「アスキークラウド」を読んでクラウドビジネスのトレンドを把握する

ふと本屋に立ち寄ったときに、内容に興味が湧いて衝動買いした雑誌。クラウドビジネスを軸にした特集・時事ネタをまとめていて、クラウド系は技術寄りだったり、広くビジネスの中で取り上げられることはあったけど、クラウドとビジネスを直接結びつけた雑誌は新しいんじゃないでしょうか。

詳細なぜひ公式サイトから目次を確認して欲しいのだけれど、これの何が素晴らしいかといえば、IT周りの技術とビジネスのトレンドがわかること。
ASCII.jp:アスキークラウド 最新号(4月24日発売)

 

クラウド系のサービスというのは普及のスピードとインパクトが大きいので、今後何が起こるのか想像するっていうのは非常に重要だと思います。

例えば、「アップル陰り始めたアップル神話に最強のプロダクト集団が打つ次なる一手アップル銀行誕生のシナリオ」で書かれているのは、アップルが次にNFCを軸にした電子決裁サービスを狙っているという話で、GoogleもWalletを展開しており、ここの辺りが普及してくるんじゃないかと想像されます。

あるいは、Amazonの影響を受けたコンビニや家電などの小売業の今後とか。これまでは何となく勝てていた小売業は、明確にAmazonなどのネット小売と差別化する必要が出てきていて、工夫が生まれてきています。もう戦いを避けることはできない状況なんでしょう。

また、LINEなどSNSの普及と、マーケティングとの関係とか。このあたりは本当隆盛衰退が激しく、マーケティング戦略も発展しては見直され、新しい手法やツールが登場しています。今は、複数のSNSも含めたチャネルを統合して、シームレスな顧客体験を提供することがトレンドだと言われています。

 

今回買ったのは準備号という位置づけらしく、7月から月刊化されるそうで。余り深い内容というよりは、トレンドをキャッチするという点で良い情報源になるでしょう。