|新訳|科学的管理法 有賀 裕子 ダイヤモンド社 2009-11-28 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
タイトルはなんかいかついけど。結構示唆に富んだ内容だった。どんな規模であっても、管理する立場にある人なら、読んでおいて損はないと思う。結構耳が痛いこともある。
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タイトルはなんかいかついけど。結構示唆に富んだ内容だった。どんな規模であっても、管理する立場にある人なら、読んでおいて損はないと思う。結構耳が痛いこともある。
Javaの場合は、GoogleがEclipseのプラグインを用意しているので、Eclipseを使って開発するのが楽だろう。自分の環境はMacなので、Mac版をダウンロード。このとき注意しなきゃいけないのは、Ganymedeでないとダメだってこと。それ以外のEclipseをダウンロードすると、プラグイン導入時にエラーが出て失敗する。
Google App Engine for Java [実践]クラウドシステム構築 (WEB+DB PRESS plus) (WEB+DB PRESSプラスシリーズ) (WEB+DB PRESS plusシリーズ) 技術評論社 2009-09-10 |
ソフトウェア開発の根源的な難しさを考察した一冊。なんというか、これを読んだからといってソフトウェア開発の問題が解決する訳でもないのだけれど。ただ、なぜ難しいのか、だったりなんでデスマが発生するのか、ということについては、理解が深まると思う。前提を知っておけば、少しは対処できるだろうし。
というわけで、気になったことを書き留めておく。
自分のプロジェクトの開発規模はCOCOMOで検証する
COCOMOの統計で、ちゃんと経験則が公式化されていることを知っておくのが良いかと。自分がいるプロジェクトの開発規模が、人日計算やFP計算と突き合わせたとき、大体合っているかは、比較しておいて損はない。
あと、開発規模が大きくなればなるほど、開発するための調整コストが飛躍的に伸びることに注意すること。当然といえば当然なんだけど、感覚的に見積もる場合は、こういう調整コストって、ほとんど計算に入れられてない場合もよくあるので。
もう少し、COCOMOをちゃんと勉強しようと思った。
仕様の変更にいかに柔軟に対応するか
本の中では、仕様確定が統計的に開発のどのタイミングで多く発生するかのグラフがあった。主に、開始から30%~40%ぐらい進捗したあたりが、最も仕様確定が大きい。つまり、最初から仕様を確定するということが、いかに困難であるか、ということだ。身にしみてわかっているはずなのに、いつまでもウォーターフォールの幻想から抜け出せない。
ただ、ウォーターフォールは誰でも理解しやすく、契約上も区切りを設けやすい。そういう中で、どういう仕様の吸収の仕方をすれば、柔軟に対応できるんだろうか。本書ではアジャイルをひとつの可能性として謳っている。もう少しアジャイルとか勉強してみよう。こういう本を読んで。
万能な答えはない、根源的な問いがあるだけ
この本は、最終的な答えはもやもやしたまま終わる。これまでのソフトウェア開発の経緯とか、よく陥りそうな罠などは順序立てて説明してあるので、わかりやすかった。あまりちゃんと勉強したことない人向けかな。モデル駆動開発とか、ソフトウェアクリーンルーム手法とか、知らない単語が出てくれば、そこから知識を広げるのも面白いと思う。
個人的にはいろいろ勉強のきっかけになる一冊だった。
あわせてどうぞ。
情報技術者の勉強のため、「宿題メール」を毎日読んでいる。(たまに疲れているときは回答できてないけど。。。)
で、問題の記載の中で、NAND図などの図形がよく出てくるんだけど、Gmailのデフォルト設定だとレイアウトが崩れるんだよね。
これを解消するために、等幅フォントにできないかと調べたら、やはり同じことを考える人はいるもんだ。FirefoxのGreasemonkeyスクリプトで実現してる人がいたので、ありがたく使わせてもらいました。見事に等幅フォントになりましたよ。素晴らしい。
Gmailを固定ピッチの等幅フォント(MonoSpace)で表示する方法(2009年03月版) [C!]
