ビジネスシューズにインソールを足すと劇的に生活が快適になる!

ビジネスマンの皆さん、革靴にはこだわっていますか?

靴磨きを勉強してから、やっぱりちゃんと手入れしたり、工夫することで生活が豊かになるんだなーって実感しました。靴磨きしておくと、日々履いたときにも気分が良いのです。

[kanren postid=”3631″]

さらに「ビジネスシューズにインソール入れると、疲れにくい」という記事を見つけてしまいました。実際、出張など長時間歩くときとか、足の裏が痛くなっていたんですよねー。

インソールを導入すれば、普段使っているビジネスシューズがより快適になるんじゃないかと思い、いろいろネットで探してみました。このあたりの記事が参考になりましたね。

ビジネスシューズに入れたいインソール(中敷)まとめ – NAVER まとめ

【ライフハック】革靴の足の痛みとおさらば! インソールのすすめ

 

IPIのレザーインソールを買いましたが、これマジでおすすめです

いろいろ考えましたが、実際に決めたのは「IPIのレザーインソール」です。

選ぶにあたっての条件は、クッション素材が入っていること、脱いだときに違和感のない見た目になることでした。このIPIの商品は、表は革の素材で、裏は衝撃吸収材になっています。

 

実際に履いてみると、その違いがわかります。「なにこれ?今まで履いていた靴はなんだったの?」という気分になります。すごいフワフワで歩いた感じが、インソールがないときと全く違います。快適です。

歩くと足が痛い人とか疲れやすい人は、ぜひ試すと良いと思います。

 

ちなみに、買うときにサイズを0.5cm単位で指定しなければいけないので、ネットで買うときちょっと不安になりますが、正直それほど僕は気にせず、普段履いてる靴より0.5cmだけ小さめなのを注文しました。ビジネスシューズだとカジュアル靴とちょっとサイズが違ったり、中の部分は少し小さめかな、と思ったので。

あと、大きければ少し切ればいいし、わずかに小さくても大きく中でズレたりしなければいいだろ、という考えもありましたね。

とりあえず、あまり気にせず買っても大丈夫なんじゃないかなーと思ってます。保証はしませんが。

もう一度学び直す。靴磨きセットを買って履き古した革靴をピカピカに

革靴の手入れはちゃんとやっていますか?

正直、サボリ気味だったのです。しかし、「おしゃれは足元から」という言葉があるように、ビジネスシューズも磨いておかないとビジネスパーソンとしてイケてないと思われます。

ただ、どうしてやる気にならなかったかといえば、

  • メンテナンスの方法をちゃんと知らない
  • グッズを買い揃えていない
  • 靴磨きが楽しくない

というところが僕の中の理由としてありました。

 

おしゃれな初心者用キットを買う

部分的に靴磨きの用品は持っていたのですが、いまいち磨き方もちゃんとは知らなかったこともあり、中途半端で「本当にこれで良いのかな?」という疑問がありました。

しかし、このスターターキットを買ったら、いろんな問題が解消しましたよ。

 

 

このサイトから、このセットも売れてます。

iPhone 6を買ったけど、急いで買い替えなくても良い理由を挙げる

iPhone 6に機種変更しました。いろいろ理由はあったのですが、端的にいえば使っていたiPhone 5がバッテリー初期不良の発症で使いづらくなっていたのと、iPhone買い替えバブルで下取り価格が過熱している今が良い機会かな、と思いました。

迷っている人に、iPhone6の特徴を書こうと思いますが、先に結論を言ってしまうと、個人的には、

  • iPhone 5以前の古い人は買い替え
  • それ以外の人は次の機種を待っても良い

と思っています。簡単に言えば、「今の端末に大きな不満がなければ、焦って替えなくて良いんじゃないか」ということです。その理由を述べていこうかと。

 

焦って買い替えなくても良い理由①「端末機能に劇的な機能向上がない」

いや、もちろん機能は上がっていますよ。カメラの顔認識機能は早くなってる気がしますし、何よりディスプレイがきれい。サイズが大きくなってるってのもあると思うんですが、きれいなディスプレイは見やすいし、手触りというか手で握った感じも柔くて良い感じです。

とても見やすくなっているので、個人的にはKindleやInstapaperなどの読書系アプリを使いたくなり、利用頻度が増しています。

 

