少しタイミングとして出遅れた感があるが、今更ながら読んでみた。やはり良い。
スタンフォード大学のスピーチにしても、iPhone発表時の基調講演にしても、見ていて気持ちが良いものだ。その秘密がこの本に書いてある。
日頃、少なからず資料をつくり相手に説明する立場にあるだけに、反省すべき点が多い。
相手が抱いている問題を提起できているだろうか?
それに対する解決策を提示できているだろうか?
重要なポイントが明確になっているんだろうか?
余分な情報で混乱や退屈を招いていないだろうか?
そして、相手の期待に応え、超えるために十分な練習をしただろうか。
現実は難しい。それでもそれをできる人はいる。少しずつでも見直したいなあ。資料作って説明する機会が多い人は、一度は読んどけって感じ。
本の中に出てた、Slideshareのコンテスト入賞作品をみれば、良いプレゼンというのはどういうものかイメージできる。上達するには、良いプレゼンを見る機会を増やすこと。
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