「続ける」技術を身につけるためのアクションリスト

行動科学マネジメントの観点から、なんでも「続ける」技術を考える一冊。

ポイントは、「意思」ではなく「行動」にフォーカスする。意思の強い・弱いではなく、行動を起こしやすい環境や、行動を起こしにくい環境を作り出すことで、それを実現しよう、ということ。

さらっと流し読みしただけだけど、おぼろげな記憶を基に、実際の行動を考えるまでのアクションリストを作ってみる。

・継続したい行動は何か
 どういう行動を継続させたいか、をはっきりと定義する。
 (応用情報処理技術者試験合格のために、問題集を解く時間が欲しい)

・継続したい行動を増やす環境を作る
 行動は、どういう状態が心地よく作業できるを考えてみる。
 (ひとりで、カフェとか静かで集中できる場所で、問題集とメモ用紙があれば十分。1回2時間ぐらい確保したい。)

・行動を着手するまでに必要な作業は何か
 極力、着手するまでの行動のハードルを低くするのがポイント。
 (テキストを常に持ち歩く。勉強時間の曜日や時間帯を決めて、周囲に宣言する。)

継続したい行動を決めたら、その阻害要因となる他の行動もチェックする。

・誘惑となるライバル行動はなにか
 ある時間を増やすにあたっては、ある時間を減らす必要がある。自分の生活パターンの中で、なくしても良い時間を探す。
 (ぼーっとテレビを見る時間。マンガを読む時間。)

・ライバル行動に着手するまでのハードルを上げる
(テレビを消す。テレビのリモコンを壊す。ケーブルを抜く。マンガを買わない。)

上記がだいたい整理できたら、行動に対する「記録」と「フィードバック」を考える。

・継続したい行動が達成できたら、記録する。そして、それが可視化できるようにする。

・記録した結果を基に、自分で定期的にフィードバックする。もしくは、誰かにフィードバックしてもらう。

・フィードバックした結果については、うまくいったらご褒美、うまくいかなかったら罰を、自分に与える。

これで、自分が行動できるようになるかなー。秋期の応用情報処理技術者に、受かりたい。
あと、こんなの見つけた。楽しそう。
http://tegaru.jp/

「続ける」技術
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