ガイアの夜明けで就職活動が特集され、厳しい世の中を感じて気持ちが暗くなってしまった人。そんな人はドラッカーを読んで、世の中の仕組みを理解しよう。
久々に読んだドラッカーは懐かしい感じがした。相変わらず事象の捉え方が鋭く、はっとさせられることが多い。ドラッカーのすごさは、豊富な知識を時間と地理の軸から、目の前の事象に対する新しい視点を与えてくれることだと思う。
僕は、今後も労働集約産業ではなく、知識集約産業がもっと発展するのだと思っている。だから、個人としてはいかに幅広く深い知識を身につけるかが重要だし、組織はその知識を活かし、組織に蓄積・発展させる仕組みが重要になるだろう。より一層。
だから、大人になっても勉強しないといけない。知識を蓄えて、アイデアを生み出せる人でいつづけなきゃいけない。ドラッカーを読むと、いつもそういう気持ちにさせてくれる。
あと、ドラッカーが学校の役割にも言及していたのは印象的だったな。
彼らは何よりも、昔の学校が関心の対象にしてこなかったことを学ぶ必要があります。つまり彼らは、どのようにして学べばよいのかを学ばなかればならない、ということです。
今後の学校はぜひそうであって欲しい。
ドラッカーの講義(1991-2003)~マネジメント・経済・未来について話そう~ P.F.ドラッカー リック・ワルツマン アチーブメント出版 2010-09-30 |