コーチングのプロが教える「ほめる」技術

コーチングの存在は知っていたが、正直少しその内容については疑っていた。人の話を聞くのは大事だし、ほめることも重要だけど、それで人が変わるなら苦労はしない、というような。あと、調べてみるとやたら短い時間で高い料金だな、と思ってしまったり。それほどの費用対効果があるのかと考えると、ますます怪しむ気持ちが高まってしまっていた。

だけど、改めてコーチングについて勉強してみようと思ったのは、自分がこれまで信じていた部下の育成方法が、人によっては通じない、と感じたからだ。勉強してみると、コーチングには人と接する上で学ぶべき点が多く存在することに気づく。

 

コーチングのエッセンスはいくつかある。詳しい人に聞いたところ、コーチングは「ベストプラクティス」だと言っていた。いろんなエッセンスが集まって形成されているから、取り入れやすいものから入れていけばいいんだと。それを聞いてなんか楽になったので、面白くて使えそうなところだけ取り入れてみることにした。

例えば、現状を認識して、問題を設定して、具体的な行動目標を決める、というステップだったり。コーチングとティーチングの割合を考えたり。フィードバックをどう与えるのが効果的か考えてみたり。

 

 

面白いのは、コーチングする側も気づきを得るよってこと。

とりあえず、中途半端にスキルや知識を取り入れると不自然になってコミュニケーションが白けてしまうんだろうな、と思うし、相手に対して適当なことを言えないな、と思うと事前に相手のことを考える時間を設けてから、部下と話すようになった。コーチングに対して穿った見方してたな。

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