格安SIMの市場規模は拡大中。キャリアから乗り換えても特に不便はありませんでした

最近CMなどでも活発に宣伝している格安SIMに、ついに乗り換えました。ということで、格安SIMについて、業界動向など思ったことを書いておこうと思います。

携帯電話において、MVNOはこれからどんどん普及していく、という記事を書いたのがすでに2年前です。

日本通信が業績予想を大幅下方修正。今後のMVNO業界はどうなる?

 

実際に拡大している格安SIM市場

実際に格安SIMの市場はどんどん広がっており、新規プレイヤーも参入し活発化しています。

こちらの調査結果だと、MVNOの市場規模として契約回線数が右肩上がりで増えているのがわかります。

国内MVNO市場規模の推移(2016年9月末) « ニュースリリース | 株式会社MM総研

以下の記事だと、格安SIMの利用者は14.7%だそうです(2016年9月調べ)。

格安SIMの利用率は14.7%、3月比で約3%拡大。シェアは楽天モバイルが首位、OCNを逆転:MMD研究所調査 – Engadget 日本版

 

Googleトレンドでみても、このように検索キーワードの量は右肩上がりです。

体感的に格安SIMの存在感が増してるなと思っていましたが、いろんな数字をみても市場が拡大しているのは間違いなさそうです。

 

手続き簡単だが基本はセルフサービス

今回mineoに申し込んでみましたが、手続き自体は簡単ですし、自分の既に持ってる端末からの乗り換えであれば、それに合った格安SIMのサービスを選び、料金プランを選べばそれほど問題なく対応完了するでしょう。

基本はセルフサービスなので、それに耐えられない人は格安SIMには向いていないでしょう。実際、キャリアとサービスが違ってくる部分で困る人が増えているようで、国民生活センターへの相談件数が増えています。

格安スマホ会社の料金設定は比較的安価であり、消費者にとっては、自分の利用実態に合わせより多くの契約先から選べるようになりましたが、今まで契約していた携帯電話会社と違う点もあるという特徴を理解して利用することが重要となります。

引用:こんなはずじゃなかったのに!“格安スマホ”のトラブル-料金だけではなく、サービス内容や手続き方法も確認しましょう-(発表情報)_国民生活センター

 

ただ、料金が劇的に安くなるのは事実で、複雑な携帯料金を違約金やMNP手数料、端末の分割払いなどを様々計算し、それでも格安SIMに乗り換えた方が安くなることを確認しました。いやーこのあたりの計算と手続きは正直めんどうでした。

 

使ってみた感想

通信速度は、キャリアより昼間はやや遅いかな?という感覚がありますが、それでも大きな影響はありません。

あと自分がどれぐらいの容量を通信してるか、キャリアの時はあまり意識していませんでしたが、実際に使って測ってみるとほとんど使っていませんでした。ああ、やっぱり無駄だったんだなと実感しました。さらに、インターネットに接続すると容量減るな、と思うと、SNSなど集中力と時間を奪うものを抑制することになっており、集中力を高めるという副次的な効果を発揮しています。笑

あと電話は楽天でんわを使ってます。通話料はこちらのほうが安いです。

楽天でんわ: 電話アプリ

個人的には、電話は相手の時間を奪う側面があると思っているので、あまり使わないようになってますね。

 

最近格安SIMのCMがバンバンやってますし、ユーザのニーズはキャリアの高い料金を不満に思っているのだというのがわかります。興味がある方は是非どうぞ。

mineoに切り替えようと思う方は、こちらを買っておくとMNP接続料がタダになります。