Jリーグの赤字クラブが多い現状と、今後の打開策について

Jリーグの平成24年度の収支発表がありました。気が向いたので、FC岐阜の財務状況をさくっと見てみようと思います。

J2 H24
単位:百万円、データ元:www.j-league.or.jp/aboutj/document/pdf/club-h24kaiji.pdf)

あかん、赤字や。。。赤字でしたよ。J2全体で比べると、売上高もそれほど高くないし、当期純利益(損失)もマイナスになっていました。

 

サッカークラブの収益状況とクラブライセンス制度

Jリーグの収益構造は、「広告料収入」「入場料収入」「Jリーグ配分金」「その他収入」に分かれます。割合で見ると「広告料収入」が最も多く、「入場料収入」と「その他収入」が半々程度のような感じです。J2の場合は、入場料収入が低い傾向がありますね。

営業収入内訳の推移

これまでJリーグ全体が赤字傾向にあり、これが問題視されてクラブライセンス制度が開始されました。今年は導入された最初の年で、ここから3年連続で赤字だと、クラブライセンスが剥奪されてJFLへ降格することになります。

財務基準 年次財務諸表(監査済み)を提出し、Jリーグの審査を受けること(A基準)。その際、3期連続の当期純損失(赤字)を計上していないこと[3](2012年度-2014年度の3年間以降で算定[4])および債務超過でないこと(2014年度から算定[4])が必須条件となる 移籍金や給与の未払いが生じていないこと(A基準)

Jリーグクラブライセンス制度 – Wikipedia

で、それぞれのクラブが経営努力をしており、赤字クラブは減少傾向にあります。

Jリーグ赤字クラブは18→12に  – サッカーニュース : nikkansports.com

 

ただ、横浜FMや名古屋など大きなクラブが赤字になっている現状もあり、これはJリーグ全体の観客動員数が伸び悩んでいるということも要因になっているようです。

Jリーグ観客動員データ |FootballGEIST

 

Jリーグ全体の今後の経営戦略

地元クラブとして、着実に地元企業からスポンサーを獲得して安定経営している甲府のようなクラブもある中で、Jリーグ全体としてのパイをどう広げていくか。今積極的に進められているのは、アジア市場への進出です。

Jリーグはアジアを目指す ~生き残りをかけた600億円市場 獲得戦略~ – NHK 特集まるごと

詳しくは上の記事を読めばわかると思うのですが、放送権料による収入をはじめとする収益機会をつくろう、ということで、基本的にはヨーロッパの有名クラブと同じような戦略です。

 

今後経済発展するアジア市場で、Jリーグの質やこれまでの成長性は評価されているので、あとはマンUのように、まさにビッグクラブと認知されるようなブランド戦略が重要なのかもしれません。カズもビッグクラブが必要だ、と言っていますしね。

カズ 開幕から20年、Jにはビッグクラブとスターが必要 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

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