「Google Fiber」がアメリカで拡大中。なぜGoogleがネットワーク網を整備するのか

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Googleが光ファイバー網を拡大というニュースがありました。
The Google Perspective: Gigabit Internet in Local Governments

Googleは「Google Fiber」として、2年前からインターネット網の提供サービスを行っています。最初はカンザスシティで展開されており、Wikipediaによれば人口200万人ぐらいなので、「いち地方都市」ぐらいの規模感になるそうです。
1GbpsのISP事業「Google Fiber」、ユタ州第3の都市へ~全米展開が本格化か -INTERNET Watch

で、最近そのエリアを拡大し始めたので、Googleが本格的に光ファイバー網を広げていくんじゃないのか?と噂されています。

 

冒頭に紹介した記事で、なぜGoogleが光ファイバー網を整備するかの理由が書いてあるわけですが、簡単に言ってしまえば、インターネットのサービス提供には、ネット網というインフラの制限が最終的には問題になるためです。

インターネット黎明期にソフトバンクがYahoo!BBでブロードバンドを広げた結果、インターネット企業の台頭が広がったように、ネットワークインフラがインターネット上のサービスを向上させることになります。

ちなみに、Google Fiberは上下1Gbpsらしいのですが、1Gbpsってどれぐらい速いのか?というと、Wikipediaによると光ファイバー網の主流は100Mbpsとのことなので、100倍ぐらいは速いことになります。
FTTH – Wikipedia

 

これで思い出すのは、数年前に流行った「光の道」構想です。僕の浅はかな理解では、当時の総務大臣から「光の道」構想が提示され、ソフトバンクが賛同を示して宣伝していましたが、日本のIT戦略の課題はインフラではなく利活用、というアンチテーゼが登場して空転してしまった感じです。

Google Fiberも何か目立った結果を出しているわけではなく、先にインフラを整備することで、ギガビットに対応した新しいサービスを生み出せる土壌を整えたってところですかね。卵が先か、鶏が先か、ではないですが、日本でも数年後にはまたネットワークのスペック向上が議論になる気がしました。