こういうメディアが出てきてるんだなー。面白い。マネタイズはどうしてんだろ。