スマートウォッチがどんどん普及してきていますが、今更ながらPebble Timeに手を出してしまいました。
スマートウォッチの歴史を作ってきたPebble
Pebbleは、スマートウォッチの歴史を作ってきたと言っても過言ではないと思ってます。
Pebble Smartwatch | Smartwatch for iPhone & Android
2012年、クラウドファンディングのKickstarterで登場してきた時に、いかにもチープな外観ではあるものの、Eペーパーを使った時計の常時表示と価格の安さ、憎めないデザインが評判になり、予定以上の注文を獲得します。
最初のPebbleから、カラーディスプレイに対応したPebble Time、よりフォーマルなフォルムになったPebble Time Steel、丸型のPebble Time Roundなど、次々と製品を発表してきました。
そして2016年、再度Kickstarterを使ってPebble 2、Pebble Time 2を発表します。最近のトレンドを抑える形で、心拍数の計測機能がついたものでした。Pebble2が実際に発売された後、2016年12月に、突如Fitbitによる買収が発表されます。
買収は人員獲得が目的であり、Pebbleの製品資産は含まれていなかったので、Pebble Time 2の製造はキャンセルされるとともに、Pebbleは今後製造されないことになりました。
現在、Pebbleは価格低下中
ということで、劇的な幕引きされたPebbleですが、その影響で価格が低下しています。この記事を書いた時点で、Pebble TImeは8000円ぐらいですし、
Pebble Time Roundも1万円ちょっとです。
もともと他製品と比較して安めだったPebbleですが、製造終了が決まって、価格が低下し非常に入手しやすくなっているのです。買うなら今が狙い目です。
Pebble Timeの良い点
常に時計を表示する
PebbleはディスプレイにEペーパーを使っており、常に時計を表示してくれます。なので、時間を確認したい時に、いつでもさらっと確認することができます。
Apple Watchなどでもグランスで、手を持ち上げた時に自動で表示してくれる機能もあると思いますが、どういう風に確認しても常に時計が表示されている安心感は良いですね。
バッテリーの持ちが良い
Eペーパーの恩恵は、バッテリーにもあります。Pebble Timeだと、体感的には3〜4日は持ちます。旅行など、ちょっとした遠出も平気です。
ウォッチフェイスのデザインが豊富
Pebbleの特徴はウォッチフェイスのデザインが豊富にある、という点です。ウォッチフェイスは誰でも作成して、Pebble内のマーケットプレイスに登録することができます。
通知が柔軟に設定できる
Pebbleは、スマホからの通知を表示することができるのですが、通知を受け取れるアプリの種類に制約はないですし、特定のアプリの通知は表示しない、などの細かい設定も可能です。
日本の場合、LINEの通知を受け取れるかは重要な点ですが、Pebbleは問題ありません。
ちょっとおもちゃみたいでチープ感があるのは確かですが、それでもデザインとしては優れていて、使っていると愛着が湧きます。
日本語化にちょっとテクニックが必要だったり、使い手にリテラシーを求める部分がありますが、そういうのに問題ない人には未だにオススメです。
Pebbleがこんなに快適だと思いませんでした。思えば、KickstarterでPebble Time2に出資したのに、Fitbitに買収されてプロジェクトが飛んでしまったのは、本当に残念でした。。。。
1万円切ったら、Pebble Time Roundも欲しい・・・・。
FAQ
自分が困った点をここに備忘として残しておきます。
日本語化したい場合は
ここではiPhoneの場合を想定していますが、やり方は簡単です。以下のサイトから、言語パックのファイル(.pbl)をダウンロードします。
ダウンロードしたら、シェアボタンから「Pebbleへコピー」を選択しましょう。あとは、Pebbleアプリの設定画面から、言語選択で「PblCJK_J08_1」を選べば完了です。このような日本語パックを作成していただいた作者には、本当に感謝です。
通知が表示されないときは
Quiet Timeという、通知を表示しないモードに知らない間にしてしまっていたかもしれません。左のボタンを長押しすると解消されるので、これで問題が解決するかも。
それでも解消されない時は、一度Bluetoothの設定をスマホ側で削除してみましょう。
- Bluetoothの接続を解除する
- Bluetoothの接続情報を削除する
- スマホを再起動する
- 再度BluetoothでPebbleと接続する
バンドを交換したいときは
22mmであれば良いです。シリコンベルトは汗をかいて蒸れやすいので、交換しました。22mmのベルトであれば良いので、カジュアルに付けられるようナイロンのNATOベルトにしました。
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ベルトの取り付けには、ネジ棒が必要です。交換するときはこちらも合わせて購入します。
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