突然気になったので、ゴレンジャーなどのスーパー戦隊シリーズについて、調べてみました。
スーパー戦隊シリーズとは?
ご存知の人も多いと思いますが、ゴレンジャーから始まった、5人の戦士が悪と戦うテレビシリーズです。
最初は1975年のゴレンジャーで、そこから現在まで続いています。男の子なら、誰しもが自分が見たスーパー戦隊の思い出があるんじゃないでしょうか。
スーパー戦隊をなぜ調べようと思ったのかといえば、ここまで続いていて、しかも毎年シリーズが新しくなっているので、世相を反映してきたんじゃないか、と思ったのです。
特に最近興味を持ったきっかけは、女性メンバーが二人になっていたことでした。自分がこどもの頃の記憶だと一人だったので、いつの間にか二人になっていたんだな、と。それなら、いつ女性メンバーが増えたのか、を調べると世相との関係がわかるかもしれない、と思いました。
データソースは全てWikipediaです。Wikipediaめっちゃ便利。
性別でみるスーパー戦隊
まず早速、性別の観点から見てみましょう。以下は、41のスーパー戦隊で、男女の人数を示したものです。
相対的にみれば男性が多いのは予想通りなのですが、女性の人数はどこかで1人から2人に変わったというわけではなく、回によって1人・2人が変わっています。最初に女性が2人になったのは、1984年のバイオマンで、そこから何度も2人になっています。
女性の社会進出の増加などが関係しているのか、と最初は予想していましたが、どうやらあまり大きく関係はなさそうです。ただ、最近は女性2人が定番になってきた感じはありますね。
ちなみに、途中、女性が一人もいないシリーズがありました(1981年のサンバルカン)。しかし、女性から不人気だったため次のシリーズからは必ず女性は最低一人は含まれているそうです。
人数でみるスーパー戦隊
次は、人数がどうなったのかを見てみましょう。以下は、スーパー戦隊の人数をヒストグラムで表したものです。
一番多いのは5人ですが、3人から9人まで幅広です。特に途中から「6人目」みたいな途中参加メンバーがひとつの定番になり、5人以上になるケースが多くなっています。それにしても、最新のキュウレンジャーの9人は、その中でも突出して多い。さらに追加メンバーもあるんだろうか・・・。
色でみるスーパー戦隊
最後は色を見てみましょう。スーパー戦隊の色は、結構種類が多いって知っていましたか?
一番多いのは赤と青。全シリーズに入ってます。次が黄色、ピンク、緑と続きます。このあたりはみんながイメージする鉄板のカラーではないでしょうか。意外に多いのは黒。橙や紫などレアな色も過去にはありました。最近は金・銀あたりが多いのも特徴です。
また各色における男女比率が以下です。
女性比率100%なのは、やはりピンクですね。黄色や白は、男女両方で使われるケースが多くなっています。少ないけれど、青や緑でも女性のケースがあるんですね。
まとめ
- 女性メンバーが2人になったのは、1984年が最初。それ以降は、1人と2人を繰り返してる
- 人数で一番多いのは5人。最近は「6人目」が定番化している
- 色で一番多いのは赤と青。男性にも女性にも使われるのは黄色・白。
これからは、女性メンバーがリーダーになったり、女性の方が多くなる、とかいろんな世相を反映していくんでしょうか。
さて、Amazon Primeで映画「イミテーション・ゲーム」を観ました。悲劇の天才数学者アラン・チューリングの実話をベースにした話ですが、ドイツの暗号「エニグマ」解読を中心に、とても刺激的でした。現在の人工知能ブームの起源ともいえるチューリングの人間模様がわかりますよ。
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