アメリカの7大都市のCIOが、オープンソース開発に取り組もうとしている。
G7: CIOs From Seven Big-Cities Work Together to Develop Open-Source IT Solutions
地方政府のシステムをオープンソースとして開発し、無料で他の都市へ展開しようという試み。
最初の試みとして、ニューヨーク市の311システムをAPI化し、他から利用可能にしようというもの。あと、統計データなどのフォーマットも統一しようとしているらしい。
日本では都市間の共同利用や共同開発は、広域連合としていくつか取り組まれているが、特定業務に特化したシステムだったり、小規模団体が財務上の理由から止むに止まれず広域連合として共同利用しているケースがほとんどで、こういった大都市間での共同取り組みはあまり聞かないね。
自治体クラウドが総務省を中心に進められているけれど、本当に展開できるかはまだ定かでない。それよりも、広域や都市間での連携に目を向けたら、いろんな可能性が広がるんじゃない?
ICTで変わる自治体経営戦略 | |
電子自治体研究会 ぎょうせい 2006-07-01 |