自己啓発系の本というのは、少し期間を空けて定期的に読んでいる。特に、余り理論的でないものを。自己啓発系のものは何冊か読んでしまうと、結構内容とか「におい」が似ていて、知識として目新しいものがない。理論を知りたければ、「人を動かす」とか「ユダヤ人大富豪の教え」とか読んだら良いんじゃないかな。
ただ、人の気持ちというのは波があって、前に進みづらいときがあるもの。そういうときは、やはり自己啓発系の本というのは有効なわけで。特に、理論的要素が少ない、他人の体験をトレースできるような内容が個人的には良い。
というわけで、今回の本はまさに著者の体験がトレースできたので、良い気分で一気に読み終えた。モルガン・スタンレーからフットサルコートの管理人になって、楽天イーグルスの創立メンバーに入るなんて、ジェットコースターばりな人生で、読んでいて面白い。
とりあえず、名言をふたつほど。
自分でアクションを起こす前に人に頼ってはいけない
勇気をなくせばすべてを失う
豊かな日本で、ビジネスで失敗しても命まで取られることはないし、とにかく行動だな。