岐阜県の鉱工業生産指数(平成24年7月分)

岐阜県の7月分の鉱工業生産指数が発表されていた。概況は以下の通り。

平成24年7月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、一般機械工業、電気機械工業等が上昇したものの、化学工業、輸送機械工業等が低下したため、前月に比べ生産指数は0.4%減と前月に引き続き低下した。また、出荷指数は3.9%増と上昇に転じ、在庫指数は0.5%減と低下に転じた。

なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は2.8%減となり、前月に引き続き前年を下回った。

生産指数自体は前月から低下しているが、出荷指数は増加し在庫指数は減少しているため、景気回復の兆しも見られる。

 

6月時点では出荷が落ち込み、在庫も低下していたので、今後は回復傾向がみられるようになるのではないか。

業種でみると、回復傾向にあるものと下落傾向になるものが存在するのがわかる。回復傾向にあるのは、鉄鋼、機械、パルプ・紙・紙加工品、食料品。下落傾向にある化学工業は、ものすごい変動が発生しているが、そういう業種なのだろうか。

 

なお、同時期に発表された消費者物価指数(平成24年8月)は、ほぼ横ばいぐらいの状況になっている。

http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

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