映画「マネー・ショート」を見るとサブプライムローン危機の恐ろしさを再確認できる

休日にどうも。良い映画を見ると人に話したくなりますよね。久々に良い映画をみたなーと思ったので、「マネー・ショート」について書きたいと思います。

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マネーショートという映画は、「世紀の空売り」という原作を映画化したもので、サブプライムローン危機で逆張りをして、大儲けしたトレーダーの実話をベースにしています。

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映画自体は、コメディタッチでリズムが良く、専門用語も登場しますが、わかりやすい解説も工夫した形で入れられており、飽きずに観ることができます。2時間、あっという間でした。

 

サブプライムローン危機というのは、本当に乱暴に言ってしまえば、住宅ローンバブルということです。住宅ローンの価値が上昇し続けることが前提となっており、次第に金融システム全体が無理な状態になっていき、破たんしたということです。

バブルというのは本当に恐ろしいもので、上昇しているときはみんなウハウハなのですが、はじけた後が悲惨です。ずっと昔からバブルというのは世界で発生していて、その内容はこのサイトを読むと非常にわかりやすいんじゃないでしょうか。

ペペラのバブル物語〜経済&金融バブルをわかり易く解説〜

 

この映画を見ると、金融システムが発展してきたといっても、もちろん完璧ではないし、いろんな過ちを犯す可能性があるものだ、ということがよくわかります。さらに、この映画に登場してくる人は大儲けするのですが、その難しさも描かれています。

まず、ヒントをつかんだら徹底的に調べる。ある人は膨大な資料を読み、数値的に解析する。ある人は、実際に現地に行き、いろんな人から話を聞く。そうやって、自分の中で確信に変えていくのです。それでも、いろんな人が信じていることと完全に逆張りをすると、様々な反対が登場します。そして、今回のケースだと経済が崩壊するまで忍耐強く待たなければいけません。そういった精神的な強さも必要になります。

このような、運やスキル、マインドセットがそろわないと難しいので、限られた人しか達成できなかったともいえるんじゃないでしょうか。

 

ちなみに、この映画はブラッドピッド製作です。映画にも登場しているのですが、ブラッドピッドが出てると知らなかったので、最初誰だかわかりませんでしたが・・・。

経済系のコメディ映画という意味では、ウルフ・オブ・ウォールストリートも面白かったですが、経済の面白さという点では、マネーショートの方が醍醐味を感じますね。

あなたの欲望を刺激する「ウルフ・オブ・ウォールストリート」をぜひ見て欲しい