岐阜県の大型小売店販売額が発表されていたので、確認。
まず小売店販売額というのは、経済指標としてよく取り扱われる。個人消費の傾向を把握することができるのがその理由なのだが、そもそも個人消費を図るのがなぜ重要か。
それは個人商品というのはGDPの構成要素だから。岐阜県のGDPに類する県内総生産のうち56.9%は個人消費である(参照)。
というわけで、平成24年7月の大型小売店販売額。
岐阜県 : 岐阜県の大型小売店販売額 月報201207
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● 大型小売店販売額:238億円
前月比は2.3%増
前年同月比は、全店ベースで3.0%減、既存店ベースで2.8%減となった。● 商品販売額別の動向
・ 衣料品の前年同月比は、全店ベースで8.0%減、既存店ベースで8.0%減
・ 飲食料品の前年同月比は、全店ベースで1.4%減、既存店ベースで0.5%減
というわけで、前月比は全体として下がっている。
1年間の推移は以下の通り。
こう見ると、ある程度起伏が生じて繰り返しているように見える。景気動向指数で書いたように、今は少し低調気味になっているのかな。