先日「ひみつの嵐ちゃん」をちょっと見てたんだが、すごい櫻井くんが真っ当で人生のためになることを言っていた。うろ覚えだけどメモっておく。
学生から質問を受ける形式だったのだけど、ある生徒が「嵐の仲良しの秘訣を教えてください」っていう質問があった。これの答えが、すごい人間関係の真髄を表している気がした。櫻井くんは「遠慮と我慢の設定」と答えたのだ。
いくら仲良しだとは言っても、自分の苛立ちや不機嫌さを簡単にぶつけてしまうのはナンセンス。しかし、我慢し続けると悪い部分も何も変わらないので、本当に信頼できる関係にはなれない。だから、遠慮と我慢のラインをどこに設けるかを考えて付き合うことが重要だと言うのだ。
これを聞いて、感心してしまったよ。すごい人間関係の妙を端的に表現してるんじゃないかと。
いろんな人といろんな関係があるが、すべてこの「遠慮と我慢」のラインをそれぞれ引いている。あまり関わりが薄い人に対しては、ほとんど自分に実害がないから一時的に高い我慢を強いられても耐えられるけど、距離が近くなるほどそうもいかなくなる。だからといって感情をぶつけすぎても関係性は壊れる恐れが高まる。
どこまで遠慮や我慢をすることが、お互いの関係性によって良い方向に向かうのかを考えるのは、とても良い示唆だと思う。