Kindle 電子書籍リーダー: 無料本・無料コミックも多数 4.5.1(無料)
カテゴリ: ブック
販売元: AMZN Mobile LLC – AMZN Mobile LLC(サイズ: 40.5 MB)
全てのバージョンの評価: (5,380件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応

 

Instapaper 6.0(無料)
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
販売元: Instapaper Holdings, Inc. – Instapaper Holdings, Inc.(サイズ: 25.8 MB)
全てのバージョンの評価: (361件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応

 

あと、アプリの配置数が増えました。画面が大きくなったので。一列分多くアプリを配置できるようになりました。よく使うアプリはホーム画面に集めたいので、アプリを置ける数が増えたのは効率が良くなりました。

それと、キャリアアグリゲーション。僕はauユーザーですが、良好な帯域をまとめて使うことができるので、つながりやすくなるという話でした。確かに、体感的にはiPhone5より接続が良い気がします。

4G LTE キャリアアグリゲーション | 4G LTE/WiMAX 2+ | au

他にもNFCが搭載されていますが、Apple Pay専用ですし、Apple Payがいつ日本に導入されるのか、とても不透明な状況です。

記者の眼 – Apple Pay、日本への普及を阻む二つの意外な壁:ITpro

 

以上を挙げていくと、劇的に何か向上したというよりは、普段使いがほんのちょっとだけ快適になったねという感じです。これに数万円払うのか、と思う人もいるかもしれません。

 

焦って買い替えなくても良い理由②「恐らく1年後には新機種が出る」

iPhoneはメジャー・マイナーの製品発表をほぼ1年ごとに行っています。過去の実績だとこんな感じ。

4: 2010年6月24日
4S: 2011年10月14日
5: 2012年9月21日
5s、5c: 2013年9月20日
6: 2014年9月19日
iPhone – WikiWandより)

きっと製品サイクル上、それぐらいコンスタントに発表していかないと、ユーザーニーズの変化や競合との戦い、技術そのものの陳腐化に勝てないのでしょう。ということで、1年後には何らか新しい製品が出るんだと思います。

個人的には、iPhone 5cのラインに相当する後継はないのかな?というのが気になるところです。今回iPhone 6でサイズが大きくなりましたが、やはり女性はやや大きすぎるという意見も聞きますし、iPhone 5ぐらいのサイズが良いという人は一定数いるんじゃないでしょうかねえ。

 

焦って買い替えなくても良い理由③「iPhoneのリセールバリューはそんなに下がらない」

iPhoneは世界的にもハイエンドの機種で、少し古いバージョンでもリセールバリュー(中古価格)はあまり下がらないと言われています。Amazonのマーケットプレイスでみても、iPhone 5はこれぐらいです。

 

ただし、これはSIMフリーの場合ですね。SIMロックの場合は、下取り価格が下がります(auの下取り価格を参考にどうぞ)。しかし、今回のようにiPhoneの新機種発売で下取り競争(事実上の値引き競争)が行われて、下取り価格が一時的に高騰するんじゃないかと予想しますので、キャリアから買った人は次回そのタイミングで狙えば良いんじゃないかと思います。

※総務省が、過熱する下取り競争に疑問を呈しているようなので、この予想は外れるかもしれません。。。。

過熱する旧型iPhone下取り合戦 現金還元回避…再び批判の対象に? (1/2ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

 

焦って買い替えなくても良い理由④「周辺アクセサリがまだ十分じゃない」

まあ、今後増えてくるとは思いますが、まだまだ選択肢が少ないです。特に今回は、結構サイズもデザインも変わっているので、たくさんの周辺アクセサリが出てくるのに、ちょっと時間差があります。

僕はとりあえず、今回このあたりを買っておきました。

iPhoneケースは純正でも良いんですが、あまり強いこだわりはないので、少し安めのこれで。それなりに持ちやすいですし、しっくりきてます。

 

iPhone 6は端末の端が曲面になっているので、曲面に合わせたiPhone液晶保護シールでないと、ディスプレイを含めた前面を綺麗に覆うことはできないです。僕はあまり気にならなかったので、これで良いかなと。普通のシールで。ディスプレイ部分はこれでカバーすることはできます。

 

 

以上です。買い替えを検討している人に、ご参考まで。

それにしても本当、日本ではiPhoneが人気ですね。

急げ!電子書籍が60~70%になるカドカワ祭りは10/7(火)まで

電子書籍を普段から愛用されている方は、「カドカワ祭り」には参加されましたか?

