この記事で示されている数字がいろんな点で違和感だったので、少し調べてみることにした。
マクドナルドの既存店売上高、4.1%減 7月 :日本経済新聞
財務諸表をみると、ここ3年でみれば売上は減少している。一方で利益は向上している。この「既存店売上高」は何を比較しているのだろう。きっと、店の数が減ったものを比較しているわけじゃないよね。。。。
財務諸表上で売上規模が減少しているのは、恐らく店舗数は全国的に減少しているのが一番大きい要因じゃないかと思う。昨年で10%ぐらい店舗数が縮小している。一方で利益率は69%増加ですよ。
マクドナルド店舗数 [ 2011年第一位 滋賀県 ]|新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン] マクドナルド店舗数 [ 2011年第一位 滋賀県 ]|新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン] |
国内は飽和状態といわれている。ちゃんとした数字が見つからなかったが、マクドナルドが店舗数が減少させていることを考えると、恐らくそうなのだろう。
細かい数字は正直わからないし、この記事の数字の前提や根拠の理由もわからないけど、逆にわかったことは、
- マクドナルドは新しい顧客を獲得できている
- 客単価が減少している
というところか。この傾向が続くかどうかが注目かな。100円マックがここ最近はフォーカスされていた気がするけど、世界のマックシリーズとか始まっているし、客単価の減少も一時的な気がしなくもない。ル・グランおいしいよね。