この間、LUMIX GF1のハイビジョンムービーがMTSファイルになっていて、PCでは扱いづらいと書いたけど、どうしてもMTSファイルを何とかしなきゃいけない場合が生じたので、PCでは何かと扱いやすいMP4に変換する方法を調べた。備忘のため書いておく。Windows限定。
Any Video Converter シリーズ — 動画変換、DVD変換、YouTube動画とニコニコ動画をダウンロード・変換
このフリーソフトで、簡単にMTSファイルをMP4に変換できた。変換にもさほど時間はかからず。ただ、最初試したときは、動画と音声のずれがひどかった。音声は正常な感じだったけれど、動画がコマ送りみたいに遅くなってしまった。
これを解消する方法を調べて試したところ、解消しましたよ。動画と音声がぴったり一致した。
Any Video Converter Free/Pro/Gold のよくある質問
実際に行ったのは、以下の3つ。
# ソフトの右パネルの「オーディオオプション」で「A/V同期」を「Default」に設定してください。
# 「Default」に設定してもズレのある場合は、メニューの「編集」の「オプション」の「Video」タブを選択して、「Defaultの調節値」を最大値に移動してから再度変換してください。
# 動画コーデックを変更して試してください。
動画コーデックは、MP4ファイルへの変換なので「MPEG4」にしてみた。
ちなみに、変換方法を調べる過程で、「RipBot264」というのも見つけた。試してみたけど、1回の変換にすごい時間がかかるし、動画と音声のずれが解消できなかったので、これを使うのは諦めた。
このブログに関する問い合わせがきたけど、メールフォームがなかったので連絡に困ったことがあった。ので、これを機にメールフォームをサイドバーに設置しました。
以後、何か連絡があればメールフォームからご一報ください。
ちなみに、メールフォームの設置にはブログパーツのCHOBIを利用しました。
あわせてどうぞ。
Flickrで写真を管理するようになって、時々写真を誰かにあげるためにダウンロードするようになった。ひとつひとつの写真はダウンロードできるけど、複数枚になると、面倒くさい。というわけで、一括でダウンロードできるMacアプリを探してみた。見つかったのは2つ。
ユーザ名を指定して、セットをチェックするとそのセットの写真を一括でダウンロードできる。ダウンロード時間は結構早い。「Preferenses」で、ダウンロードサイズを「Original」に設定しておくと、オリジナルサイズの写真をダウンロードできる。
flickrから画像をまとめてダウンロードする『Photo Grabbr』 | Macの手書き説明書
ただし、ユーザ認証などはないため、ダウンロード対象は公開されており、かつライセンスが提供されているものに限られる。なので、自分のプライベート設定の写真などはダウンロードできない。
こちらはユーザ認証があり、自分のプライベート設定の写真もダウンロードできる。ただ、あまり処理速度が速くないので、枚数によっては時間がかかるかも。
FacebookやFlickrの画像をワンクリックでダウンロードできる『Fotobouce』 : ライフハッカー[日本版], 仕事も生活も上手くこなすライフハック情報満載のブログ・メディア
このアプリは、顔認識機能やFacebookの写真の管理、アップロード機能など、ダウンロード以外にもいろいろな機能を備えている。
ファイルサーバをGoogleデスクトップで検索する方法を過去に書いたが、どうやら、ファイルサーバの設定によっては、うまくクロールができない場合があるらしいことがわかった。
原因は様々だろうが、自分は結構単純だった。アクセス権がないファイルが含まれていたらしい。アクセス権がないと、そこでエラーとして検知されクロールが中止される。
対策も簡単で、最初に指定したフォルダの1つ下の階層のサブフォルダを指定するだけ。恐らく、その中でまたアクセス権がないファイルがあれば、どこかのサブフォルダはクロールされないだろうけど。
参考:GDS2でインデックスが作成されないネットワーク共有フォルダがある troublog/ウェブリブログ