KADOKAWAとdwangoの統合を記念して、大々的なキャンペーンが開催されています。どれほど大々的かといえば、ほとんどが50%Offという太っ腹なキャンペーンです。そして、昨日あたりからAmazon KindleとBookliveでは60~70%という感じで割引が拡大しています。

Amazon.co.jp: カドカワ祭り: Kindleストア: 【ピックアップ】ライトノベル, 【ピックアップ】文芸, 【ピックアップ】実用・ビジネス・専門書, 【ピックアップ】コミック, 【ピックアップ】新書 など

【ビジネス・実用】ニコニコカドカワ祭り – 電子書籍ストア BookLive!

楽天Kobo電子書籍ストア: ニコニコカドカワ祭り

割引が拡大したのは、Bookliveが「全品20%Off」というクーポンを、カドカワ祭り期間中に配布したことがきっかけだと思います。ユーザーとしては、安くなるのはありがたいことです。

そして、重要なのはこのキャンペーンが10/7(火)で終了する、ということです。

 

キャンペーン中に買った本をご紹介

とりあえず、ここまで安いことは電子書籍でも珍しいので、3冊ほど買いました。ちょうど読みたかったのですよ。まだ読んでないので、面白さは保証できませんが。

 

戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!

100円のコーラを1000円で売る方法 」の作者の新刊です。非常にライトで、マーケティングを考えながら読めたので印象に残っています。新作はコーヒー業界を題材にされている、とのことなので、どちらかというとコーヒー業界を体系的に把握したいな、と思って買いました。

ちなみに、紙で買うと1500円ぐらいしますが、Amazon Kindleでは480円です。1/3以下。。。

 

 

大人のための読書の全技術

かの有名な齋藤孝先生の読書術の本です。書店で見かけたとき、すごい分厚い本だなって思いました。今Amazonで調べたら、343ページもあるようです。読書術というのは定期的に読んでいまして、読書を始めた頃から考えると、少しずつ読み方を変えています。最近でも、読解力に関する本を読んで、少し自分の中で読み方が変わりました。

読解力を高めたい!同じ文章を読んでも、深く読み取れる人は何が違うのか?

この本は、紙だと1,620円しますが、今回のキャンペーン中はAmazon Kindleでは520円ですね。

 

 

2100年、人口3分の1の日本

3冊目は、あまり新しい本ではないですね。少し前にちきりんさんがブログで紹介されていたと思います。人口減少というのがリアリティを帯びてきた中で、今自分にとって読みたい本になってます。

最近調べたんですが、例えば岐阜県の人口は2040年にはざっくり今の3/4ぐらいになります。1/4ぐらい減っちゃうんですね。その数字を目の当たりにしてから、結構本気で人口減少という事象と、その影響を考えて行動していかないといけないな、と思うようになりました。

 

 

こんなに安く本が読めるなんて、素晴らしい時代だ!

作家の方は考えものかもしれませんが、イチ読者としてはこんなに安く本が手に入るなんて素晴らしい時代だなって心底思います。学生でお金がない頃に、図書館や古本屋に通い詰めていましたが、今電子書籍ならこうやって破格な値段でビジネス本などを読めるわけですから。

 

というわけで、まだカドカワ祭りに参加されていない方は、お早めに!10/7(火)までです。

 

UP24のバッテリーは2週間もつ。既に買った人はファームウェア更新しよう

Apple Watchが発売されて、ヘルスケア系のウェアラブルデバイスが改めて注目されています。このブログで以前書いた、JawboneのUP24に関する記事も、いまさらながらアクセス数が上昇しています。

ウェアラブルデバイス「Jawbone UP24」を買ったら生活が激変した

僕としては、Apple Watchに関してはあるものの、まだ買う気にはならない感じですね。常に身につけるという意味では、UP24で十分です。

 

UP24のバッテリーは2週間継続する

Apple Watchのバッテリー時間が1日しかないんじゃないか?と言われています。まあ、ディスプレイがあっていろいろ操作できれば、それぐらい1日に1回充電を必要としても仕方ないかな、と思いますが。

