「決断」の種類と重要性について考える

管理者やリーダーになればなるほど、何事においても決断を迫られる機会が多くなる。というわけで、決断について書く。仕事をして気づいたけれど、決断にはいくつか種類がある気がしている。

考えるのが面倒に思うことを決断する

「考える」という行為は、結構しんどいもの。何かを決める、という行為はどんな軽い事柄でも精神的にエネルギーを使うものだ。だから、今日の夕飯をCookpadに頼ってみたりするように、誰かに決めてもらうと楽な気持ちになる。

同じことが仕事でも起こる。自分の中で迷いが生じ、考えるエネルギーがなくなると、思考停止になって上司に相談する。こういう場合は、あまり複雑な問題ではないことが多いので、考える負担を減らすために、妥当な(適当な)理由をつけて決めれば良いと思う。

コンフリクトした事象について決断する

内部であったり、顧客とであったり、いろんな場面で意見の衝突は起こる。これは当然だ。こういう場合に、どうやって決断し、導くかがリーダーの手腕の問われるところ。

コンフリクトした事象は、まず事実を整理し、両者の意見が理解できるものであればその意思を示し、最後には決断の根拠を説明した上で決定事項を伝える。全体最適の観点や組織のイデオロギーに従った判断基準があるはずだ。コンフリクトした場合は、双方の意思を尊重するとともに、決断の根拠を明確に示すことが、禍根を残さないポイントだと思っている。

前例のないこと、新しいことについて決断する

組織というのは、時間の経過とともに状況が安定すると、おのずと視野が狭くなり、変化に対して硬直的になる。だから、新しい視点というのを入れて変化に対応できるようにならないと、気づいたらあっという間に組織が崩壊する。

しかし、前例のないこと、新しいことを始めるのリスクがあり、勇気が試される。それでもチャレンジしなければならない。決断とは、そういう要素が含まれると思っている。

適切なタイミングで決断されないと、いろんな作業が滞ってしまう。決断というのは、精神的な労力と戦いながら、いかに考え抜くかだと思う今日この頃。