最近の生茶のCMを見て、ふと思った。
これ、何を伝えたいメッセージなんだろう。自分の感覚を信じろ、ということか。
このCMを見て、「綾鷹」のCMやマーケティング戦略が優れているな、と思ったことを思い出した。
データが正しいとか、そういうことが重要なのではなくて、「急須に入れたものに近い」という印象を与えることが重要なわけ。「おいしい」という抽象的な尺度ではなくて、「急須に入れたもの」という評価軸を持ちだした点がうまいと思う。
個人的には、生茶のような打ち出し方より、綾鷹のように評価軸を提供する方がマーケティング戦略的には勝ちな気がするな。だって、人って結局何で商品を買うのか、わかっているようでわかっていないから。特にこういう商品に関しては。
この記事で、綾鷹がどういうマーケティング戦略にしたのかがわかる。
Business Media 誠:仕事をしたら“緑茶”が売れた:なぜ「綾鷹」が売れているのか? ヒットの秘密を探る (1/5)
どの商品がどの程度売れているのか、データがわからなかったのが残念。
それにしても、お茶の市場って激戦区だよね。おーいお茶、生茶、伊右衛門と続き、いろんなお茶が市場に投入されている。個人的には、お茶じゃなくて水の方が安くて好みです。