映画「陽はまた昇る」でプラットフォーム戦略を学ぶ

Amazonプライムで映画をどんどん見ていますが、最近「陽はまた昇る」を見ました。

 

これは家庭用のホームビデオが丁度普及しようとしている時で、ソニーのベータマックスとビクターのVHSが開発・発売され、「家庭用ビデオの統一規格」という覇権争いを繰り広げた時の様子が映画化されていたものです。

今やITではいろんな場面で見られるようになったプラットフォームの覇権争いですが、古くからある有名なプラットフォーム競争の事例はこの「ベータマックス vs VHS」ですね。

最終的には、知っての通りVHSが勝利するわけですが、最初有利だったはずのソニーのベータマックスに対して、様々な努力によって優勢を勝ち取るVHSのストーリーが、胸を熱くさせます。リーダーがかっこいいんですよねーーー。

 

VHSが結果的に勝利したことは、プラットフォーム競争で勝利する要因として、今でも普遍的に通じるものがあります。WikipediaにVHSが勝利した要因がまとめられていますが、

ビデオ戦争 – Wikipedia

プラットフォームを形成するためには、様々なステークホルダーの満足度を高めないといけないことがわかります。

  • コンテンツ製作者
  • エンドユーザー
  • 流通業者

これらをバランス良くできると、プラットフォームとしての形成を有利に進められるということですね。

上記のWikipediaを見ると、それ以外の規格でもずっと競争は繰り返されてきて、これを読むだけでも非常に面白くて読み応えがありました。笑

 

それにしても、映画の中での登場人物がタバコめっちゃ吸ってるんですよね。時代ですね。

Amazonプライムは、おすすめです。無料で映画見放題なのですから。

プラットフォームが長期的に繁栄するために必要なこと