Twitterの分析が地方政策の立案やマーケティングに活用できるか試してみた

データ分析に関心を持っている今日このごろですが、Rを使ってTwitterの情報からキーワードを抽出して、ネットワーク図を書いてみました。地域名をキーワードにしたとき、どういう内容がTwitterで話題になっているのか、パッと可視化することができるかなと思いまして。

 

地域名を含んだつぶやきを分析してみた

以下が、2/11から2/16までの期間で、「岐阜市」をキーワードに抽出して分析した結果です(厳密には、N-gram4でネットワーク分析してます)。およそ4,000件ぐらいになりました。

gifu

名詞だけが抽出されていますが、なんとなくどういうキーワードが話題になっているのか、わかりますね。道路の通行止め、子猫の里親募集などが話題になっていることがわかります。ラブホの名前も入ってるようですね。

このあたり、つぶやいた人がどれぐらい信頼性が高い人なのか、定型文をつぶやいてるボットみたいなものなのかで、重要性を判断できると面白そうな気がします。

 

ただなんというんでしょう。あんまり話題がないなって正直思ってしまったんですが、どうなんでしょう。Twitterなどソーシャルメディアの情報を分析して、マーケティングや地方政策に活かそう、みたいな話を聞くんですが、

他の都市も見てみようと思います。

nagoya

名古屋市は内容すらよくわかりませんでした。笑

 

今回の分析結果だけでなんとも言えないとも思うので、もう少し定点観測してみても良いかもと思っていますが、Twitterユーザーの傾向としては、次のような分析結果があります。

相関ランキングを見ると基準地価:商業地や基準地価:住宅地、基準地価:工業地などとの正の相関が非常に強い。Twitterユーザー数は地価とほぼ正比例していて、地価が高いほどユーザーが多いという結果を表している。

Twitterユーザー数 [ 2013年第一位 東京都 ]|新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]

 

つまり、Twitterについていえば、都市型のソーシャルメディアであり、地方都市など人口が減っている地域については、マーケティングや地方政策には活用しづらいんじゃないか、という印象です。

あとは、もっと対象件数を数十万件規模まで増やしたり、地域ではなく企業名や商品名などでマーケティングに活用するなどは、アリかもしれないですね。

今日はこのへんで。

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