サッカー日本代表が強くなるための条件

そろそろサッカー日本代表のヨーロッパ遠征が始まりますね。ブラジルワールドカップも1年切っていますし。

欧州遠征の日本代表メンバーが発表! | フットボールチャンネル

で、今日はサッカーの日本代表がどうやったらもっと強くなれるか、という話です。

日本のFIFAランキングは?

そもそもFIFAランキングは算出方法が決まっていて、試合の勝ち点、試合の重要度、対戦相手の強さなどに基づきポイントが算出される方式です。

FIFAランキング – Wikipedia

そして、日本の現在のFIFAランキングは42位で、AFC(アジアサッカー連盟)では1番です。アジアでは敵なし、というのはここでもわかります。

The FIFA/Coca-Cola World Ranking – Ranking Table – FIFA.com

ただ、世界でみれば上位が40チーム以上あるわけです。顔ぶれをみると、ほとんどヨーロッパと南米で占められています。それが、今の日本代表が置かれている現状です。

サッカー日本代表が強くなる要素

「ジャパンはなぜ負けるのか」という、サッカーを経済学の目線から紐解いた本の中で、代表チームが強くなる要因は3つで説明できると書かれています。それは「人口・所得・経験」です。

ひとつつけ加えると、私たちの予測は統計学的にみて非常に信頼できる。この3要素が重要だということにほとんど疑いはなく、3要素がもたらす効果にもほとんど疑いはない。この3要素があれば、ワールドカップのグループリーグの結果はたいてい予測がつく。

これを順番に見ていきましょう。

人口

人口が多ければ、有望な選手が見つかり、層が厚くなるということでしょう。

日本の人口は、世界でみれば10位です。好条件です。

国の人口順リスト – Wikipedia

そして、サッカーの競技人口は90万人ぐらいだそうです。

日本のサッカー人口(JFA登録数)はどのくらい?|お問い合わせ|日本サッカー協会

ただ、この競技人口の定義は結構微妙だったりするので、あくまで参考で。750万人というデータもあるようです。

スポーツの競技人口ってどんなのが多いの? | マイナビニュース

所得

所得についても、多いと設備投資などにお金をかけられるようになりますので、サッカーの振興に有利になります。

日本は、GDPでみれば世界第3位です。そして、一人あたりGDPでみると世界で13位になっています。こちらも好条件だといえるでしょう。

[世] 世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング

経験

結局、一番の問題はここです。Jリーグが創設されて20周年ですが、世界的にみればとても若いリーグです。スペインのリーガエスパニューラは、プロリーグの創設が1928年だから、85年ぐらいの歴史があります。

リーガ・エスパニョーラ – Wikipedia

これまでの国際マッチの数も少ないですし、強豪国とも戦いも、他の代表チームに比べれば経験値として低いわけです。ここが、日本代表が欠けているところでもあり、伸びしろとも言えます。

日本はサッカーの中心地から遠いのが不利

サッカーの中心地は、昔も今もヨーロッパです。ヨーロッパの中でも今はブンデスリーガが一番勢いがありそうですが、とにかくヨーロッパに人は集まり、情報も集まります。これは、都市に人・資本・情報が集積するのと同じです。

戦略クロニクル」を読むとわかりますが、サッカーの歴史はヨーロッパが中心で、そこに南米が加わる形で発展してきています。

そう考えると、日本は物理的に距離があるという点が不利になります。そういう意味では、たくさんの選手がヨーロッパに移籍するのは、代表サッカーへの還元という意味では非常に良いのです。ただ、それはこの間書いた通り、Jリーグにとっては選手流出で人気が低迷する、というジレンマなわけですが。

Jリーグはなぜ2ステージ制に移行するのか? | Synapse Diary

Jリーグの打開策としては、先進的なサッカー国から外国人を招聘して、経験や知識を吸収するとともに、著名で客を呼べる選手であれば観客も増える、という効果を狙うと良いと思うのですが、なにぶん収益が低迷しており、「卵が先か、鶏が先か」という状況になっているように思います。

まとめ

日本代表に不足しているのは、海外経験、競合チームとの対戦経験です。今回ヨーロッパ遠征などもそうですし、個人レベルでもヨーロッパで競合選手と混じってプレイすることで、日本代表のレベルは上昇していくのだと思います。

というわけで、個人的にはセレッソの柿谷がヨーロッパに移籍することを願っていたりします。

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