そろそろ年末ですね。毎年恒例で書いている、今年読んで印象に残った本を挙げていきます。まあ、備忘録みたいなものです。
今年はあまり本を読まなかった一年でした。改めて振り返ると、自分の印象に残っている本が限られているなって思いましたが、それでもいくつかあります。自信もっておすすめできるやつです。
ファクトフルネス
ビルゲイツがリコメンドしていたこともあり、話題になっていましたね。事実をちゃんと押さえることはもちろんですが、本書の中心は「事実への向き合い方」です。切り取り方や整理の仕方によって、全く違った解釈になることもよく起こります。現代に問われるデータリテラシーを考える良い一冊だと思います。
AI vs 教科書が読めない子どもたち
今年はAIをよく勉強した一年でした。今年の最初のあたりで読んだ本書は、AIの特性や限界、「読解力」を中心にした人間ならではの能力や教育の可能性を知ることができました。AIに人間が勝てるのは読解力だと知ったあとで、読解力が落ちてきている、という事実を突きつけられるのは結構衝撃。
課題解決とサービス実装のためのAIプロジェクト実践読本
AIを実際にプロジェクトとして進める場合に、知っておくべき知識を整理した本です。いろんなガイドラインも登場し、AIの普及が進みつつある現在ですが、こういうプロジェクトに関するノウハウが言語化・体系化されるのは良いことだと思います。
ディープテック
今新たな動きとして、ディープテックというトレンドがあるのを知りました。本当の社会的な課題を解決を実現するための、技術開発やビジネス実装に取り組むもので、ビジネス化までに時間や費用の多くが必要なのが特徴です。
グローバルでの日本の地位が低下していく中で、日本が取り組むべきひとつのジャンルな気がしました。
時間術大全
スマホでの無駄な時間の浪費を減らして、生産性を上げるきっかけをくれた本でした。時々こういう生産性を高める本を読んで、その中でいくつか取り入れてみるのが好きです。
ニュータイプの時代
年末にかけて読んでましたが、面白くてついつい一気読みしました。外部環境の変化が激しい現在で、社会はどういう価値観が重要視され、スキルを身につけていくべきかを知る良い本だと思います。
ということで、今年はあまりブログを書かない一年になりましたが、ひとまずこれが一年最後の記事です。良いお年を。