自民党のイメージが低下しているのか、Twitterで分析してみる

自民党の報道圧力に関するニュースがいろいろ騒動になっています。そんな中で、石破地方創生相が、こんな発言をしています。

自民党がガタガタとするのは政策よりも「なんか自民党、感じが悪いよね」と国民の意識がだんだん高まっていったときに危機を迎えるのが私の経験だ。政策は大事だが、「嫌な感じ」が国民の間に広まることは心しなければいけない。

「自民、感じ悪いよね」国民に広まると危機 石破氏:朝日新聞デジタル

ということで、実際にイメージがどうなっているのか、Twitterで分析してみようと思います。

例によって、ヤフーのリアルタイム検索を使います。

Yahoo!リアルタイム検索~Twitter(ツイッター)、Facebookをログインなしで同時に検索!

 

日本の政党で、議席数獲得上位5党のTwitter分析結果が以下になります。

自民党は報道以降、Twitterの件数が増えており、「感情の割合」ではネガティブが民主党に比べて多くなっています。

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政治は権力であり、常に批判される対象ではあるので、全体としてネガティブが多い傾向なのは当然といえば当然かもしれません。ただ、5党でネガティブな割合を比較すると、やはり自民党が頭ひとつ抜けてる印象があります。

あと、ツイートの件数でみると、自民や民主が多いのはわかりますが、議席数が比較的少ない共産党のツイート数が公明党や維新の党より多いです。共産党はマーケティングが結構優れているというか、ポジションがぶれないので、わかりやすいというのはあるんじゃないかと思います。

 

企業も政党もそうですが、イメージとしてどう抱かれているのかというのはとても大切です。なぜかといえば、人には「代表制バイアス」というものがあり、ある特定の事象が全体の印象を決めてしまうからです。

冒頭の記事であるように、「なんか感じ悪いよね」というイメージが侵食していくことは、組織としては良くないことでしょう。そして、こうやってネットからだとイメージを可視化できるようになっているので、そういうのも企業などのブランディングに活用できる時代になっている、ということです。

 

民衆の意思が可視化され、政治に取り込まれていく、という考え方は、まさにこの本の通りですなあ。

 

今日はこのへんで。