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病院のスマート化

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岐阜の特定地域で、MEDICAという医療用のICカードが運用されてるそうな。

medica(メディカ)とは・・・

 

これまでの病歴とか連絡先などが記録されていて、特に救急の場合に迅速に適切な対応を行うことを想定しているらしい。

 

2009年5月より、岐阜県美濃加茂市の社会医療法人木沢記念病院を基幹病院として、岐阜県美濃加茂市、可児市、加茂郡坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村、可児郡御嵩町の2市7町1村で運用開始。2010年4月岐阜県笠松町の松波総合病院も基幹病院となる。恵那市立恵那病院を含め現在は6市8町1村で運用。

 

あと、GEMSISというシステムも構築されていて、対応できる医師がいる近い病院を素早く割り出すことができるらしい。へー。

 

 

 

スマートシティとかスマートハウスとか、IT技術を使った「スマート化」が叫ばれているけど、こういう取り組みで病院だったり救急医療体制がスマート化されるのは素晴らしい。

面白いのは、こういう流れは都市部以外のところでも発生していること。最近「課題先進国」という言葉があるけど、日本の郊外や過疎地域がある意味「課題先進国」になっている。お金がなく人も減る状況で、どうやって生活基盤を確保するか。そういう解決策は、東京とか都市部以外のところから生まれている。


それにしても、こういうICカードが普及すれば、毎回問診票に名前とか住所書かなくても良いし、自分の病歴は自分で正確に管理できるし、医療費控除申請とかも便利になりそうだ。

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