行政機関は、発注する際に調達情報を掲載し、受注業者を募ることがある。この場合、HPなどを逐次チェックしていないとその情報を逃したりする。つまり、調達情報が各機関のHPに分散してたり、さらに機関内の組織ごとに持っているHPに分散されたりしていて、わかりづらい。。。。
で、自動で対象HPをRSS化してアグリゲートすれば便利かな、と思ってたら、そういうことを既にやってるサービスがありましたよ、という話。
官公庁、独立行政法人、民間企業の公募情報収集サイト – 調達.org
使ってみた感じとしては、まだ使いづらい。。。。
発注作業に関する検索条件がなかったり、期間の指定も細かくできなかったり。あと、検索結果もページの全文検索結果を返しているようで、わかりづらい。
こういうところをカスタマイズして使いやすくなれば、一定の需要は確保できるのかもなあ。
すごいのは、APIを公開していたり、iPhoneアプリがあること。ちょっとマイナー(需要が少ない)サービスのはずなのにすごいね。。。。
どこが運営しているのか?
株式会社ゴーガという民間企業だそう。システムコンサルティングや受託サービスなども手がける会社。
政府も、こういう民間企業が行ったWebサービスを買収してオープンガバメントの実現に向けて進められればいいのにな、と思ってみたり。
それにしても、このサービスがどういう仕組みで調達情報を収集しているのかは、ちょっと興味があるなあ。
調達に関連する情報として、各機関が落札情報も公開しているので、それもデータベース化して、どの工事や作業にいくらでどの期間かかって、とか分析できるようにすれば、そのデータを欲しがる企業はたくさんいそうだなあ。お金になると思う。
いろんな可能性を感じるサービス。