あとは、前の記事にも書いたけど、既にインデックスが作られている人は、[オプション]→[デスクトップ検索]で、[Google デスクトップのインデックスを使用して拡張機能を有効にする]にチェックを入れないと、クロールが始まりません。念のため。
トリンプの元社長、吉越氏の最新刊。期待して読んだけど、これは良い。会議術としては、本当実践的な内容が入っていて、すぐに試してみたくなる。集団で仕事をする人は、ぜひ読んで欲しい。会議が効率的でない人や、会議なんて不要だと思っている人は、読んでおいて損はないと思う。それぐらい、有益な内容だった。
読んで気になったことを書いておく。
吉越式会議では、社長が出席している会議であるにも関わらず、結構細かいことまで取り扱っているのだそうだ。自分としても、会議で取り扱うことは、出席者によって段階というかレベルがあると思っていたので、結構衝撃的。でも、言われてみれば納得できる。
社長であろうと誰であろうと、問題と思ったことは指摘すれば良い。指摘する、ということは組織として「できていない」からだ。そして、対策を検討する。そして、重要なのは再発防止のために「横展開」するということだ。他の組織や、他の対象を考えた場合に、同じように対策を講じるべきところがないか、検証する。
人間の作業の正確性を信用してはいけない、マニュアルが更新されているかも重要なチェック項目だと言っていた。やはりマニュアルの充実は大事なんだな。
これは、全てに当てはまるわけではないと思うが、ブレインストーミングやアイデア会議、上司にアイデアの相談をするのはよくない、と本書では言っている。それは、現場の事情は現場の担当者が一番知っているはずであり、そこから生まれるアイデアが最も良いはずだ、という考えに基づく。
ただし、上司や経営者は、そのアイデアの結論に至るまでの検討経緯(ロジック)が妥当であるかは検証しなければいけない。
この、担当者のアイデアそのものではなく、その思考過程を上司は検証するのだ、という切り分けは、非常にわかりやすく、取り組みやすい説明だと思う。
ちょっと面白かったのが、会議を充実させることで、サテライトオフィスや在宅勤務の実現が可能になるのでは、という示唆。
現在の日本社会では、やはり女性を戦力として有効活用できていない場合が多く、女性も結婚や妊娠を機会にキャリアが途絶えてしまうことがある。これは、個人にとっても企業にとってもロスであるので、できるだけ在宅勤務や短時間勤務などの柔軟な勤務形態を実現し選択肢を増やすことで、女性にもっと働いてもらう必要があると思っている。まあ、実際は女性だけでなく男性でも家庭の事情を抱えていたり、いろいろなケースがあると思うが。
さて、なんで会議を充実させることが、サテライトオフィスや在宅勤務を実現できるかというと、以下のような論理展開である。
結構重要な示唆だと思う。本当にこの域に達するためには、組織を相当充実させる必要があると思うが、こういう結果が得られるのならば、会議を頑張る価値もありそうだ。
いろいろ考えさせられた。読んでいると、試してみたくなる。
あと、自分の業種的にはITシステムの内製化の取り組みも気になった。内製化した方が組織として変革スピードが上がるし、コストについても納得性が高くなる。ただし、内製かするための人材を確保するのが、実際は結構大変ということなんだけど。
iPhoneやiPod touchに適した形で表示してくれるアプリ。これで閲覧すると、見やすい。あと、ブックマーク機能や検索によるサジェスト機能もあって、非常に使いやすい。これで無料とはすごいね。
あと、注目機能としてはキャッシュの保存ができること。デフォルトでは1週間はキャッシュを保持するようになっているが、これを「永久」にすることも可能。設定画面の「Permanent Cache」をオンにするだけでOK。これで、オフラインになっても履歴ページから検索はできる。
iPod touchを600円で辞書にするで書いた通り、最初からWikipediaの情報を用意する方法もあるけど、このアプリで随時キャッシュを増やしておく方法もある。こちらの方が、どちらかというと手間は少ないし。