【書評】下町ロケット(池井戸潤)

池井戸 潤¥ 1,785

不覚にも、ちょっと感動しちゃったじゃないか。

直木賞受賞作。高い技術力を持つ中小企業が、いろんな困難に立ち向かいながら夢を追いかけるサクセスストーリー。ストーリーのタイプとしては目新しさに欠けるし、大企業社員の描き方が極端すぎてちょっと気になる。

ただ、体力的に余裕のない中小企業に対して貸し渋る金融機関の現状だったり、目先の利益と企業のアイデンティティが矛盾した場合に、どちらを優先するの?とか、会社の方針に反感を覚える社員にどう向き合うか、みたいな組織とリーダーシップという面では、いろいろと楽しめたり。

それにしても、特許とかの知財戦略というのはとても大事なんだなあ。特許の申請の仕方とか、法定闘争なんかにどう対処するか、というところまで考えると、そういう点でも中小企業はなかなかハードルが高いと思ってしまうけど。

とりあえず、感動を味わうほど働かないとな、と思う。

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