基本的には、中国の深センをベースに書かれています。深センは今やイノベーションが生まれる場所、として認知されています。 ポイントは、非連続な価値創造と実証です。社会的には、これまでの延長とは違う非連続な価値創出が求められています。 そして、非連続な価値を見出すためには実証を多く行う必要があるのです。それが、タイトルにもあるプロトタイプシティです。 プロトタイプを進めるためには、プロトタイプを早く安く作るリソースと、プロトタイプを試すフィールドが必要です。あとはそのプロトタイプを試すために、誰かがリスクテイクする。そういう構造的な仕組みが求められます。 残念ながら、本書では深圳を真似して作るのは難しいと書いています。しかし、都市に創造性をもたらすために必要なことは本書から見えてくるでしょう。
スマートシティ関連に興味ある方はこちらもどうぞ。