エニグモのテイクレートを調べて、ECサイトとしての強さを検証してみた

少し前にエニグモに関する記事を書きました。

Buymaを展開するエニグモのビジネスを分析してみた

2017.10.18

書いた後、「MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣」で、ECサイトのひとつのKPIにテイクレートがある、ということを思い出したので、調べてみました。

テイクレートとは、総取扱高に対する売上高の割合を指します。マーケットプレイス型のECサイトでは、総取扱高を増やしながら、その中で自社の収益をどれほど確保するかが重要になるので、この割合を見るのですね。

 

エニグモのテイクレートは?

さっそく計算してみましょう。2017年度の第2四半期の数字を使います。

  • 取扱高:166.7億円
  • 売上高:19.2億円
  • テイクレート:11.5%

 

テイクレートが11.5%と出ました。この数字が高いのか低いのかを判断するため、他のECサイトの数字と比較してみましょう。前述の「MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣」に計算された数字があるので、それを引用します。

  • アメリカ:10%弱
  • 日本:7%~8.5%程度
  • 中国:3%程度

本を読めばわかりますが、それぞれビジネスモデル商慣習が違い、その結果からテイクレートも決まってきているので、単純な比較には注意が必要です。

 

この数字をみてみると、エニグモのテイクレートは、相対的に高い数値であることがわかります。それだけ、このプラットフォームに魅力があり、高い独自性を誇っている証拠とも言えるんじゃないでしょうか。

ただし逆に言えば、今後テイクレートを上げていくのは難しいのではないかと思うのです。つまり、今高いテイクレートをいろんな施策で維持しつつ、総取扱高を増やしていくかがポイントになると考えます。

 

この本は、決算資料を読んでみたいという人には本当おすすめです。

エニグモ

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