一方で、UP24のバッテリーは2週間継続します。ずっと付けっぱなしにするのですから、充電はできるだけ短い方が良いです。ウェアラブルデバイスの使い方にもよりますが、ヘルスケア系のデータを記録していくためには、基本的にはずっとつけっぱなしです。UP24は歩数も睡眠も計測できるので、朝も夜も身に付けています。

Apple Watchの全容がわかるようでわかっていないのですが、ウェアラブルデバイスはあまり多機能にするのが、操作性の面でもバッテリーの面でもまだまだ難しいと思っています。その点UP24は、ディスプレイもありませんし操作はスイッチのOn/Offだけです。(それ以外の複雑な操作はスマートフォンのアプリ経由で行います。)だからバッテリーも長持ちするわけです。

 

既に買った人はファームウェアをアップデートすると最大バッテリー時間が2週間になる

僕が買ったときは、最大バッテリー時間は1週間でした。これでも十分長いなと思ったのですが、最近のファームウェアアップデートで、それが2週間まで伸びたのです。

Jawboneのブログにしれっと書いてありました。アプリでお知らせとかしてくれれば良いのに。

UP24 now lasts 14 days on a single charge – The Jawbone Blog

アップデートはPCかMacが必要です。やり方は簡単です。

  1. 「Jawbone Updater: Download」からアップデート用アプリをダウンロード
  2. UP24をUSBを経由してPC/Macに接続
  3. アプリの実行し、案内に従ってアップデートを実行

以上で、ファームウェアのアップデートが完了します。

アップデート用のアプリはこんな感じの画面です。

Jawbone Up アップデーター

それにしても、ファームウェアをアップデートするだけでバッテリーの寿命が2倍になるって驚き。。。。

 

JawboneのUP24は、付けてて不快感はないし、バッテリーも長持ちだし、アプリも使いやすいので気に入ってます。新種のネイビーもかっこいいなあ。

 

WindowsやMacなどOSのバージョンアップサイクルが早くなっている

最近、OSやブラウザのバージョンアップ版が登場するペースが早くなっている気がしたので、実際に調べてみました。

OS発売年
Windows 951995
Windows 981998
Windows ME2000
Windows XP2001
Windows Vista2007
Windows 72009
Windows 82012
Windows 92015

最初のあたりは、2~3年サイクルで登場しています。しかし、XPが発表された2001年から次のVistaが登場するまでは6年も要しているのが目をひきますね。その後、Windows 7、Windows 8あたりでまた開発サイクルが短くなっています。

Microsoft Windows – WikiWand

そして、最近Windows 9の開発が発表されました。2015年春に発売予定だそうです。

 

また、Mac OS Xは次のペースで開発されています。

OS発売年
v10.0 Cheetah2001
v10.1 Puma2001
v10.2 Jaguar2002
v10.3 Panther2003
v10.4 Tiger2005
v10.5 Leopard2007
v10.6 Snow Leopard2009
v10.7 Lion2011
v10.8 Moutain Lion2012
v10.9 Marvericks2013
v10.10 Yosemite2014

OS X – WikiWand

Macの方が開発サイクル早いですね。最近は1年に1回バージョンアップしている感じです。

WindowsとMacのシェアがどの程度かというと、今でもWindowsの圧勝です。ただ、少しずつですがMacのシェアが伸びていて、差は確かに縮まっています。

ASCII.jp:XPサポート終了! パソコンのOSのシェアは?|高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」

 

コンシューマライゼーションの波

初代iPhoneが発表されたのが、2007年です。それから、ユーザーインターフェースに変化が訪れ、またスマートフォンなどPCと密接に連携していくようになります。僕の印象では、AppleはLionあたりからその点を強烈に意識した作りを出すようになったと思っています。

一方のWindowsは、やはりPCユーザーメインの作りになっていて、Windows 8でタッチパネルの操作性などを意識した新しいユーザーインターフェースが導入されることになりました。

いわゆるコンシューマライゼーションの波がきて、それまでPCで培われていたインターフェースなどの考え方は、大きく転換してきています。このあたりは、Windowsはシェアがあまりにも大きいこと、AppleがiPhoneでコンシューマーサイドを抑えたことが、OSに対するスピード感や戦略の違いを決めていると思われます。

 

