いろいろ新年になって予測関係の記事が出ていますが、僕もひとつ予測というか近い将来で思うことをひとつ。個人的には今年はドローンが拡大していくんだと思っています。 一昨年は電子書籍、昨年はウェアラブルが個人的にブレイクした年でした。
ドローンとは?
ドローンというのは、無人飛行機のことです。
昔から無人飛行機はありましたが、最近はITと結びついて、手軽に高度な操作を行うことができるのが特徴になっています。
ドローン技術の進展については、このあたりの動画を見るとわかると思います。すごい進んでます。
米アマゾンがほれ込んだ スイスのドローン魔術師 :日本経済新聞
たくさん新しい商品が登場している
個人向けでお手軽に買えるドローンが登場してきてます。
【買ってよかった】 一万円ぐらいで買えるドローン『ローリングスパイダー』が楽しい | IDEA*IDEA
僕としては、このZanoが欲しいですね。KickStarterで資金を募ったところ、大幅に超過するぐらい資金が集まったというシロモノです。
スマホでカメラを調整でき自動追従モード搭載で「自撮り」に最高の小型・軽量ドローン「ZANO」 – GIGAZINE
Zanoには、これだけ小さい機体ですが優れた自動制御機能がついているそうです。これぐらい高度な機能がついて、スマホから操作できる機械が、手が届く価格で売っているのですから、時代の進化に驚きます。
上空からの自己撮りができる超小型ドローンZanoには優れた自動制御機能あり – TechCrunch
個人利用だけじゃなくて商用にも、アマゾンが配送に使うという話もありますし、農業の肥料散布など、様々な領域でドローンは使われるだろうと予想されています。
無人航空機「ドローン」 流通革命にとどまらないその影響 データ収集が導く「新たなフロンティア」 WEDGE Infinity(ウェッジ)
溺れる人を救うためのドローンプロジェクトが始動へ – TechCrunch
センサーを積んだドローンが空から様々な情報を集めて、新しいデータ分析などに基づくサービスも生まれるでしょう。
さらに今後は、このあたりの法規制も進んでいきます。
「ドローン」航空法で規制 民間企業の利用急増、事故や軍事転用を懸念 (1/2) – ITmedia ニュース
これからはどういう社会になる?
今後、ドローンは市場拡大を続け、雇用も創出すると予想されています。
米国際無人機協会(Association for Unmanned Vehicle Systems International:AUVSI) が発表した「ECONOMIC REPORT」によると、ドローンの市場規模は2025 年までに米国内だけでも820億ドル(約9兆6000万円)に達し、10万以上の雇用を生み出すと予測している。
「機械との競争」のTEDスピーチでは、これまでの時代では、汎用的な技術が生み出されると、いろんな領域で活用されて生産性が大きく向上してきた、と説明されています。ドローンも汎用性が高く、いろんな領域で使われていくことになるでしょう。様々な分野で生産性が向上していき、競争優位性が変わっていきます。
また、上記スピーチでは、生産性が向上しても雇用が生まれてきていないと言われています。今後、技術がどう使われ、そして雇用が創出されていくかは、法制度なども関係していくかもしれません。また、関係する人たちは新しい価値を探る必要があるかもしれません。ゲームチェンジャーは遠くから急にやってくると言いますしね。