英語の勉強を薄く長く続けていますが、なかなか日本にいながらも英語に触れる機会を増やすのは難しいと日々実感しています。
しかし、地道に英語に触れる量が多いとやはり慣れてくる部分もあるので、生活の中でできるだけ英語に触れる時間を習慣化して増やしたいと思うのです。
いろんな方法を考えているのですが、最近取り組んでいるのが「毎日英語のニュースを読む」です。ニュースだと、本より短い時間で読み切れますし、毎日違うネタなので飽きずに読めるからです。
英語のニュースを読むときの問題
ただ、英語のニュースでも日本語に比べれば当然ながら読む速度が遅いです。なのでニュース記事とはいえど、結構時間かかってしまいます。なので流し読みしてたくさんニュースの記事を読むのが難しいのです。
だから、英語のニュース記事でもじっくり読みたいんですよね。
というわけで、習慣化するためには次の点を解消しなければいけませんでした。
- 配信されるニュース記事の数が多くない(2~5記事程度)
- 流し読みではなく、集中できる環境で読めるようにする
で、最近ようやくこの問題を解消できる環境をつくることができました。
「あとで読む」ツールの活用
いろいろ考えてたどり着いたのが、後で読むためのツールの活用です。代表的なものとしてInstapaperとPocketがあります。
これらのツールのメリットは、読みたい記事をスタックして、いつでも読めることです。PCやスマホなどのマルチデバイス対応なのも利点です。また、途中まで読んだ場合は、次読むときに途中の場所から表示してくれるのも便利な機能です。
これらを使うと、空いた時間にゆっくりと読み進めることができるのです。これらのツールに、ニュース記事が自動で配信されるようにすることで、次のことができます。
- 勝手にニュース記事がInstapaper(又はPocket)に登録される
- 空いた時間にInstapaper(又はPocket)で読む
具体的な設定方法
では、具体的な手順を説明していきます。最初に全体像を示しておきます。
Pocket and other icons by Icons8
英語ニュースのRSSを特定する
まず英語サイトのRSSを入手しましょう。代表的なものにこちらのようなものがあります。
おすすめは、VOAです。やはり初心者にはわかりやすい内容になっているので。
Rss
BBCはこちらです。
News feeds from the BBC – BBC News
CNNもあります。
RSS (Really Simple Syndication) – CNN.com
技術系ならTechcrunchもおすすめです。
RSS Feeds | TechCrunch
これらを組み合わせて、読みたいジャンルのニュース記事を取り込めるようにします。配信される記事の数は、メディアやRSSによって違いますので、自分が一日で読めそうな数を意識して、登録すると良いと思います。
RSSをfeedlyに登録する
読みたいニュースメディアのRSSのアドレスがわかったら、それをfeedlyに登録しましょう。RSSリーダーとしては一番メジャーですし、後述するようにIFTTTに対応している必要があるので、feedlyが良いです。
そして、特定のカテゴリーを作って、対象のRSSを全て入れておきます。カテゴリー名はなんでも良いです。
feedlyからInstapaper(又はPocket)に登録する
feedlyから自動でInstapaperやPocketに登録するためには、IFTTTを使います。
IFTTTでは、feedlyに記事が読み込まれた場合のアクションを指定できます。以下のAppletを参考に、自分の好みで作ると良いでしょう。
New items from a category in Feedly sent to Pocket to read later. – IFTTT
これで、自動でニュース記事がInstapaperやPocketに登録されるようになりました。
もっとじっくり読みたい人はKindleを使う手もある
上記の手順にひとつ増やせば、英語のニュース記事をKindleに流し込むことができます。Instapaperは標準でKindleへ送信する機能が用意されているので、以下の設定画面で登録すれば問題ありません。
Pocketの場合はP2Kというサービスがおすすめです。
P2K – Pocket to Kindle: Send Your Pocket Articles to Your Kindle
P2Kは試しに使ってみたところ、無料だと配信頻度が不安定だったので、その点はうまく割り切って使う必要がありそうです。
これでしばらく過ごしていますが、習慣化はうまくいっているようです。もう少し読む記事の数を増やそうかな、と思うぐらいです。英語を読むことを習慣化したい人は、参考になれば幸いです。