XPのような幸せな時代はもう来ないかもしれない

こうやって整理してみると、XPが使われた期間が突出して長かったことがわかります。PCが普及し、技術やデザインが安定してきた時期だと思った方が良いかもしれません。また、XPはやはりいろんな意味で優れていたのでしょう。

ただ、コンシューマライゼーションによって、スマートフォンやタブレットとの密接な関係を求められたり、セキュリティアタックの高度化によって、あまり長い期間同じOSを使い続けることは、難しくなってきている気がします。

 

エンタープライズ領域はどう対応していくか

正直、結構難しくなっている気がしています。エンタープライズだと主に5年サイクルぐらいで機器更新などを考えるのですが、こうもOSやブラウザのバージョンアップサイクルが早くなると、エンタープライズ側もそのサイクルを早めるか、あるいは仮想化などの技術によって「延命措置」を求められることになります。

ここらへんの管理の考え方は、今後どうなっていくんでしょうかね。

自分専用検索サイトを作って、情報探索効率を劇的に向上させる

「デスクトップ検索」というジャンルが廃れて数年経っていますが、やはり「自分が必要な情報を、簡単にいつでも取り出せる」ようにしておくためには、「デスクトップ検索」という考え方は有効だと思っています。

で、最近Fessというオープンソースで自分用の検索環境を整えましたので、その備忘を残しておこうと思います。

以下のことに関心がある方は、ぜひ試してみてください。

  • PCやファイルサーバーの資料をよく探す必要がある

  • 特定の情報源となるWebサイトで検索できるようにしたい

オープンソース検索エンジン「Fess」とは

Fessというのは、「オープンソースの全文検索サーバ」です。何のこと?と思う人は、自分用に特定の情報を対象に検索できるGoogleのようなものを想像すれば良いと思います。

Fessの特徴は、以下の点が挙げられます。

OS非依存(Java実行環境があれば利用可能) Webまたはファイルシステム上にあるドキュメントを検索対象にできる MS OfficeやPDFなど多くのファイル形式に対応 携帯端末の表示に対応 (端末ごとに検索表示を最適化)

5分で簡単構築! 全文検索サーバ“Fess”を試してみよう | マイナビニュース

個人的には、ファイルの中身まで検索対象にできることが注目です。ファイル名で検索できるだけじゃないって点が、実用面でとてもメリットを感じているので。

要は、「無料、簡単、自分の検索したい対象を指定できる検索エンジン」を作ることができる、ということです。

Fessは、こういう感じで使える

もう前述してしまっていますが、自分用の検索エンジンを作ることができます。具体的には、次のような用途が想定されます。

  • デスクトップの主要フォルダを登録しておく。
    僕が最初やりたかったのは、これでした。自分が過去に作ったり読んだりした資料を、キーワードで検索したいってことがよくあるので。
  • ファイルサーバーを登録しておく。
    NASなどのファイルサーバーがあれば、それも登録しておくと便利です。
  • Webサイトで、常に情報源としているサイトを登録しておく。
    Fessの優れたところは、Webサイトも対象にしてくれることです。なので、自分が日頃情報源にしているようなWebサイトを登録しておけば、いつでもそのサイトから指定のキーワードで検索してくれます。

これらがあれば、自分のパソコンからいつでもキーワード検索すると、自分だけの情報源から検索することができます。

Fessをインストールして設定する

さて、いろいろ書きましたが、実際にインストールしてみます。

Fessを自分のPC(またはMac)にインストールする

基本的には、PCやMacにインストールすれば良いと思います。ここに書いてある通りにインストールしました。とても簡単です。

Fess インストールガイド

インストールして「http://localhost:8080/fess/」にアクセスすると、以下のような検索トップページが表示されます(画像はデモサイトのものです)。Googleっぽいインターフェイスですね。

fess

設定も簡単です。

デスクトップ、ファイルサーバーを検索できるようにする

まず、デスクトップやファイルサーバーの検索です。基本的には、このサイトの説明の通りで問題ありません。

Fess – ファイルシステムのクロールに関する設定

いろいろな項目の説明が書いてありますが、よくわからない人は「パス」の欄に検索対象のディレクトリパスを入力して登録すればOKです。ただし、ディレクトリパスの書き方には注意してください。サイトの説明では、以下のように書かれています。

