組織には理想と現実の両方が必要だ

これを読んで、いろいろ思いましたよ。

 

「虚構の自由度」、そしてその価値 – Chikirinの日記

 

これわかるわ。ただ、組織という意味でいくと、思考のタガを外して新天地を考えることと、現実的な対応としてどういう解決策をひねり出すか、というのは同じくらい重要だと思うし、片方だけだといずれ行き詰まる。

仕事でも、理想論とか新しいアイデアを出していくと、

「で、これどうやるの?」

って言われるし、

現実的な解決策に終始していると、

「せっかくコンサルにカネ払ってるんだから、もっと新しいアイデア出してくれよ」

と言われたりもする。

「どっちなんだよ」というツッコミもたまに感じたりはするけど、組織の状態やフェーズによって求められるモノは違うにしても、組織というのはそれだけ両方とも大切だということだ。

そういえば昔クライアントに「コンサルタントに求めるものは、「Another One」と「Next One」だ。」と言われたことがある。

業務をよく知っているのはクライアント側なのに、わざわざコンサルタントを雇う理由は、自分たちの視野が充分に広くないことを自覚した上で、違う何か(Another One)を提供してもらいたい。そして、内部にいるとしがらみが多かったり、内部論理で発想してしまうので、上手に正しい方向にアクションをとれないことが多い。だから、次にやるべきこと(Next One)を示して欲しい。ってことだったんだと思う。

これはまさに「Another One」が思考のタガを外したアイデアをくれ、ということであり、「Next One」は着実に実行できる「現実解」をくれってことだ。コンサルはどちらかといえば、「絵に描いた餅」を出すことで揶揄されるけど、「絵に描いた餅」というか理想論を語ることが重要な場合もあると思うんだよね。

コンサルタントでも、個人レベルでみるとどちらかが得意な方というのがいるよね。個人的には現実解をひねり出す方が得意な気がします。

リーダーの資質として、似たようなことがこの本にも書いてあったよ。そういえば。

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション | Synapse Diary