「「Chikirinの日記」の育て方」を読みました。ブログを書いている方には、おすすめです。
ブログに対する考え方や、多くの人から注目されるブログメディアに至るまでの経緯などが詳細に綴られており、ブログを書く立場として読むと、様々なことが参考になりました。
自分のメディアを育て、ブランド化する
本書の中で、「Chikirinの日記」が多くのアクセスを得るようになった頃に、ブログを分けたと書いてあります。それは、「Chikirinの日記」というサイトの価値を向上させるために行ったのです。
一部引用すると、こう書いてあります。
自分のサイトを育てることは、将来何か新しいことをやるためのインフラを整備し、維持しておくようなものです。ライターを目指すのでも収益化を目指すのでもなく、「Chikirinの日記」という場所の運営者として、その場所の価値をできるだけ上げていくこと、それを目標として設定したことは、ちきりん活動の指針の大方を規定する、重要な決断だったと思います。
何を目的とするかによると思うのですが、どんな場合であれ、メディアを育てるためには「ジャンルを絞り込む」のが良いとされています。「Chikirinの日記」も、社会的なネタ以外を取り扱わなくなり、別のブログで書くようにした、ということです。(今は合計4つになっているようです。)
僕はこれを読んで、「自分のメディアを育てる」っていうのは、具体的にこういうことなんだなって思いました。どちらかというと、このブログでも自分の興味があることを書いてきました。膨大なアクセスがあるわけじゃありませんが、無駄に記事数だけはあるので、それなりのアクセス数が日々あります。ただ、もっと自分のメッセージを先鋭化し、メディアとして価値を高めていこうと思えば、書く内容は精査した方が良いのですね。
サッカーブログをこのブログから独立させました
というわけで、このブログはこれまで多かったIT系を中心にした記事を書く場として再定義するとともに、あまりにもジャンルが違うサッカー系の記事は、別のブログで書くことにしました。
Synapse Football
今後は、こちらでサッカーのマネジメント系の記事を書いていこうと思います。また、Twitterアカウントも新設しました。サッカー系の記事のシェアなどは、こちらで行っていきます。
synapse-football (synapsefootball)さんはTwitterを使っています
管理するメディアを増やすのは、手間が増えるので躊躇していたのですが、「「Chikirinの日記」の育て方」を読んで、踏ん切りというか勢いがつきました。ブログ書いてる人は、一度読んでみると良いですよ。