Windows 環境の場合は URI で記述する必要があるので、c:\Documents aro というパスであれば file:/c:/Documents/taro と指定します。

Fess – ファイルシステムのクロールに関する設定

説明がちょっとわかりづらいのですが、簡単な方法は、ディレクトリパスを一度ブラウザのアドレスバーに入力してみると良いと思います。勝手に上記条件に合うようにブラウザが変換してくれます。それをFessの設定項目に入力すればOKです。

デスクトップ検索を有効にするには、もう一手間必要

上記設定をしても、デスクトップの検索ができなくて困っていました。いろいろ調べてみると、以下の設定をしないと、いくらディレクトリパスを登録しても、デスクトップ検索は有効にならないことがわかりました。

Fess – デスクトップ検索の設定

複雑な手順ではないので、これを実施します。そして、Fessを再起動すると有効になります。

(Fessの起動・停止の方法は、Fess – Fessのインストールに書いてあります。)

Webサイトを検索対象に登録する

Webサイトは、管理画面の「クロール」→「ウェブ」から行います。詳細は、以下のサイトを読めば大丈夫です。

Fess – ウェブサイトのクロールに関する設定

こちらも、指定したいURLを「パス」の欄に入力すればOKです。こちらはディレクトリパスのように、変換する必要はありません。

自分が必要な情報がいつでも取り出せることは、とても重要なこと

使ってみた感想としては、動作も軽いですし、全文検索できる点は非常に使い勝手として良いです。一番最初のクロールが重いのは気になりましたが、それを除けば、自分が欲しい情報やファイルだけから検索できることは、いろんな作業を効率化してくれるので、メリットが大きいと感じています。

昔一緒に仕事した人に、「SQLを理解し、実行できるコンサルタントになれ」と言われたことを思い出しました。その人は、「いつでも自分が必要な情報をスムーズに取り出せるようにしておくことは、コンサルタントに必須だからだ」という意味をおっしゃっていたと思います。その言葉をもらってから随分経っていますが、「本当そうだな」って今でも思いますね。

AdobeとGoogleが共同開発した無料フォント「源ノ角ゴシック」で美しい資料を作成する

今回はマニアックなネタで。

GoogleとAdobeが共同開発したフリーフォント「源ノ角ゴシック」が発表されていました。

Adobe、日中韓の漢字を網羅したオープンソースのフォント「Source Han Sans」を公開 – 窓の杜

結構きれいな日本語フォントです。これを無料で利用できるってすごいですね。

minamoto-font

普段あまりフォントを意識しない人には「なに?」って感じだと思いますが、それなりに面白い動向なのです。

 

知られざるフォントの世界

WindowsだとMSゴシックとかMS明朝なんかを良く使われてると思いますし、Windows Vistaからはメイリオという、新しくとてもきれいな日本語フォントが導入されています。Macはヒラギノという、こちらもきれいなフォントが存在しています。

スティーブ・ジョブズはフォントにこだわりを持っており、初期のMacに複数のフォントやプロポーショナルフォントを導入しています。(プロポーショナル・フォントについては、Wikipediaの説明をどうぞ。)

そして、英語の場合はアルファベットで構成されているのでわかりやすいのですが、日本語などの文字数が多い地域では、フォントを形成するだけでも大変です。

日本の場合JIS基準という統一規格が定められており、よく使われる漢字を定義したJIS第一水準、JIS第二水準をあわせると6300字あまりが存在します。

JIS第一水準漢字・第二水準漢字 – フォント専門サイト fontnavi

ただ、これは当然全てをまかなえるわけではなく、異字と呼ばれる似たようで微妙に異なる漢字は考慮されていません。「はしご高」とかですね。

 

AdobeとGoogleそれぞれの目的

今回、AdobeとGoogleはそれぞれ、どういう目的でこのフォントを作成したのでしょうか。それはプレスリリースをみればわかります。

まず、Adobeから。

「今日まで、日中韓3か国語のコンテンツのサポートや表示のためにWebサイトやアプリケーションの構築に携わってきたデザイナーや開発者は、対象閲覧者にコンテンツを正しく提供するためにさまざまなデザインのフォントライセンスを取得する必要がありました。しかしそれは、時間がかかりコスト効率の悪いプロセスでした。Source Han Sansの開発は、アドビの30年に及ぶフォント開発の歴史の中で最も大がかりで複雑な作業であり、Googleとパートナーのフォントメーカーの協力がなければ実現できませんでした。コンテンツクリエイターのワークフローを簡素化し、特に東アジアのユーザーに豊かなエクスペリエンスを与える書体を紹介できることを本当にうれしく思います」

