以前Google Fiberについての記事を書きましたが、英語版のGizmodeに、Google Fiberによる取り組み例が掲載されていました。
「Google Fiber」がアメリカで拡大中。なぜGoogleがネットワーク網を整備するのか | Synapse Diary
病気で外出できなくなった少年のために、カンザスシティの屋内の小さな野球場を設置して、その小さな野球場からボールを投げると、オークランドの野球場でロボットが代わりにボールを投げる、という取り組みです。
詳細は、下記の記事を動画をみてください。
Google Fiber Helped a Sick Boy Throw a Baseball Pitch with Robots
今回の事例が、内容自体に普遍性があるとは思えないですが、考え方としては面白いと思います。Google Fiberによってネットワーク量が増大するということは、大量のデータをリアルタイムに伝達することができるようになると思われます。
今回の事例でも、ボールを投げた角度や押し出されたスピードなど、複雑な情報が送られているので、Google Fiberでもリアルタイム性を実現できた、ということなんですかね。本当のところはわからないですけども。
だけど、これからはPCやモバイルだけでなくて、Internet of Thingsとしていろんなものがネットワークにつながり、複雑かつ大量のデータが、即時に伝達される社会になっていくことになりそうです。
どちらかというと、物理的なスピードが求められる世界が、これから開拓されていくんですかね。遠隔でも正確かつリアルタイムに物を動かしたり操作したり。