休日なので、ライトな感じでいこうと思います。先週起こった、中国の食肉偽装事件で、マクドナルドやファミリーマートが影響を受けました。商品が販売中止になったり対応が行われていますが、Twitter上でどういう影響を受けているのか、軽く分析してみました。
Yahooがこういう面白いサービスを提供しているので、これで分析してみます。
マクドナルドとその競合
最初がマクドナルドと、その競合あたりを見ようと思います。
Googleトレンドで、マクドナルド、モスバーガー、ロッテリア、ケンタッキーの過去1ヶ月間の検索ボリュームを比較した結果です。
わかりづらいですが、青がマクドナルドです。7/22にマクドナルドの検索ボリュームが一気に増えているのがわかりますね。
で、Twitter感情分析を使うと、こうなります。
横並びで見てみると、マクドナルドがあまり感情面で大きな影響を受けてないように見えます。ロッテリアの方が残念な結果。。。中国産のチキンは全て中止したり対応が比較的早かったのが良かったのかもしれないですね。
それにしても、モスバーガーのポジティブ感は半端ないですね。トータル件数は少ないものの、ここまでポジティブなイメージを作り出せているのは、すごいなって思います。
ファミリーマートとその競合
次がファミリーマートです。
同じようにGoogleトレンドで、ファミリーマート、セブンイレブン、ローソンの過去1ヶ月間の検索ボリュームを比較した結果です。
元々ファミリーマートは他の2社に比べると検索ボリュームが小さいのですが、今回の騒動で検索ボリュームが上がっているのがわかります。
で、Twitter感情分析でみてみると、こうなります。
横並びで見てみると、ファミリーマートはあまり評価が良くないですね。注目度という意味ではローソンが高いのですが、感情面でのポジティブさはセブンイレブンが一番高い感じです。
こうやってみると、今回の騒動で大きなインパクトを受けたということはあまりないかもしれませんが、そもそもの企業イメージがこういうTwitterの分析などで可視化してみると面白いもんだなって思いました。恐らく各企業はこういう分析を既に行っているんだと思いますが、やはり長く愛されるという意味では、売上だけではなくイメージや感情に注目する、というのは経営上重要でしょう。