アドビ、Googleと協力し、画期的なデジタル書体を発表 | Adobe

今回発表されたフォントは、日本語・中国語・韓国語がセットになっています。これまでは、これらの言語でコンテンツを提供しようと思うと、それぞれでフォントを購入しなければいけないし、デザインの統一も大変な作業になっていました。それを統一フォントという形で、複数言語のコンテンツを統一されたコンテンツで、効率的に構築できるようにすることが目的でした。

AdobeはIllusratorなど、コンテンツ作成を支援するソフトウェアを販売しています。なので、コンテンツクリエイターに対してサポートしたかったということですね。

次はGoogle。

「日中韓3か国語用の新しいオープンソースフォント、Noto Sans CJK*をリリースできることをうれしく思います。Notoファミリーに新たに追加されたこのフォントは、全言語をカバーするという目標に向けての大きな一歩です。Noto Sans CJKはアドビ、Google、および当社の国内パートナーメーカーの共同開発の賜物であり、Chrome OSと当社の他の製品との調和の見本となります」

アドビ、Googleと協力し、画期的なデジタル書体を発表 | Adobe

これだけだとちょっとわかりづらいですね。今回Googleは「Noto」というフォントファミリーに新しく加えています。「Noto」というのは、「No Tofu(豆腐)」の略です。

コンピューターで表示できない文字がある場合、文字の代わりに小さい四角い箱(□)が表示される。Googleではそれを”豆腐”と呼んでおり、Webから取り除くためにNoto(No Tofu)フォントを作った。

Noto – Wikipedia

つまり、Webコンテンツで表示できない文字を撲滅したいということです。GoogleはChromeやAndroidなどOSレベルまで手を広げています。表示されない文字があるというのは、コンテンツとして不十分になります。また、スマートフォンなど小さい画面でも見やすくなるフォントを広げたかったという目的もあると言われています。

 

とりあえず「源ノ角ゴシック」を使ってみよう

ややこしいのですが、今回AdobeとGoogleは別々の名前でフォントを公開しています。どちらからでもダウンロードは可能ですので、お好きな方からダウンロード、インストールしてみてください。以下のサイトでは、Googleからのダウンロードが紹介されています。

週末スペシャル – Googleとアドビが作った無料のフォント「源ノ角ゴシック」を使ってみよう:ITpro

正直なところ、僕の端末ではディスプレイ上はあまりきれいに見えませんでした。文字が小さすぎたからかもしれません。メイリオの方がディスプレイ上ではきれいでした。ただ、紙に印刷すると、すっきりしてきれいなレイアウトです。メイリオは若干重厚感が漂うので、ライトな印象を持たせたいときには良いと思います。個人的には、「Light」あたりが好みです。

Webコンテンツやパワーポイント資料など、時々フォントを変えると、自分にとってもそれを目にする人にとっても印象が変わって、新しい気持ちになります。そういう意味でも、フォントに関する知識を多少持っておくと、日々の作業が楽しくなるんじゃないでしょうか。

ソーシャルメディアの多様性は失われない。新しいサービスが登場するから

ソーシャルメディアに関して、興味深い記事を読みました。面白いけど、別の見方もあるんじゃないかと思ったので、ここに書いておこうと思います。

多様性が失われるソーシャルメディア、「沈黙のスパイラル」へ(田中 善一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース

 

今はコミュニケーションの多様化の過渡期

ITが勃興してから、様々なコミュニケーションツールが生まれては消えてきました。

メールやメッセンジャーから始まり、GREEやmixiなどのSNSが登場してきました。その後、FacebookやTwitterが台頭し、今はLINEが躍進しています。また、Yammerやslackなど、社内SNSなどのコミュニケーションツールも普及が広がっています。

ここから言えるのは、時代の中で様々なツールが登場してきており、目的やターゲットに応じて細分化してきています。その中で、人々は複数のコミュニケーションツールを使って、人や状況に応じて使い分けている、ということです。

