レバレッジ・リーディング

さて、この本はビジネス書を読んで、いかにそのエッセンスを抽出して自分のものとして吸収するか、を語った本。

とにかく多読。著者は1日1時間で1冊読んでしまうらしい。 自分で買って、書き込んで、角を折り曲げ、読後は書き込んだメモを改めてまとめる。 そしてそのメモを何度も読み返す。

読んで実行に移そうと思ったこと。

  • 読書の量を増やそう。収入の1割は自己投資するべき。
  • 読みながら、気になったところのページの角を折り曲げる。

1個目はひとまず実行できてます。あまり躊躇せず、気になったら買ってます。 読んで、気に入らなければ無理して読まなくなった。 2個目も意外に効力を発揮中。 このブログで書評を書いてることもあって、読んだ後に折ったページを読み返して、 改めて内容を整理したりしてる。 全く別のことなんだけど、ドラッガーの「プロフェッショナルの条件」が気になった。 今度読もう。

 

一瞬で自分を変える法

「ユダヤ人大富豪の教え」の著者が翻訳した自己啓発書。 久々に自己啓発モノを読んだ。

感想としては、それほど悪くない。読んで損はないのではないかと。
特に、あまりこの類を読んだことがない人は。 (自己啓発になじみがない人は、逆に「本当にこんなのでうまくいくんかい!?」 と大きな疑問を抱きそうではあるが。)

思いっきり要約すると「自分で自分をコントロールする」ことについて書かれてます。信念が重要だとか、意図的に良いイメージを与えてマインドをコントロールするとか。 

たまにこういうのを読んで、自分を奮い立たせるのも大事。

 

SQLで件数を指定する

「何件目から何件目を取得する」というコマンド。

・1件目から3件目を取得する
SELECT * FROM A WHERE ROWNUM BETWEEN 1 AND 3;

上記のコマンドの場合、「1件目から」の指定しか行えない。途中からある件数を取得するには、例えば以下のようになる。

・3件目から5件目を取得する
SELECT * FROM   ( SELECT A.* , ROWNUM AS RN FROM A )     WHERE RN BETWEEN 3 AND 5;

なぜ、あの会社は儲かるのか?

とにかく読みやすい。 企業会計の入門書の入門書。

ビジネスモデルというか、企業におけるお金の出入りについて勉強したかったのだが、 具体的な企業と数値が出てきて、実例満載で面白い。 高級と低価格とどっちが儲かっているか?とか、 ポイントサービスは儲かるのか?とか、 赤字企業がなぜ黒字企業を買収できるのか?など。

会計制度は結構大雑把に書いてあるけど、 まあ入門書的なものなので、当然ってことで。 予想以上にタメになる内容でした。

 

ビジョナリーカンパニー②

既にビジネスの名著といわれている本。やっと読めた。
①も読んだが、やはり②の方が内容が素晴らしい。改めていろいろ考えさせられた。
ここ最近考えていた自分の中のモヤモヤが、すっかり晴れたように思える。
本には、「企業の目的を考える前に人を選ぶ」とあった。
適切な人を選べば、それで偉大な企業は成立するのだ。
目的はその後で設定すればいい。つまり事業は手段なのだ。
何かの事業を目的として最初にスタートすると、時代の流れの中で混乱してしまう。
なので、時間の流れの中で変わらない理念を設定し、
その軸にブレないように変化に対応していくのが、偉大な企業なのだ。
最後に書いてあったこと。
「偉大な企業を追求する必要があるのか」という問いに関する答え。
これは読んでいて個人的にも思っていたが、その答えが明確で素敵だった。
企業でなくともいいが、自分のやっていることで、
偉大さを追求できないようならば、選んだ職業が間違っているのだ、ということ。
そうだ。それぐらい自分の情熱が注げる場所が必要なのだ。
改めて情熱を注いでくれる一冊。やはり名著。
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則

問題解決の実学

わかりやすい。企業変革の一連の流れがうまくまとまっていて、理解しやすい。

内容は、具体的なテクニック論ではなく、テクニックの前に必要な、どのような考え方で問題にアプローチしているか、という点が書かれている。

個人的には、改革の実行段階では、数値目標よりも使命や理念が大事だと語っているところが印象に残った。数値目標のみを前面に掲げると、そればかりに固執して、思考の幅が狭くなってしまう。

進む方向がブレないように、組織として使命や理念を設定し、社内のいろんなレベルにどんどん落としこまれ、そこで数値目標を取り入れていく。

とにかく。理解しやすい。企業変革に興味ある人にはおすすめ。

SQL*Plus はじめました

・SQL*Plusを使った実行計画の取得
http://biz.rivus.jp/sqlplus_autotrace.html
http://itnavi.com/totteORA/Tips20.asp
・SQL文における文字列
http://www.wakhok.ac.jp/biblion/old/DB/subsection2.4.3.5.html
・テーブルの一覧取得
http://hp.vector.co.jp/authors/VA014436/prg_memo/database/oracle/000.html
・正規表現
http://www.atmarkit.co.jp/fdb/rensai/sqlclinic01/sqlclinic01_1.html
・日付のフォーマット
http://www.intersystems.co.jp/support/csp/rsql/rsql_todate.html

見える化とは

友人から聞いた話。メモ。
見える化とは、とにかく見えるようにしましょうってことではない。
必ずはじめに目的を設定し、それを達成するためには何を「見える化」すればよいかを確認する。
また、見える化には、異常を見えるようにする、状況を見えるようにする、などいくつか種類がある。
ITがツールとして適しているのは「状況の見える化」。大量のデータを分析して、幅広く提示する必要あり、その点でITが適している。
逆に、IT等の高度なツールを用いなくても「見える化」は可能である。
ある工場の話。製品が売れなくて、在庫が大量に発生するようになった。
製造部は「売れないのは販売が悪い」として、依然製品を作り続けた。
そこで、工場の入り口に在庫を置き、全員に製品の在庫状況を見えるようにしたところ、
製造部での在庫意識が向上した、とのこと。
また、取り組む上で難しい点のひとつは、組織文化への取り込みである。
「見える化」を取り入れるということは、それを組織の習慣として取り込む必要あるということ。
これは組織文化との衝突を招く可能性がある。
組織には変化に抵抗する傾向があり、いくら良い手段であっても、うまく使われなければ意味がない。
大きな組織になればなおのこと、注意が必要だろう。
「見える化」は何かを達成するためのツールであり、
可視化することで得られるものが何であるかを、考えて取り組むこと。