SEOでは、検索エンジンからの流入に対してランディングページを設けてコンバージョンを上げるというのはセオリーですが、ブログでは当てはまらない考えだと勝手に思っていました。
で、施策を打ったところ、直帰率と訪問別PVが劇的に改善しました。最初、目を疑ったぐらいです。直帰率については、対策前は70%ぐらいでした。大半は直帰してたってことですね。それが対策後は3%程度です。急に一桁になりました。僕の目がおかしいんですかね?
訪問別PVも1.3ぐらいだったところが、2.3ぐらいに約1ページ分増加しています。直帰率が低下しているので、当然といえば当然です。
ブログにおいては、ランディングページそのものを作るというより、流入してきた個別ページからどうやって効果的に回遊率を高めるか、という視点になるんだと思います。以下の記事にある対策を実施しました。
ランディングページ最適化編・ブログのアクセスアップを考察*prasm
サイドバーのカテゴリ別人気記事表示
ブログのサイドバーに表示される人気記事を、カテゴリ別に変更しました。多分、これが効果あったんじゃないかと個人的には思っています。
サイドバーのカテゴリ別人気記事を表示することで、ページ全体に統一感が生まれた気がしました。あと、記事を読みながら関連するキーワードの記事が表示されるので、目に止まりやすいんじゃないかと。
やり方はこの記事の通りです。
ワードプレスのサイドバーにカテゴリ別人気記事を表示する | PLUS
※Wordpress Popular Postsを最新の2.3.3にアップデートしたら、表示がおかしくなりました。ご注意ください。
カテゴリーの重要性に目覚める
ブログの場合、あんまりひとつのテーマに絞って書いている人の方が少ないんじゃないかと思う。テーマを絞る方がマーケティング上有利なのはわかっているけど、そのためだけに書いているわけでもないよね、という気がして。
で、今回の対策を行う中で、いろいろなカテゴリーを育てる、という考え方が重要なんだと思いました。つまり、カテゴリーごとに記事を充実させていくことで、ブログ全体を育てていく感覚というか。
そう考えるようになると、いろいろ記事を見たりページ分析結果を眺めては、記事のカテゴリーを見なおしたり、新しくカテゴリーを作ったり、カテゴリーを廃止したり、いろいろ見直すようになりました。
関連記事プラグインも追加
関連記事プラグインも少し見直しました。これまではYARPP(Yet Another Related Posts Plugin)を使っていたけど、それに加えて、Where did they go from hereを導入した。
「他にこんな記事も見てます」を簡単に導入できるWordPressプラグイン〜Where did they go from here | カグア!Googleアナリティクス解説Blog
Amazonと同じように、直接ユーザーの履歴から、関連性のある記事を表示するためのプラグインです。データが蓄積されるまで待つ必要があるのが欠点といえば欠点でしょうか。だから、あまり実際の記事でも表示されていませんね。
ただ、やはり人間の方が関連性を見つけるのは上手なようです。特に、文字などではなく内容そのものの関連性を読み取る必要がある場合は。YARPPは、関連性を示してくれますが、なかなか関連性が高い記事を示してくれる感じがしません。残念ですが。
というわけで、関連記事プラグインはしばらく二刀流で表示して様子見したいと思います。
まだ対策してから数日しか経過していないので、今後傾向は変わるかもしれないけど、今のところ好感触です。ぜひ、ブログにもランディングページの考え方を。