約75%前後の人が、リアルな環境(会食時)で家族や友人となら議論したいと答えていた。一方でフェイスブックやツイッターの場の議論に加わりたいと答えた人は約40%に過ぎなかった。ソーシャルがリアルの代替になりえていないようだ。
多様性が失われるソーシャルメディア、「沈黙のスパイラル」へ(田中 善一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース

FacebookやTwitterにここまで期待するのは、正直難しいかなと思っています。オープンなSNSでは、議論が難しいことが分かってきていますし。単に「議論するためには違うコミュニケーションツールが必要」ということだと思っています。

 

「沈黙」するようになったのはキャズムを超えたから

Twitterは2006年にサービスを開始し、日本のユーザー数は2000万人を超えています。Facebookは2004年にサービスを開始し、こちらも日本のユーザー数は2000万人を超えています。

日本の主要なSNSのアクティブユーザー数を調べてみた | Hivelocity ハイベロシティ

イノベーター理論によると、イノベーターとアーリーアダプターで16%程度が占められるので、日本のユーザー数を多く1億人とみても、今のTwitterやFacebookはキャズムを超えてアーリーマジョリティまでは使っています。そうなると、いろんな人が登場してきますし、オープンであるがゆえに議論や交流を高度に行うのが難しくなります。

Twitterは2009年から使っていますが、雰囲気はどんどん変わっている気がしています。昔はもっと牧歌的で議論しやすい空気がありました。

 

また新しいコミュニケーションツールが登場する

新しいコミュニケーションとして、NewsPicsもあります。NewsPicsはニュースメディアかもしれませんが、誰が意見を言ったかを可視化することで、議論を生み出しやすい仕掛けになっています。

今あるコミュニケーションツールが、ユーザーのニーズを満たしていないならば、それを解決するサービスがいずれ登場するでしょう。FacebookやTwitterに全ての解決を望む必要はないと思います。

 

Facebookの規程改定から、企業と顧客のコミュニケーションルールを考える

Facebookが、「いいね!」と引き換えに何か景品などのアドバンテージを与えることを禁止する条項を定めました。

もう1つは、ユーザーに何らかのインセンティブを与えてソーシャルプラグインの利用やFacebookページへの「いいね!」を奨励することの禁止だ。例えば「いいね!」すれば何らかの報酬を与えるとか、ゲームやアプリの特別コンテンツを提供するといったことを禁じる。

Facebook、プラットフォームポリシー改定で「いいね!」インセンティブを禁止 – ITmedia ニュース

これ、とても良いことだと思います。以前から、「何か欲しければ、Facebookページに「いいね!」を押してください」という行為があまり好きではありませんでした。

何が嫌かといえば、「与えられること」と「与えること」が直結していない感じがするからです。何か、こちらの弱みを握られる代わりに差し出してる気がしてならないんですよね。

 

ベネッセの個人情報取得方法も似た感じを抱いた

ベネッセは、水族館などの家族連れが集まる場所で、スタンプラリーイベントなどを開催していました。個人情報漏洩事件が起きてからは、控えていると思いますが。

このスタンプラリーでも最後に景品が用意されているのですが、その代わりとして「個人情報を書いて」というパターンで個人情報を収集しています。子どもを持つ親としては、「子どもに景品をあげたいが、個人情報は渡したくない」というジレンマと格闘することになります。

あと、ショッピングセンターでも、子ども用に風船などをプレゼントする代わりにアンケートを、ってやつも多いですね。

 

長期的関係を構築するのに有効か

AmazonやGoogleに代表されるような、インターネット会社もデータを取得していると言われていますが、悪質なものを除き、基本的にはそのデータを引き換えにユーザーにインセンティブを与える、と理解しています(少なくとも僕は)。

なので、インセンティブと、その引き換えに顧客やユーザーが提供するものは、ある程度直接の関係がないと、「人質に取られている」感が出てしまうので、長期的に見たときにユーザーとの関係が良くないんじゃないかと思います。

また、個人情報の取り扱いについては、どんどんセンシティブになっている気がします。これまでは許されていた行為が、徐々に許されなくなるような価値観の変化も起こっていると思います。

 
そういう行為にも配慮しながら、企業はユーザーとコミュニケーションを図らなければいけないな、って思いますね。